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編集部だより

志村 2007年7月28日 pagetop

 ちょっと前の話しですが、毛皮族の軽演劇見ました。笑いました。お東陽先生の下ネタnightで楽しみました。そんなこんなで某清涼飲料水のCMさながらのすっかりさわやかな夏です。
 7月も終りかけの本日、シマトラさんフェアを先にお申込み頂いてた書店さんへ販促品を産地直送いたしました。が、未だ御案内しきれてないお店もたくさんある。まとめたらいちど参加書店さんをアップさせていただきます。諸々すまねぇ…。8月下旬発売、後藤友香嬢の『正義隊2-悪の野望編』発売記念・正義隊フェスタも御案内できる状態までになったので、こちらも全貌をまた近々白日の下に。
 ここんとこ体調が優れないような気もするが、愛の戦士(自称)・末井幸作氏の弁によると、この世に風邪と花粉症は存在しない(有り得ない)そうなので、たぶん気のせいだと…って、んなワケないでしょ。暑さ寒さも彼岸まで、と心に刻んでおくよ。まいっちんぐ。
 アックス編集部、只今たのきんトリオくらい全力投球です。オタノシミニ。蒸すので以前撮ったさわやか写真をおいときます。(つぴこ)

イルカは要るかい?(凍)

「あたくし、城みちるを背中に乗せたことがあるんざますのよ〜」と右側が自慢してるかどうかは定かではない


手塚 2007年7月26日 pagetop

 24日午前は書類書きで終ってしまった。午後2時より会計士さん来社。ワタシと経理の高市3人で決算の最終打合わせ。5時にまた高田馬場にあるスキップへ行かなければならないのだが、決算打合わせの時間が押してしまい、バスの時間に間に合わないので馬場まで自転車をこぐこと20分。島本慶さんと打合わせをしていたら、スキップの佐藤さんが我が社の新聞配達用自転車に気づき「スゴイのに乗ってますねー」と感心された。立ち上げたばかりの時には、男衆がこの自転車の荷台に段ボール箱2個を積み上げて取次に搬入してたくらいだからとても頑丈。これで街中をぶっ飛ばすと迫力満点だ!
 夜よりいよいよアックス編集作業を本格的に始動。でも明日も社長業で半日つぶれちゃうんだよなぁ。今夜も家まで歩いて帰ろー!
 25日午前中、高市ぴいこと二人で金策最終大詰めにて新宿へ。午後ひたすらアックス作業。夜食事を作る時間があまりなかったので、簡単にカレーライス、モヤシとミョウガとキュウリとすりゴマのサラダ。デザートはヨーグルトと宴会で残った桃。夜遅くなったが頑張ってまた高市ぴいこと歩いて帰る。が…ワタクシの下半身が新宿二丁目あたりで悲惨な状態まで秒読み寸前になり、でもMAXのままがんばって新宿駅まで歩き駅のトイレに駆け込む、うっへー。
 26日、これまたひたすらアックス作業。本日は異様に蒸し暑い。ので夕飯は冷やチュー(冷やし中華・命名は高市)と枝豆入りおから。デザートはヨーグルト。冷やチューの具は、キュウリ、モヤシ、韮、ハム、ミョウガ、プチトマトと盛沢山にした。ぐへへー。
【乞食びんぼう隊・スズメ編ーんぎょげっ!】
 ちゅんこを一年半も保護していたのに、なぜ即座にスズメだと分からなかったのか、その一番の要因は、体中が真っ黒ってのもあったんだけど、それは足。真っ黒で異様に太かったので、これは大きくなる鳥にちがいない、と思っちゃったんだよね。でも明るいところでよーくみたら、足に、ものすごい量の糞の塊がこびりついていたのだ。体にもまだいっぱい糞がついている。どーりで臭いわけだ。
 それにしても、全身ベタベタで汚れがひどい。翼もホワ毛もバリバリのカチカチ状態。どうしてこんなことになったのか? 工事現場の接着剤の中に落ちたのか、それとも故意に何かを吹きつけられたのか…。さらによくみると、あちこち羽根が抜けていてハゲだらけ。よく生きていたなと思うくらいに状態が酷かったのだ。金曜日と土曜日の夜はワタシの家に連れて帰ったのだけれども、最初はまったく何も食べてくれず…。ヒナは3時間くらい空腹でいると死んでしまうので、人間の食べ物はホントはやってはいけないんだけれど、ホットケーキの切れ端を祈るような気持ちで与えたら、いきなり食らいついてきた。ああよかったっ!
 土曜日の午後に鳥博士の秋山亜由子さんが、栄養が全て入っているというヒナ用の餌を3種と粟玉を持ってきてくれた。秋山さんとこのインコちゃんがつい最近まで食していたもので「とりあえずコレを混ぜ合わせて食べさせて下さい」とのこと。60度以下のお湯で溶いてあげると、これがもう面白いくらいに食らいついてきた。よかったホントによかった! 小児用リポビタンDを薄めた飲み水も美味しそうに飲んでくれ、高市も一安心。秋山さん、ありがとう! あ、ちゅんこの祭壇のお花もありがとー!
 で、体についているものが毒性だと大変なので、一刻も早く医者に連れていったほうがいい、という秋山さんのアドバイスにしたがって、月曜日、高市ぴいこが三鷹の病院まで連れていく。寄生虫もいないし骨折もなし。でとりあえず足についている糞の塊をとってもらう。いっぺんに体中の糞をとるようなことをするとショック死もありえるので、体の糞は毎日少しずつ、オリーブオイルを脱脂綿でぬり、軽くふいてやる、という地道な介護をするように指導された。少し糞をとってもらったのでニオイは和らいだけど、でもまだクサイ!
 リリースできるかどうかまだ分からないけど、とりあえず体の糞とベタベタ状のものをキレイにふきとらなくてはならないし、餌は30〜40分間隔で与えないといけないし、室温調節にもいつも気を配らなきゃいけないし蚊取り線香も焚けない。ああ、ちゅんこが戻ってきたみたいだ。朝、死んではいないかとドキドキする毎日がまた始まるんだなぁ。ヒナはホントに弱いから…。
 それにしても幸作クンの拾ってくるものはなんでこうなんだろうか。奇形とか糞だらけとかさぁ。まあ、そうだから巣からはねとばされたんだろうけど。家に連れて帰ったときも、部屋中ものすごい臭いが充満して大変だった。クサイしボロボロでハゲてる乞食びんぼう隊のスズメっ子。これもまた我が社にくるべくして来たのだろうか? でもすごく健気に生きてて可愛いのであった。んぎょげ!(手塚)

