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編集部だより

手塚 2005年12月29日 pagetop

 28日、朝10時より大掃除。ゴミの整理、ふき掃除、窓やブラインド、蛍光灯、換気扇もキレイに。引っ越してまだ一年たっていないのですぐに終るかと思いきや、結局3時間かかってしまった。9カ月のほこりを払ってキレイになった事務所で、恒例のちらし寿司(上!)をたべながら一年の労をねぎらう。このちらし寿司は、曙橋にある「鮨長」という寿司屋に毎回頼むのだけど、年に一度というのが印象的なのか、最近では「あ、青林工藝舎さんね」と言われる。ちなみに青林堂にいたときは神保町の「東寿司」という寿司屋だった。
 3時から5時まで、二階の事務所の方々と合同の慰労会で酒をのみながら歓談。結局話の中心は、やっぱり末井幸作ちゃんの刑務所話。でもこれが何度聞いても笑えるんだもの。幸作ちゃん曰く「3カ月限定とかだったらもう一度入りたい」だって。幸作ちゃんは会社にマイ箸を置いているが、箸入れに800という数字がマジックで書いてある。これは刑務所にいたときの番号で、記念の品らしい、てどこが?
 大笑いした後事務所に戻ってシコシコと年賀状書き。今年も一年頑張ってくれてご苦労様でした、つーことで、終った人から「よいお年を!」で解散。
 今年の工藝舎ニュース(仕事以外のね)は、やっぱり引っ越しとスズメのちゅんこだな。来社される方々皆がビックリするほど良い事務所で、12月になっても昼間は暖房がいらないくらい暖かい。我が社のような零細会社はとても借りられないような所だけど、知り合いの方のご好意で貸していただいている。有りがたき幸せ! また6月から仲間になったちゅんこ。足が奇形で巣から親に落され(多分)ホントは生きていなかったであろうちゅんこも、この事務所で元気に生きている。毎日がちゅんこ中心で少し過保護かもしれないけどでもかわいい。来年も元気で生きてますように…。(手塚)
   

 というワケで、今年一年、計画していた本もほぼ出版できました。また海外での出版も増え、さらに「東京ゾンビ」の映画化もあったりで、益々意欲的に仕事に取り組むことが出来たと思います。これで儲かりゃ言う事無しだ! 読者の皆様、関係者の皆様、この一年、本当にどうもありがとうございました。心より感謝致します。来年もまたご愛読、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。それでは皆さん良いお年をお迎え下さい!       〈青林工藝舎 スタッフ一同〉

ちゅんこ

かわいがってくれたマンガ家の皆さん、ありがとう、チュン!



手塚 2005年12月27日 pagetop

 年末になると、注文の本が年内に確実に書店に入るようにと、都内書店何箇所かに営業のつっちーとお水が、40冊、50冊と手持ちで直接書店に持っていく。フリー営業の門田さんにもバイクで直納してもらう。グッズの注文もこの時期まとめて入るので、夜なべして作るわけだ。年末は編集部だけでなく営業も慌ただしい。28日の大掃除&仕事納めまで息が抜けない。
 15日午後3時、中野シズカ嬢とフランスの版元イモのブノア氏が来社。来年1月にフランスで中野さんの「刺星」が翻訳出版されるにあたり、1月25日アングレームで行われるコミックフェスティバルに、中野さんと私が招待を受けた。去年、辰巳ヨシヒロ氏と浅川クンが招待されたフェスティバルと同じ。で、その打ち合わせをかねてわざわざパリから見えたのだった。浅川クンの奥さんにも通訳で来ていただき、打ち合わせやコミックの話をひとしきり。そこへお東陽先生が単行本の原稿直しで来社。その日ちょうど菅野修氏から日本酒(幻の酒!)が二本届いていたので、せっかくだからとみんなで呑み出したら、あっという間に一升半なくなる。ほぼ終電で帰られたが、お東陽先生と私は居残り原稿直し2時半まで。
 16日午後2時、スイスからお客様。コミック評論家&「シトラパツィーン」誌編集長のクリスティアン・ガッサー氏と辰巳ヨシヒロ氏来社。我が社にてガッサー氏がスイスのラジオ放送用として辰巳さんにインタビューを。通訳は引き続き浅川クンの奥さん。で、インタビューは辰巳さんだけかと思い気や、私と浅川クン、それに奥さんまで至り、日本のオルタナコミックについてイロイロと質問を受けていたら夜の8時を過ぎてしまった。お腹が空いたのでガッサーさんのリクエストで、近所の「とんかつ・かつよし」で食事。
 しかし辰巳さんはお若いというかカッコイイ。前回来社されたときもそうだったけど、神保町から我が社まで自転車で来られた。英語の契約書もご自分で訳したりするし、御年70歳とは思えぬ行動力に感服。
 17日、お東陽先生の来年1月の新刊「うすバカ風俗伝」の本文入校が19日だというのに年末進行で単行本作業が一向に進まないままこんな日にちになってしまい、本日やっと台割が決定する始末(お東陽先生の単行本編集作業は毎回ここまでこぎ着くのがヒジョーに大変)。さ、ここからフルスピードで入校に間に合わせねば、と思ったら、ナント肝心要のお東陽先生、年末進行&新連載開始で無理がたたり過労でダウン。ぐえ〜〜っ、どーすりゃいいのさ! 18日も食べ物が受け付けられず丸一日寝込まれた。大丈夫かー! つーワケで、その後の経過は振り返るにも恐ろしくて書けない。果たして1月中旬に無事発売にこぎつけるのかどーか、あとは神頼み、というか印刷所頼み。
 諸事情により10月から急遽単行本のみ毎月の発売を下旬から中旬に早めることにしたため、その後のスケジュールがハチャメチャになった。我が社は朝10時出社なのだが、帰るのは連日夜の12時前後という日がずっと続いている。だからお正月はみんなきちんと休んでね、お願いだから。(手塚)