東陽01

目がぱちくりのヒナっ子。まだベタベタしてますが随分スズメらしくはなった。

東陽01

足の指までは何とかふき取ったがその上の塊は病院でとってもらった。乞食びんぼう隊のボロボロのヒナっ子。ああなんて健気!


手塚 2007年7月23日 pagetop

 22日日曜日、午後から出社したのち、夜お東陽先生のイベント「ダーティ工藤監督作品・東陽片岡のルサンチマン」完成記念トークが行われている阿佐谷のよるのひるねへ。といってもすっかり遅れてしまし、ほとんど終るころに着いた。写真は水村クンが撮っててくれたので、それをアップ。最近女性ファンもジワジワと増えてきたお東陽先生。この夜も、女性のお客さんが結構いらっしゃって、店内は満員御礼。いよいよモテモテ人生に突入か!? というお東陽先生、しかしトークの内容は相変わらず下ネタバリバリだった模様。ま、ダーティ工藤監督と永田王さんとのトークショーなので、当然というか自然の流れ。終了後、よるひるで軽く打ち上げ。
 23日、午前中は荷造りやらなんやらの雑用。2時にシマトラが書店さんに置いてもらう手書きのポップを持ってきてくれた。が、私は別件で来客があったのであまり話が出来なかった。せっかく御足労いただいたのにスマンだす。
 さてさて、先日書いたところの大事件勃発の件。それは、またアイツがしでかしやがった…。アイツとは天下のゴム人間末井幸作、しでかしやがった事とは拾い物。拾い物? 何を?…。それは鳥のヒナだぁー! ちゅんこはホントに可愛いかったけど、死んだ時はとても辛くてなかなか立ち直れなかったし、第一毎日の世話がものすごく大変で日曜も何もなかったので、もう生き物は絶対に拾ってくるなとあれほど言ったのにこの始末だっ。
 それは20日の午後、物凄い足音と共に現れた幸作ちゃんが「これ、プレゼントです」といきなり紙袋を差し出した。見るとそこには見たことのない真っ黒の小鳥のヒナが…。「そばに絶対に親鳥がいたはずなのに何で拾ったんですか!」と怒る高市に「いなかった、よーくみたけど絶対にいなかったもん」と言い張る幸作。「世話もできないくせに拾っては何でこっちに押し付けるんだ、バカヤロー!」と怒鳴るワタシに「何でもするからさ、ホントに何でもするよ」と子供みたいにウソつく幸作。「ちゅんこのときだって世話したためしがなかっただろーがっ、そうやっていい加減なことをいうんじゃないよ、このボケッ!」と怒髪天を衝くワタシ。親から離されたことを思うとホントに胸が痛むんだよね。
 でも連れてこられてしまったので、とりあえずちゅんこの時に使っていた用具一式を倉庫から取り出して、タオルを敷いて冷えないようにして小さなヒナ用のカゴに保護。でもこのヒナ、真っ黒だしなんだかものすごい異臭を放っている。高市と二人で「これは一体何のヒナなんだろう」と観察していたら、背後に幸作ちゃんが来てデカイ声で「どうですか?」なんていうもんだから、真っ黒いヒナは急に怯えだして「ヒー、ヒー、ヒーッ」とまるでヒヨドリのような声で叫んだのでてっきりヒヨドリのヒナかと思っていた。
 さらに、あまりにも怯えるので掌に抱いてやると、体中ベタベタしたものがついていて羽根が固まってしまっているではないの。あわててぬるま湯で拭いてあげたら、背中の色が茶色に変わった。流れ落ちたぬるま湯はベタベタの液体になっている。「えっ、茶色?」だけど、それ以降まったく鳴かないのでやっぱり何のヒナだか分からない。
 ここはひとつ鳥博士の秋山亜由子先生に判断してもらおうとデジカメで撮って画像を送ったら、「これはスズメですよ」との返答が。ゲーッ、スズメっこなのか! それにしても臭い、あまりにも臭い! さて、どーしたものかと途方に暮れる青林工藝舎、そしてどうなったかというと、続きはまたのちほど。次回は「乞食びんぼう隊・スズメ編」であります。ホイホイ!(手塚)

東陽01

エグイ下ネタに女性ファンもうっとりの一夜。お東陽先生、現在花嫁、熱く募集中!

東陽01

ぬるま湯で拭いたら茶色になったけど、羽根はボロボロ状態。どんな顔かはまたのお楽しみ。


手塚 2007年7月22日 pagetop

 20日午後2時、塩竈市役所の方が2名、8〜9月の原画展&トークショーの件で打合わせにみえた。契約書そのほかに捺印してしばし歓談。おみやげに塩竈のクッキーと地酒をいただく。
 3時過ぎ、シマトラが「トロイメライ」160冊にサインのため来社。160冊もあるのに休みも入れずにぶっ続けでサインを入れてくれた。お疲れ様です。サインが終盤にかかったころ、7時から花くまゆうさくさんと対談予定の古泉智浩さんが早めに来社。花くまさんが到着してから三人でしばらく雑談。シマトラと花くまさんは、なんと初対面だった。夜の対談なので、豚冷シャブ、筍とワカメと薩摩揚げの煮物等々、適当に数点パパッと作る。
 21日午後出社で一仕事。夜、末井幸作主催の飲み会がどうやら我が社の和室で行われるらしい。ってあまり詳しい話をきいていなかたんだけれど、問い詰めたら5名いらっしゃるとのこと。お東陽片岡先生に、秋山みみこさん(アッキー)、創出版の久保さん、作品社の福田さん、風塵社の加藤さん(マタンゴちゃん)。いつの間に呼んでいたのだろうか? まあとにかくあわてて食事を作る。昨日の材料が結構残っていたので、同じようなものと、ニンニクの芽と豚肉のオイスター炒めやら、韮とミョウガとシラスのあえ物等数点に、ご飯を5合炊いた。「東陽先生を囲む夕べ」とかいってたけど、結局それで女性陣を呼ぼうという魂胆だった幸作ちゃん。だからなかなか言わなかったんだよな、まったく。
 ワイワイと賑やかに繰り広げられた宴にすっかりご満悦の幸作ちゃんは、ビールをグイグイと飛ばすわ飛ばすわで、止まんなくなっちゃった。あれ、一体どのくらい飲んだのだろうか。終電組が帰った後、福田さんとマタンゴちゃんが残ってくれて幸作ちゃんのお相手を。夜中2時半ごろやっとダウンしてイビキをかきだしたので、洗い物などの後始末を手伝ってもらい、大イビキの幸作を置いて家に帰る。時計を見たら4時近くになっていた。それにしても楽しい宴会でした。皆さん、お疲れさまでした!
 と、千客万来の我が家なんだけれど、そんな中、我が社に大問題が勃発しているのであった。来週からアックスがいよいよ追い込みに入るわ、資金繰りの最終段階をクリアしなきゃいけないわ、とヒジョーに忙しい週なのに、こりゃあ一大事! どーする青林工藝舎!? ということで、この続きはまたのちほど、ホイホイ。
(手塚)

東陽01

黙々とサインを入れるシマトラ。落款もカッコイイよ

東陽01

お東陽先生を囲む夕べのメンバー。笑い声が絶えない宴会だった。


手塚 2007年7月19日 pagetop

 帰省したりして4日間も帰りのウォーキングができなかったので、昨日の夜はさぞかし疲れるだろうと覚悟していたら、いつも通りスイスイ歩けた。へー、そんなもんかね。新宿駅に着いたのが夜の11時ぐらいだっけど、駅前でストリートミュージシャンが何人か歌っていた。その中で一際人だかりがしている歌手がいたのでのぞいてみると、ロリロリアニメ系のわりと可愛い女の子。例の細い喉から搾り出すような一見かわいらしそうな声でファンと会話していた。ファンつーのが仕事帰りの背広姿のサラリーマンがほとんどで、みんなものすごく高そうなカメラでガンガン撮影していた。新宿にはあまり似合わない光景で可笑しかったなー。
 午前中、高市ぴいこと水村クンと三人で、ビル入り口の掃き掃除と花壇の草むしり。ここ数日間の雨でみるみるうちに伸びてしまっていた。草をむしっていると、スズメっこが集まってくる。なんでかっつーと、花壇の土が掘り返されて柔らかくなるので、土の中の虫を食べに来るのだ。土の薫りが分かるんだろうな。野鳥ってすごいわ。
 午後は高田馬場へ。編集プロダクションスキップ代表でペーソスボーカルの島本さんに会に行く。高田馬場へは東京女子医大からバス一本でいけるのでこれは便利。ICカードでも乗れるしね。ここでも「この先どうしたらいいんだろうねー」という会話がほとんど。零細中小企業はみんな大変なんだよ。でもうちが一番大変か、ははは。島本さんは本日これからペーソス横浜ライブに出かけるのだった。ペーソスには我が社の10周年記念パーティでもライブをやってもらうのだ。うふふ。
 7月28日から広島現代美術館で始まるしりあがり寿さんの個展の件で、現代美術館に連絡等々。これからグッズを各20コ作らねば、うっへー。でも全部売れたらいいな。
 今日の夕食は、キャベツ&コンビーフ炒め、ジャガイモとインゲンとタマネギとベーコンの醤油バター煮、モヤシとミョウガとキュウリとすりゴマのポン酢合え、カブと油揚げのみそ汁、デザートは特売のスイカ、以上。
 夜、水村クンに手伝ってもらってしりあがりさんのグッズ作り、今夜でおわるかなぁ、アックス作業も遅れ遅れでちょっと焦り気味なワタシ…。あっ、ロト6買うの忘れた! チッ、これで1億円ぐらい損したかも。(手塚)

東陽01

好評につきうさぎちゃんを再度アップ。丸っこくてかわいいよ〜ん

東陽01

うさぎちゃんの口と鼻に、萌〜!


志村  2007年7月19日 pagetop

 いやー、今月も素晴らしかったですね。コミックビームさんで絶賛連載中、丸尾末広さんの『パノラマ島綺譚』第3話。もう先が楽しみですよね。読もう、コミックビーム!(他誌の宣伝?)
 パノラマ〜といえば、先ず一般的に石井輝男監督の『恐怖奇形人間』が思い浮ぶところですね(違う?)。過去3回鑑賞しに行ったけど、もういい加減見飽きたんじゃなかろうかと思ってたけど、また見たくなってるんだけど、ソフト化とかして欲しいんだけど…難しいんでしょうな。在りし日の大井武蔵野館(だったと思う)で観た乱歩特集「恐怖奇形人間」「盲獣」「陰獣」の3本立ては、美しくて切なくて脆くて最高に鬼畜だったと記憶(称賛)。でも語れるほど覚えちゃいない。
 そうこうしてるうちに、殊更やんわりと今月も一覧注文書更新してみたり、花くまさんの『ダメ人間グランプリ』にいつ自分をエントリーしようかと思ってたり(注:公募してません)、昨日の社長日記にも書いてあるようにシマトラさんフェア用のアイテムも徐々に諸々云々と。何度読んでも泣ける作品ばかり。『ラスト・ワルツ』『東京命日』『トロイメライ』は各1365円(税込)。それぞれ劇場で映画1本観るより安い! しかも一度購入すると何度でも読める! ま、お得☆
 と言っときながら、うっかり小沢真珠様(様!?)の色香に惑わされて「人間椅子」観ました。そのセクシーっぷりもたいしたもんだが、板尾創路さんがすげー良かった。乱歩もなんか悲しいよな。(つぴこ)

各県代表、なのか?