高市></td>
                  <td width= 2005年12月23日 pagetop

 1月29日まで開催と告知しておりました、タワーレコード新宿店10F『龜ノ頭のスープ』発売記念“龜ノ頭のスープ美容整形大成功祭り。根本敬フェアー祭り”は突然ですが終了となりました。
 12月10日のイベントの後、担当の方から残りの本を売り切りたいのでサイン本にして下さい、とのお話があり、先週サイン本を納品に伺ったのですが、下りエスカレーター側壁面に展示していた根本さんの作品がなんの連絡もないまま無断で取り外されていました。また、取り外した理由を尋ねても、納得のいくご回答を頂けませんでした。このような事は前例もなく、当然ですが根本さんも大変気分を害されており、当社としても作家に不快な思いをさせてまでフェアを続けることに疑問を感じましたので、今後の事をご相談させて頂こうと本日お店に出向いたのですが…。すでに根本さんのコーナーはなくなっていました。
 読者の皆様および関係者の皆様には、このような不可解な形で終了となりましたことお詫び申し上げます。
 尚、『龜ノ頭のスープ』サイン本(限定バッジ付き)は、新宿ではディスクユニオン・インディーズ館で取り扱って頂いております。(高市)
 


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                  <td width= 2005年12月22日 pagetop

 先週から西岡兄妹の新刊『子供の遊び』(1月18日発売)の入稿であたふた。今度の本はイメチェンして黒いカバーに。今まで白系だったが黒もいい感じだ。ミルキィ・イソベ氏のデザインマジックで、表紙と見返しが銅版のように光る不思議印刷仕様になってます。初版限定オマケ付き。1月23日よりスパン・アートギャラリーにて、パロル舎刊『死んでしまったぼくの見た夢』との合同出版記念展あります。サイン会も予定してますのでお誘い合わせのうえどうぞ。
 15日。とうじ魔とうじ氏来社。河田町に移転してから初めての来訪。広くなりましたね〜といわれて舞い上がり、調子にのって倉庫やトイレ、隣の会社の会議室(の入口だけ)まで案内する。で、先日行われた「都電貸切りライブ」の話。この企画は十数年前からあったそうで、都電に企画を持ち込んだ当時、現時点ではそういったイベントに貸すことは不可能だが将来的には検討したい…という反応だったそうな。そして21世紀になり、そろそろ将来的な頃かとまた企画持っていったらあっさりOK出たとか。色々あって残念ながら見に行けなかったのだが、またやる予定だというので今度はぜひ行きたい。
 17日。夜、仕事終えて後藤友香ちゃんがDJをやる高円寺「Rock-YA!」へ。若松綾乃さんが来ていて4、5年ぶりですねといってたが、そんなに経つかー。何だか4、5年も1、2年もあまり変わりないような昨今。で、DJ・YUKAの選曲でビートルズやビーチボーイズなどが流れる店内はまったりとしたいい雰囲気。写真撮ろうとカメラ構えると、あれ? 後藤さん消えた!? そういえば、さっきからブースから出たり消えたりしいてるような。それは単に次の曲の用意のため屈んでいただけなのだが、カメラ向けるタイミングと消えるタイミングがやけに合っていたのだった。マヌケだ。帰り道、憧れのDJ初体験ということでちょっと緊張してしまったが、今度また機会があったら余裕を見せたいとの意気込みを語ってくれた。…わたしには普段のままのように見えましたが友香ちゃんお疲れさまでした!
 ところで、日に日に寒くなって窓を開ける事もなくなり、編集部の片隅に放置されていた鳥テーブル(鳥のエサ台)。自宅に持ち帰り窓辺に取り付けた。うちの前に柿の木があって、時どき小鳥が来るのだ。結局会社では1羽も寄りつかなかったけど、今度こそ、今度こそ小鳥を招きたい。(高市)
 

ゴチンDJ01

DJブースの友香嬢。

ゴチンDJ02 この機材を自在に操れたらかっこいいね…と話ながら形だけ。
鳥テーブル 移転した鳥テーブル。蜜柑は翌朝、風で下に落ち泥まみれに。

手塚 2005年12月21日 pagetop

 只今お東陽先生の年明け第一発目の新刊「うすバカ風俗伝」の入校が例によって遅れに遅れてしまっててバタバタ中。そんな最中、本日夜7時ちょっと前に、突然ちゅんこの姿が消えてしまった。寸前まで私の机の本立ての上に敷いてある紙の上で遊んでいたはずなのに気がついたらどこにもいない。慌ててみんなで「ちゅんちゃーん!」「ちゅん!」と呼びながらあちこちの隙間を探してみるが、鳴き声はおろか気配すらない。足指が奇形なのでどこかにひっかかって宙吊りになってるのか、高いところから落ちて気絶しているのか…、心配はつのるばかり。換気扇を回していたのでそこから外に出たのでは? いや換気扇につっこんだら体がバラバラになってしまうからそんなことはない…。不安がたかまり万が一を考えて、浅川クンが外に出て換気扇の下辺りを懐中電灯を照らしてさがしてくれたのだが、見あたらない。近所をウロついている野良ネコの様子も見たけど、スズメを食べたような気配はなかったという。何処にいるんだちゅんこ! もはや「神隠し」なのか? 愈々みんなの心配が最高潮に達したころ、志村クンが「いたっ!」と叫んだ。
 ナント私と浅川クンの机の隙間に挟まっていたのだ。懐中電灯で照らしてみたら、イッセイ尾形の独り芝居で、夜風をよけるためにビルとビルの隙間に入ったらうごけなくなってしまったおっさんのようになってジーッとしていたという。慌てて机をずらして下に落し、高市ぴこりが拾い上げた。ピッタリとはさまっていたので鳴くことすらできなかったのか、驚いて硬直していたのか。それにしても見つかってホントによかった。
 いつかはいなくなるんだろうけど、いなくなったらどんなに悲しいのかちょこっと味わってしまった気分。でも、みんな心配して探してくれてありがとう。ちゅんこはみんなのちゅんこなのだった。
 んでもってお仕事関係の日記は後日あらためて書きます。スンマセン。(手塚)

東陽01

救出されたあと、しばらく呆然としていたが、エサを食べだしたちゅんこ。

東陽02 でもちょっと反省している風でもあるちゅんこ。


2005年12月19日 pagetop

16日 千駄ヶ谷CystemGallerryで始まった「花くまゆうさく個展『TOKYO★ZOMBIE★CARNIVAL』」オープニングレセプション会場に行ってきました。1F、地下1Fに渡って作品が展示され、1Fでは映画「東京ゾンビ」で浅野忠信、哀川翔の主演の各氏が使用した衣裳の展示、花くまさんの柔術指導ビデオが流されていて、このビデオの花くまさんがスゲーカッコイイ!です。地下1階に行くとひときわ目を引くのがフジオ、ミツオ&コロコロ犬人形。マネキンを使って作られたフジオとミツオはスラッとしたモデル体形で、一瞬ビックリしますが、慣れると良いです。足下にいるコロコロ犬は実は赤ちゃんのマネキンを利用して作られたもので、実はこの中にリアルな赤ちゃんがいるかと思うとブキミです。でもかわいい。
 会場には花くまさんが直接ペインテイングした壁に花くまさん描き下ろしのキャンバス作品、「東京ゾンビ」原稿が展示され見ごたえたっぷりです。来年1月22日まで。会場には逆柱いみりさん、三本美治さん、アヤ井アキコさん、本秀康さん、川崎タカオさんがいらしてました。このメンバーが顔を揃えるのは、数年ぶりのことでした。