北東北のイケてるゆるキャラ?青森県・どぐう、岩手県・カッパ、秋田県・なまはげ


手塚 2007年7月18日 pagetop

 14日、帰省する前に出社して一仕事していたら、ビルの中にひなっ子のスズメが迷い込んできた。高市と二人でなんとか外に出そうとするが、なかなか一階まで降りてくれない。ついには三階の傘立ての下に潜り込んでしまった。ものすごく怯えてて可哀相なので、早く外に出さねばと、手さげ袋を近づけたらうまいこと入ってくれたので急いで外に放したら、大雨の中、慌てて親雀が待つ枝に飛んでいった。ヨカッタ。
 16日、実家にて掃除洗濯も終ってホッと一息お茶を飲んでたらグラグラっと揺れた。ちょっとおかしな揺れ方だったので、これはどこかで大きな地震が起きたかも、とテレビをつけたら中越沖地震。なんで新潟ばかりエライ目にあわなきゃいけないんだろうか。それにしても古い家ばかりが倒壊してた。実家の家も途中で増改築はしているものの築40年なので、地震が来たらペッタンコになるかもしれない。と不安に駆られながら東京に戻る。
 ずーっと頭が痛かった資金繰だけど、今月もなんとかギリギリメドがつきそうな気配でとりあえずホッとするがまだ気は許せない。それにしてもピンチ状態が長すぎるぞ。早く脱出したいよー。でないと仕事をしていてもお金のことで頭がいっぱいになってしまい集中できねー、これじゃぁ身がもたん、っていってはみたもののスコブル元気なんですがね。
 17日午後、積み立てをやっている銀行の営業さんと世間話。やっぱり景気回復なんてごく一部だけで、実際にはまったくそんな実感が無いことは皆同じらしい。そうえいば先週、業界新聞「新文化」にあおば出版が民事再生を申請した、との記事が載っていた。「コミックジャンク」の版元だ。アックスの作家さんで連載していた人もいたので、大打撃だろう…。なんかこう景気のいい話しはないのか、オイ! 
 夜、以前から約束していた三者会談&飲み会を荒木町で。末井昭さんとテレビ局のKさんとワタシで、アングラや写真や音楽や映画、マンガ、そして政治に至までいろいろと話題が尽きない。末井さんもKさんも好奇心旺盛なおじさんで、新しいアーティストたちのことについてもすごく詳しい。末井さんのお勧めはもちろん銀杏ボーイズ、Kさんのお勧めは川上未映子さん。川上さんの歌はまだ聴いたことがないので興味津々。
 11時でお開きになりKさんはそのまま帰られた。私と末井さんはタクシーで二丁目まで移動し、ナジャへ。ナジャは移転して狭くなったけど本日はほぼ満員。元「ドリブ」の編集で現在編集プロダクションを経営している羽柴さんもいて、出版界や末井さんの借金の話で夜中の1時半まで。このところお酒をひかえていたので、久し振りに飲んだ。
 18日朝10時、新宿の喫茶店ピースでシマトラと会う。「トロイメライ」のフェア用販促品「シマトラ作品相関図」のイラストを受け取り、おみやげに揖保の糸の極上を一箱頂く。猛暑に備えてそうめんは嬉しい!
 午後、先週「週末電話します」と、とある人に約束していたにも係わらず、すっかり忘れてしまっててあわてて本日電話。最近物忘れが激しい。脳細胞が劇的に死滅してるのかなぁ、ちょっと不安。
 本日の夕食は、特売のマグロの刺し身、切り昆布と薩摩揚げの煮物、納豆、ジャガイモとインゲンのみそ汁、デザートはグレープフルーツお一人様4分の1カット、以上。
 本日の余談。ぴあのフイルムフェスティバルで入賞した横浜聡子さんという若い女性が監督した「ジャーマン+雨」という映画に、我等がひさうちみちおさんがバキュームカーの運転手役で登場しているという。この監督は映画美学校出身者で、K氏によれば「なかなか面白い映画」らしい。しかしバキュームカーの運転手ちゅーのも当たり役つーか、ひさうちさんならではの演技をしているんだろうな、ああ、早く観てみたい。(手塚)