翁二

★衣裳が展示されています。

システム2 ★スラリとしたミツオとフジオ
システム3 ★犬とハートチップル
システム4 ★(左上から)川崎タカオさん、花くまゆうさくさん、本秀康さん
アヤ井アキコさん、三本美治さん

土舘 2005年12月19日 pagetop

 『東京ゾンビ』は旋風を巻き起こしながら全国順次公開の最中、11月にも刷った花くまさんの原作本が只今品切れ中…今月26日に緊急重版分があがりますが、地域によっては年内に本屋さんに到着が難しいかもしれません…。販促物等ご希望の書店員さん、ご連絡ください。お送りさせて頂きます。…師走ですねぇ。(つぴこ)
美味しい木の実 SHIBUYA TSUTAYAさん5階。凄い!レジ前に『東京ゾンビ』コーナー出現中!年内は展開しているそうです

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                  <td width= 2005年12月13日 pagetop

 日記しばらく書けなかった。気づけばいつの間にか12月だ。師走とやらに便乗し、私も闇雲に走り回ってるような。…行き先間違ってませんように。
 7日。高円寺「円盤」で鈴木翁二氏のライブ。ご招待した後藤友香ちゃん、福満しげゆき氏が来てくれた。お忙しい中、ありがとうございました。今回は唄の他に翁二氏が監督した映像作品(「夕凪戦線8月号」「幻灯版・マッチ一本の話」)の上映もあったのだが、リハーサルで映像チェックに時間をとられてしまい、唄のリハなしでいきなり本番。そんなわけで、初っぱなあたりでキーを上げた途端ノドをやられ、以後、ブルース・シンガーのような声で唄いきっていた。ライブ中、大丈夫か? とハラハラし通しだったが、お客様は真剣に唄に聴き入ってくれてたようでありがとうございます。翁二さん、次はバッチリ決めて下さい。その後朝の4時まで打ち上げ。眠い。
 10日。タワーレコード新宿店で根本敬氏の『龜ノ頭のスープ』発売記念イベント&サイン会。まずはこのたび目出度くCDデビューを果たした84才のラップ歌手・坂上弘氏の「交通地獄」で幕開け。続いて「卒業」を熱唱。坂上氏歌う「卒業」は尾崎豊のオリジナルを超越していてもはや「坂上弘の卒業」に成り代わっている。多分、尾崎豊はのちに坂上氏に歌われる為あの曲作ったんじゃないか? 本人は意識してなかっただろうけど(当り前だ)。そして映像流しながらのトークの後、いよいよ「サイン会」。といっても根本氏のサインは特殊サインでありまして。以前、タコシェやトランスポップでやったように、別紙にアクリル絵の具でペインティング、更にコラージュを施した「サイン作品」なのだった。その場で一人一人に一点モノの作品を描いていたので予定時間をかなりオーバー。お客様を随分お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。ですがこのサイン、家宝モノですよ(…本がサインのオマケのような)。何はともあれ大盛況で幕閉じ。ご来店下さったファンの皆さん、坂上さん、根本さん、関係者の皆さん、お疲れさまでしたー。
 尚、フェアおよび下りエスカレーター側壁面の作品展示は1月29日まで開催しております。…しかし。何故か疲れが抜けないのは何故だろう何故かしら。(高市)
 

翁二

ノドをいたわりつつ押さえ目な声で…。それも意外によかったような。

坂上 熱唱する坂上氏。皆、前に集り携帯カメラでバシバシ撮影。
 美容整形祭り01 熱気に噎せ返るほど会場は大盛況!
美容整形祭り02 サイン中の根本氏。ペンの代わりにスプレーのり!?
美容整形祭り03 これが「特殊サイン」だ!貰った人、かなり嬉しいだろうなぁ。