東陽01

サボテンのチクリンと、買ったその日に高市ぴいこが思いきり逆に回して一発で壊したニワトリのキッチンタイマー。一度も使われずにお蔵入りとはあまりにも悲しすぎる。


手塚 2007年7月13日 pagetop

 段ボール入り肉まん…。当然社内で話題になった。やっぱ中国ってすごいよなぁ。肉4に対して段ボール6って、段ボールが勝ってしまっているところが中国の中国たる所以なのかもね。でももしかしたら日本でも過去に似たようなことをやっていた可能性は大かも。私がご幼少のころなんて、そーゆー偽造の裏世界が跋扈してたし。著作権関係だって昔はほぼ中国状態で、子供のご飯茶碗やズックやめんこにしたって、ディズニーや、とんま天狗、琴姫七変化なんかの微妙な変形キャラが堂々と好き放題にプリントしてあったもの。たったシゴジュウネン前の話しだけどね。
 段ボールに関する注目すべき話題は過去にもあった。国名は忘れたけど東南アジア系の難民が、日本に漂着したときに受けたインタビューで「食料が底をついてからは、段ボールをかじって飢えを凌いでいた」との衝撃的な発言をしていた。後から社内でこの話題になったときに、食に対する欲が一番深い高市ぴこりから「段ボールってお菓子の臭いがするから食べろと言われたら食べられるかも」というこれまた問題発言がぶちかまされた。
 しかしこれがあながちウソでなないらしい。というのも、トマソンカメラマンで雑学王の飯村昭彦氏の説明によれば、段ボールに使用されている接着剤にはコーンスターチが含まれているので、食べると若干ではあるが甘味を感じる、とのこと。へー、ナルホド。だからぴこりが素早く反応したってワケね。でもだからって段ボール肉まんを肯定するわけではないのでそこんとこよろしく。
 午前11時、持ち込みの女子お一人、いろいろとアドバイス。たまたまそばにあった営業用の後藤友香さんの複製カラー原画を見せたら、いたく感動してくれて、デジカメで写真まで撮った。いろいろと落ち込んだときにごっちゃんの絵をながめたい、とのこと。ごっちゃんの絵はヒトに勇気を与える絵なのだ、ナノダ。
 午後、高室弓生氏が久し振りに来社。「ニタイとキナナ」「縄文物語」を編集したときに預かっていた短編の原稿をわざわざ取りに来てくれた。高室さんは諸事情により現在のお住まいから漠然とだけ調布へ引っ越すことを考えているという。憧れの水木先生のおひざ元でもあるので、そりゃいいんではないの、とお引っ越しをおすすめ。ま、たしかに今のお住まいは遠いものなぁ。都心にでるだけで一仕事って感じだし…。
 さて、本日の夕食は、茄子とピーマンと豚挽き肉と生姜の味噌炒め、ニラとミョウガ・白ゴマ・しらすのあえ物、焼きさつま揚げの生姜醤油添え、ほうれん草と油揚げのみそ汁、アロエヨーグルト、以上。
 本日の余談をひとつ。世良田美波さんのHPの日記がものすごく面白い。冒頭の文章でのけぞったよ。あ、それから今日貼付けてある写真は決算で忙しいぴこりのパンダフォトコレクションの中からピックアップしましたがな。
 里の母の具合が悪いので、明日から連休中は台風の中帰省。ハイご苦労さん。(手塚)

東陽01

愛住公園にあるパンダの乗り物。これにまたがって揺れたらパンダと人間の交尾みたいになるから恐ろしいぞ。


手塚 2007年7月12日 pagetop

 午前午後と発送作業。原画なので厳重に梱包せねばならず、これが結構大変。でもいまのうちに済ませておかないと、これからキビシイお盆進行が待っているのでね。7月後半、どんどん予定が埋っていくのでソラ恐ろしいワ。午後にしりあがりさんから電話が入って、来年1月、某場所での某セミナーのお仕事の依頼をいただいた。来年かぁ、すごいなあ。それまでワタシってば生きてるんだろうか、なーんちゃって。
 夕方、夕飯を作っていたらシマトラから新刊「トロイメライ」のフェアの件で電話アリ。「ラスト・ワルツ」「東京命日」「トロイメライ」三作品の登場人物の相関図のチラシを作成するにあたり、ラフを見て欲しいとのこと。ファックスで送ってもらいチェック。この相関図、なかなか楽しい。これがあればもっともっとシマトラ作品が読み込めるかも。
 九州出張帰りの末井幸作ちゃんが、ブラリと立ち寄る。おみやげの九州名物さつま揚げを持ってきてくれたので、夕飯のオカズに。本日はさつま揚げと筍とワカメの煮物、モヤシとソーセージの炒め物、ほうれん草と油揚げのみそ汁、以上。
 朝出社するとまずメールチェック、というように、メールがあたりまえの世の中になったけど、実はワタクシ手紙好き、つーか手紙用品好き。紙物が大好きで、封筒、便箋、葉書、ポチ袋等、気に入ったものを見つけたら手あたり次第買いまくる。同じ趣味を持つ秋山亜由子さんに、浅草でゲットしたその店オリジナル商品の瓢箪柄の手紙セットで手紙を書いたら、即効で「この封筒と便箋は何処で売っているのでござるか」とメールが届いた。その店とは『外源堂』。瓢箪柄のものはこの店の職人さんが季節ごとに作っているそうな。ちょい高めなんだけど、一目ぼれした。
 やはり同じ趣味を持つ鳩山さんから先日葉書が届いた。可憐な釣り鐘草がシルクで刷られたステキな葉書だった。メールでは味わえない手触りと目の保養でウットリ…。
 あ、そーだった。先月谷弘兒さんからいただいた葉書に「東京創元社の小説単行本で井上雅彦氏著『遠い遠い街角』のカバーイラストと本文挿絵を描きましたので、書店に行くことがあったらついでに見て下さい」との一文があった。素晴らしいイラストでしたので皆さんも手に取って御覧くださいネ。
 余談だけど、今年上半期にもらった手紙の最低傑作。それは三月を過ぎてから届いた蛭子さんの年賀状だ。
「遅い年賀でスミマセン、渡辺和博さんの死に行けなくて申しわけありません、何か謝って。」ってワケわかんねーよ。「死に行けない」ってナンダ? 「何か謝って」って、このワタクシが何で他人の謝罪のコトバを考えなきゃいけないの? でもま、無意識大王の蛭子さんの頼みだから、渡辺さんのお骨の前で手を合わせてとりあえず代理であやまったけどさ。相変わらずだよあのオッサンは。(手塚)