2005年12月13日 pagetop

7日 高円寺STUDIO ZONEで行われた『久住昌之切り絵個展』に行ってきました。会場には切り絵、100号の油絵、紙芝居、久住昌之さんのキャラクターピーピーボンボンの連作イラストなどが展示されていました。搬入日前日に突然思いついて描き始めたというピーピーボンボンの連作がかわいくてとても良いです。紙芝居も思わずお腹がグーッとなってしまうようなおいしい紙芝居でした。その後福満しげゆきさんと「円盤」で行われた鈴木翁二さんのライブへ。会場で後藤友香さんたちと合流。
9日 SIBUYA TUTAYA前にて「東京ゾンビ」公開記念大抽選会。この抽選会は映画前売りチケット、「東京ゾンビ」、ノベライズ、サウンドトラック、主題歌CDをお買い上げの方に抽選で浅野忠信さん、哀川翔さんのサイン入りパンフレット、オリジナルポスター、オリジナルステッカーなどの豪華景品が当たるというもの。主演のお二人のアフロとハゲの看板、ポスターはやはりインパクトがあるようで、道行く人々の目を引いていました。通りがかった外人が何人も花くまTシャツを喜んで買っていったりして、花くまキャラの強さを感じました。夕方になると人通りも増え、交差点の信号が変わるたびに大勢の人がこちらに向ってくるなかフライヤーを配るのはちょっと怖いくらいでした。そしてさすがに5時間も外に立っていると本当に体のシンまで冷えますね。
10日 映画「東京ゾンビ」公開初日。シネセゾン渋谷で浅野忠信さん、哀川翔さん、奥田恵梨華さん、佐藤佐吉監督、花くまゆうさくさんによる初日舞台挨拶が行われました。初めてプロデュサーの方から映画化のお話を伺ってから約4年、いよいよ公開の日を迎えられてとても嬉しい。その後近くの台湾料理での初日打ち上げに土舘さんと参加。腸詰めなどおいしい料理をいただきました。土舘さんはエビに夢中。会社に戻り、その後タワーレコード新宿店で行われた根本敬さんのイベントにちょっとだけおじゃましました。
11日 タワーレコード新宿店で佐藤佐吉監督×花くまゆうさくさんのトークイベント&サイン会。昨日から公開になった映画のお話、公開になった感想などのお話の後「昔、正月映画として「トラック野郎」があったように、今は「東京ゾンビ」がその役割をするので、そういうお正月映画として観てほしい」(花くまさん)「出演俳優を見ると凄い大作のように感じるかもしれないけど、気楽に見れる映画なのでお菓子でも食べながら観てほしい」(佐藤監督)というコメントでトークイベントは終了。ハートチップル片手に是非観に行きましょう! トークイベントの後はサイン会。9日に花くまTを買っていった外人の方もいらして、また1人花くまファンが増えたわけでした。イベント中に劇場で立ち見が出たという知らせも受けて、これは大ヒットの予感!! でした。会場には本秀康さんもいらしてくださいました。
 夜、下北沢で行われた衿沢世衣子さんの「おかえりピアニカ」出版パーティーへ。「おかえりピアニカ」、本当に良い作品集なので是非お読みください。青林工藝舎からも来年単行本が出版予定ですのでこちらもよろしくお願いします。(し)