東陽01

会社の花壇にまいてるお米を食べに来る雀ちゃん。いつも3羽で定時にやって来ます。


手塚 2007年7月11日 pagetop

 えー、始めに一言。先の日記、デスマス調でかいてたんだけど、超疲れるのでやめ!
 なんて蒸す日なんだろう。気温はそんなに高くないのに、ジンワリと汗が出てくるから気持ちが悪い。午前中、長井勝一漫画記念館のある「ふれあいエスプ塩竈」で、9月に行う原画展とトークショーの書類準備。誰の原画展で誰とトークショーをするのか、それはもう少しで告知できるので暫くお待ち下さい。もうね、すっごいツーショットなので絶対要チェック! 特に東北地方の皆様、見逃したら後悔しまっせ。
 午後はAX次号の予定を頭の中でアレコレと組んだり次の単行本の企画を整理しながら、丸尾さんのサイト「丸尾地獄」に関する雑用多々。
 8月上旬に腰の手術を控えている里の母に「足が思うように動かないのでもう上京も無理だから、オマエの会社を写真に撮って見せてほしい」と頼まれたので、昨日デジカメで撮った画像を、水村クンにプリントしてもらった。実家の近所にスズメ好きのおばちゃんがいるので、ちゅんこの画像もついでにプリント。やっぱちゅんこは超かわいかったなぁぁぁぁぁぁ。もう一度ちゅんこの頭を鼻先でグリグリしたい、あーグリグリグリ…。でも、今や簡単にお家でプリントできるのね。弁当箱みたいなモノから、ジジ、ジ〜って写真が出て来る。アタシが子供の頃はカメラも蛇腹式で重たかったし当然モノクロ。それに写真なんて貴重だったから、子供の髪の乱れなんか母親が手にペッって唾をつけてそれで髪の乱れを直したりして体裁つけてたもんなぁ。コンピュータが出現してから急速にあらゆるものが変化していったけど、その分時間の流れも速くなったみたいだよ。ついていくだけで大変、つーかすでについて行けない。
 後藤友香さんが、新刊の口絵のカラー原稿を持って来社、高市ぴこりと打合わせ中、お水が気を利かせてここ最近のごっちゃんの画像をプリントして渡したら、集合写真にうつっているみんなの顔がそれぞれ違っているといって「超ウケる〜、この写真!」と笑ったそうな。ちなみにごっちゃんの口絵、ものすごくいい。カラーイラストは下書をいっさいせずにいきなり本番で描いてしまうごっちゃんはやっぱり只者ではないわね。
 あ、ずっと書いてはなかったけれど、夕食も毎日続いてマス。本日はシャケのバター焼きトマトジュースベースのソースがけ、茄子とミョウガの塩もみ、枝豆のサラダ、納豆、茄子とタマネギのみそ汁、以上。これから作るんだもんね。
※決算作業で超忙しの高市ぴこりにかわって、うさぎちゃんニュースをひとつ。先月「亀ノ頭のスープ」の4色頁の色着けをやって下さったデザイナーの河村さんにぴこりがお願いしてペットのうさぎ、ネザーランドドアーフの「たまごちゃん」を会社に連れてきてもらった。最初は警戒していたものの、なれてくると部屋から部屋へと飛び回って、ジャンプもしてた。偶然、以前うさぎを飼っていた印刷所営業の宮ちゃんが来社したので、もう大騒ぎ。「うさぎ飼いたいねぇ」というヒソヒソ話がまことしやかに流れた一日ではありましたとさ。(手塚)

東陽01

クリクリ黒目がかわいい、ちっこいうさぎちゃん。

東陽02 なれてきて自由自在に走り回るたまごちゃん。浅川クンに向かってダッシュ!
東陽02

毛並み手触りとも最高でこれは飼いたくなるわ、やっぱし。


手塚 2007年7月10日 pagetop

 7月の新刊「トロイメライ」の刷り出しが上がってきて一安心。今回も南伸坊さんの素晴らしい装幀です。3冊そろえるとグッと栄えます。20日取次搬入予定なので、早いところではその週末には書店に並ぶと思うので買ってネ。
 昨日は、志村クンに手伝ってもらって、花壇の奥にネットで買った安物の竹の柵を設置しました。なんでかっつーと、近所の高校生が花壇の奥からビルの敷地内に入り込んで毎日煙草を吸ってやがり、吸いがらをそこいら中にポイ捨てするからであります。火事にでもなったらどーすんの。ということで入り口をふさいでやったよ。志村クンが設置している間、花壇の草むしりをしていたら、アッという間にやぶ蚊に7ヶ所もさされて頭に来た。でもシオカラトンボやアゲハチョウが飛んでたり、トカゲやカナヘビもこんにちわ、スズメちゃんもお米を食べに来る賑やかな花壇です、うほほ。
 やぶ蚊といえば、ここいら辺り湧き水もあるし草木も多いので、社内にもやぶ蚊がご丁寧にも毎日来社で蚊取り線香が手放せません。もともと網戸がないんだよねこれが。で、ちゅんこがいたときに編集部に網戸を取り付け、開けっ放しのドアに網戸カーテンなるものを購入して垂らしてたんだけど、3階が工藝舎のみになった今、全ての窓に対策をたてなければならなくなってしまいました。新しく増えた和室には以前お願いした関口硝子店(迅速丁寧好感度バツグンであります)に網戸をはめてもらったんだけど、現在サロンになっている空きスペースは回転式のややこしい窓になってて簡単に網戸がつけられない。関口硝子店の人がいろいろと考えてくれて、こうすればできる、てのも提案してくれたんだけれど、なにしろ予算がねぇ…。
 そこではっちゃけどばかりに思案した挙句、思いついたのがレースののれん。回転式窓の上に突っ張り棒をかまし、そこにレースのれんを左右にたらすっていうわけ。さっそく近所の百円ショップにいったら、丁度いい具合ののれんがあったので、窓2ケに対しのれん4枚を買って備え付けたらこれがあーた、バッチリでございまして、蚊も有る程度防御でき、涼しげなサロンにしあがりました。お仕事がはかどる居心地のいい職場を作るのも、社長さんの仕事であります。これ重要。
 本日お昼頃、東京女子医大の検診の帰りに近藤ようこさんがお立ち寄り。さっそく新しい和室で雑談。一人暮らしの女は老後どうしたらよいのか、という話題を冗談まじりでひとしきり。格差社会だし介護福祉もまったく期待できない我が国日本は、長生きしても苦しいばかりで死に得生き損だ。先進国とは名ばかりの税金泥棒国家なので、自分にもしものことが起ったら、延命措置だけは絶対に拒否したい。万が一生き永らえたって、金がなかったら地獄だもの。そろそろ一筆書き残しておいたほうがいいのかな。
 久し振りにお会いした近藤さん、顔が少しほっそりとなってキレイでした。会社に戻ると川崎タカオさんが打ち合わせで来社されたました。打ちあわせ場所が一挙に3ヶ所になった我が社は、来客が絶えないのであります。
 そういえば、鳩山郁子さんの個展最終日、会場のスパンアートギャラリーにて「今年で工藝舎も10年になるんですよ」と言ったら、「えっ10年! すごい〜」といいながら、突然鳩山さんは壁伝いにグルグルと回転しだしました。美しい方なんだけど、やっぱちょっとヘン…。でもそこがすんごく好き! (手塚)

東陽01

ビル入り口付近に生い茂る緑。新宿じゃないみたい。


手塚 2007年7月9日 pagetop

 実は今、高市ぴこりと会社の帰りに姿勢を正してウォーキング45分を実行しているのです。あ、「やせた?」とかはまだ聞かないで下さいね。始めて二週間ぐらいしかたってないもんでね。
 会社から新宿駅まで30分ちょっと、そこから私は代々木まで、ぴこりは総武線大久保駅まで歩く歩く。で合計45分ぐらい。河田町から歩き始めて新宿二丁目の例の発展場で有名な公園及び24会館あたりから新陳代謝が活発になってくるみたいで、気持ちいいくらい汗まみれになります。金・土の夜は発展場も大盛況で、男同士の路チューを横目に、こちらの汗もそれに負けじとダラリンダラリンと吹きだして体中に垂れるのであります。うっへー!
 ということで、足を痛めない運動靴がほしいな、と8日の休日、吉祥寺へショッピング。いろいろ物色してやっと足に負担のかからなそうな靴をゲット! それにしても吉祥寺はいつにもましてスゴイ人出でした。オープンしたばかりのヨドバシにABCマートが入っているので行ってみたら、あまりの人の多さに、床が揺れてやんの。一緒にいた地震大嫌いの妹が、気持ち悪いからすぐにこのビルから避難したい、とパニック状態になってしまったくらいだもん。だいじょうぶかぁ、ヨドバシカメラ!
 あー、それに一言。ABCマートって安いイメージあるけどそうでもないよね、あそこ。バーゲンとか言っておきながらも、なんか踏ん切り悪い男気のない値段つけやがって。すごく気に入ったシューズを見つけたんだけど、踏ん切り悪い値段に躊躇してたら、まったく同じシューズが駅ビルロンロンのスポーツ用品店でABCより二千円弱安く売られていたので、当然のことながらそちらで購入しました。ぐふふ。
 最近、鉢物が増え、着々と緑化計画が進む我が社ではありますが、2年前に購入したジャカランダ、購入したときには30センチもなかったのに、天井につく勢いでグングンと伸びすぎてしまいました。これってあのデカ芽ちゃんか? 来年あたり東京を破壊するのかなぁ。鉢も小さくなってしまったので、デカイ鉢に植え替えて、先っぽ40センチぐらいカットしました。「トロイメライ」がもうすぐ発売のシマトラからいただいたモンステラもデカくなったし、セロームも葉が増えてグングン伸びるわサボテンもみるみる大きくなるわ、盆栽のモミジも1.5倍ぐらいになったしなぁ。なんだか植物ばかり成長して、でも会社の利益はなかなか成長しない今日この頃ではあります。
 5月から、何だか訳の分からないうちに、我が社のお部屋がひとつ増えました。儲かってもいないのにナゼ広い一部屋をゲットできたのか不思議に思う御仁もいらっしゃるでしょうが、実はワタシも不思議…。いやいや、周りの方々が神様のような方ばかりだからさ。賃貸には信じられないぐらいに恵まれすぎている我が社ではあります。で、ご厚意をお受けして、ネットで安物を取りそろえ即効で和風に仕立て上げてみました、ホイホイ。(手塚)

東陽01

向かって右端がジャカランダ。40センチ切ってみました。でもこの大きさ!

東陽02 ちゅんこの祭壇。向かって右がちゅんこのお骨。左は…AX連載コラム「ネコメロ」参照。
東陽02 盆栽がおいてある安物の水屋と花台。でもなごみますよん。
東陽02 新しい和室に貴重本を移動しました。海外からの客人も閲覧していきます。

志村 2007年7月9日 pagetop

 先週、出先でラーメン喰おうと手近な店に入ると、お連れさんでは無い先客が二人。あら落ち着く雰囲気だわと思ってるうちに、お連れさんでは無い人々が相次ぎ入店。…おや?客、おっさん(女子が居ない)ばっかじゃね??店出ようとしたら見た目同年代くらいの殿方とすれ違った。って、やっぱおっさん?うへー。平日の昼間だったから…と思いたし。ラーメンは美味かったです。

と、それはそれで。

 安斎肇さんの個展行った。入場以前の外から見える入口からしてカワイすぎる! (>_<)←まさにこんな感じ。レコード盤上でもくるっくると!ポップなオシャレTシャツやら人形(わりかしデカい)やらでウキウキした。そして、スパンアートギャラリーには何度も行ってるくせしてまた迷い…鳩山郁子さんの個展行った。足を踏み入れた瞬間に悶絶死しそうになった。何もかもイイ匂いがしてた…(イメージ)。エプロン・ぺぺさんのコンサート行った。この度は夏のバラード特集。MCもおもしろかった。
 アックスのシマトラさん特集にあったヴォネガットに興味が湧き、とりあえず「猫のゆりかご」読んでみた。読み易い。しかもおもしろかった。「マグノリア」観た。おもしろかった。「ブギーナイツ」も観よう、そのうち。いまは「人間椅子」が観たいような気がする。それとは全く脈絡無く、しょこたんのCD購入しました。寝ぼけ眼で見た昨日のシモンがかっこよかったす。でも半覚醒のうろ覚えです。(つぴこ)

寝ころぶ猫

油断しすぎ


志村 2007年7月4日 pagetop

7月なにの6月の事で恐縮です。
6月18日、青山のピンポイントギャラリーで始まった、たむらしげるさんの個展「メルヒェンティック」へ。今回の展覧会ではたむらさんが今まであまり描いたことがなかったというキャンバス作品が展示されていました。とてもシンプルであじわいあるイラストでとても良かったです。会場ではバッチや銀のフープ博士とランスロット等も販売されていて(後日、手作りクマフィギュア、ストラップ等々も販売されたそうです!)それがまたとても良いのです。後日販売された素晴しいグッズたちの数々は、たむらさんの日記を御参照ください。もう一度行きたかった…。
24日 先月のつぴこさんの日記に書いてあるとおり高円寺古本酒場コクテイルで行われた『新・中学生日記7』発売記念・Q.B.B.トークライブに。かる〜いアクシデントも『新・中学生日記』らしということで楽しめました。
25日 銀座のスパンアートギャラリーで始まった鳩山郁子さんの個展『DAGUERREOTYPIST ダゲレオタイピスト/銀板写真師』へ。今回描き下ろしで出版された鳩山さんの限定ボックス『DAGUERREOTYPIST ダゲレオタイピスト/銀板写真師』に関連したイラストやダゲレオタイプのケース、オブジェなどが展示されている会場は、そこだけ一つの完成された世界になっていてクラクラしちゃいましたね。会社の戻ってからそっとひらいて読んだ描き下ろし長編の『DAGUERREOTYPIST』も完成度が高い作品でさらにクラクラしちゃいましたね。限定品なのでお早めに。個展は7日(土)まで。
30日 渋谷のアップリンクファクトリーで行われた第2回ガンダーラ映画祭へ。この日は上映後に花くまゆうさくさんと『童貞。をプロデュース2 ビューティフル・ドリーマー』の松江哲明監督、『俺の流刑地』の村上賢司監督のトークショー。『童貞。をプロデュース2』はとてもオモシロイ映画ですのでオススメです。そしてそんな花くまゆうさくさんの新刊「ダメ人間グランプリ」今月下旬発売です。(し)

たむら

購入したバッチセット。

たまりません。

鳩山1

鳩山さんの個展会場。

鳩山2

同時発売の豆本『カメラ・デイズ』と『ダゲレオタイピスト/銀板写真師』

鳩山3

キレイな標本箱

鳩山4

カルト・ド・ヴィジート


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 6月29日。鈴木翁二氏の個展「夜ノコトバ」初日。夕方ビリケンギャラリーへ行った。この日は雨で気温も高く、まとわりつく湿気が不快を通り越し全身虚ろになる。会場に着くとまどの一哉氏、後藤友香嬢、山田勇男氏、関係者やファンの方々が翁二さんを囲み歓談していた。お茶を一杯もらって展示を見る。翁二さんは原稿がいつ届くか分からないスリルをいつも味わわせてくれるのだけど、今回はビリケン三原氏が再三催促した甲斐あって奇跡的に前日に展示作品が全て揃うという驚異。描き下ろしを含む近年制作されたその作品群は「こくう物語」の連作、海や電柱が佇む深い青の闇に微かに灯る光、映画館の暗闇で煌めく光…等々。たった12色の絵の具でこれだけ多彩な情景を描けることに驚嘆させられる翁二マジックだ。透明ってこういうことなんだろうかと考える。が、うまく説明できない。そして宴もたけなわな頃、来場されていた元セメントミキサーズの鈴木常吉氏(友香嬢曰く「カリスマ歌手!!」)と翁二さんが交替で唄を数曲。会場に涼しい風が吹いた気がして、いつの間にか全身の虚脱感が抜けていた。その後、山田さんの案内で池ノ上に場所を移し、驚異的に安い焼き鳥屋で酒宴。帰りの電車の中、まどのさんが30年ぶりくらいに翁二さんと再会したけど、未だに会うと当時の青年だった自分に戻ってしまうと話していた。…これも翁二マジックなんだろうか? ところで、明日3日、下北沢の翁二ライブでは新曲が披露されるらしい。ので、皆々様ぜひぜひご来場下さい。
 話かわりまして。友香嬢が4月にN.Yを旅行した際、去年オンサンデーズで開催された「日米ヘタうまサミット展」のキュレーターでブルックリン在住の日本人アーティスト、河井美咲さんとミニ画集『mix juice 』(138mm×107mm/1200円)を合作してきたそうな。制作数50部のうち日本では10部のみオンサンデーズにて販売中とのこと。貴重すぎるので早急に入手されることを強くお勧めしたい。(高市)

翁二01

左から
鈴木翁二氏
まどの一哉氏
後藤友香嬢

翁二02

興にのったところで唄を披露。涼やかな空気が流れる。

mix01

日米の天然系画家による夢のコラボだ
『mix juice 』!

mix02

中身はこんな感じ。…自由過ぎるぜ!

しりあがり寿掛軸
しりあがり寿氏に戴いた掛軸
魔除
効力大の魔除絵
熊手
ゴージャスな熊手!
受け付嬢
受け付嬢多数