店頭

★店頭販売会場

タワー1 ★イベントに集まったお客さんたち
タワー2 ★トークイベント中
タワー3 ★サインをするお二人

手塚 2005年12月09日 pagetop

 例年通り12月に入った途端、慌ただしいフンイキ。気ばかりがあせってくるけど『あわてる乞食はもらいが少ない』なんてことにならないよう、気をつけなきゃ。
 6日夜、香田明子さんに会いに阿佐ケ谷へ。打ち合わせが終ってから天麩羅屋「錦天」で食事。ここのお店は長井さんが元気だったころからの馴染の店で、店に入ると香田さんの友達が待ちかまえている。お酒も入り楽しい会話で二時間ほど過ごす。
 8日午後から江古田にある日大芸術学部へ。本日はしりあがり寿さんの教室にてゲストでおしゃべり。マイナー出版社の立場から、ということで儲からないはなしばかりしてしまったけど、学生の皆さんは最後までとても真面目に聞いてくれた。授業が終った後、沢山の生徒さんから質問攻め。参考資料として配ったごっちゃん(後藤友香)の「正義隊」のコピーを見て、多くの人が興味を示してくれ「どんな人なんですか?」という質問や「ものすごく気になるので単行本買います!」という嬉しい声も。
 授業の後、しりあがりさんと打ち上げにおじゃましたが、これがなんと今回しりあがりさんの大特集を組んだ「江古田文学」の打ち上げ&忘年会もかねた飲み会で、会場には60人ぐらいの人が集まっていてびっくり。さらにびっくりしたのは教授、講師席の中に清水正教授と一緒に日野日出志さんのお姿が。
 二次会にも少しおじゃまして、日野さん、しりあがりさん、それに映画「真夜中の弥次さん喜多さん」の制作会社、アスミックエースの宇野沢さんとおしゃべり。日野さんのマンガ家生活の話に興味津々で耳を傾ける。さらにしりあがりさんが自分の文字原稿用紙に「蔵六の奇病」のキャラを思い出しながら描いたら「地獄の子守唄」のキャラとごっちゃになってしまい、そこに日野さん自ら両方のキャラをサラサラと描いて下さった。これにはしりあがりさんも大感激。10時半ごろ、二次会の席を失礼して仕事が残っているしりあがりさんと一緒にタクシーで帰るが、途中、高市ぴこりから携帯に連絡が。「手塚さんのキーホルダー、編集部のドアにささったままですよ」。…うんがー! しあったぁ〜。これじゃ家にも入れない、つーことで急遽新宿で降ろしてもらって会社へ。遅い時間なのに全員残って仕事してるし、10日の新宿タワレコでのサイン会用のプレゼント作りで根本敬さんもいる。みんなに笑われながらすごすごと社内へ。
 しっかし朝鍵をさしたまま忘れるなんて、ボケが入ったか? 朝一番で編集部のドアを開けると、ものすごい勢いでちゅんこが「出してくれー!」とチュンチュン鳴くので、あわてて篭からだしたり、ポットに水を入れたりしているうちにすっかり忘れてた。編集部のドアは仕事中は開けっ放しなのでその後もまったく気がつかなかったのよねぇ。大丈夫かな、ワタシの脳味噌…。
 9日朝、ちゅんこの体重を計ると18g。三週間位前より2g減ってる。私が全然痩せないかわりにちゅんこが痩せた。(手塚)
 

東陽01

これは珍しい日野氏としりあがり氏のツーショット。

東陽02 ×印はしりあがりさんが描いたもの。日野さんが正しい両キャラを描いて下さった。

土舘 2005年12月09日 pagetop

 花くまゆうさく原作『東京ゾンビ』がいよいよ明日から公開!そしてグッズ通販部(そんな部署は無い)では、花くまさんのキーホルダーを2種類作りました。一部イベント会場や一部書店様、シネセゾン渋谷にて先行販売中です!本日、SHIBUYA TSUTAYA街頭販売でも若干数出ます。ステキなプレゼントも有りますので、お近くのみなさま、通りすがりによろしくどうぞ★(つぴこ)


土舘 2005年12月07日 pagetop

 会議室コーナーの議題を更新しました。もうすぐ映画公開の『東京ゾンビ』です。どなたさまもお気軽にご出席くださいね。
 昨日書店員さんの主催で、ちょいと早い忘年会が催されたので、ひょいと出席。版元・書店合せて総勢60名程が集合の大盛況っぷり。暫く振りの方々とお腹いっぱいしゃべりました。直接の担当エリアではない書店員さんや、昔お世話になっていた版元営業さん。某版元さんたちと実にアヤシイ相談もしてみたり…(仕事ではない)。Sさん、Wさん、お疲れさまでした。楽しかったよ!(つぴこ)


2005年12月05日 pagetop

3日 『みんなの東京ゾンビ展』開催中の渋谷アートワッズで行われた『花くまゆうさくサイン会』に行ってきました。
 会場には、一般の方と花くま氏が教える花くまイラストクラブ生が描いた東京ゾンビのフジオとミツオのイラストが壁一面に飾られていました。同じフジオとミツオを描いていてもそれぞれ工夫と特徴のあるイラストが展示されていて面白いです。
 そんな会場で「東京ゾンビ」などの著書、宇宙百貨製の「東京ゾンビ」グッズ、花くまグッズに花くま氏は丁寧にサインをしていました。途中休憩を取ってお茶を飲む花くま氏の姿をイラストクラブ生が写真を撮ると、急に皆が集まり撮影を始め、まるでアイドルの撮影会のように花くま氏の写真を撮るという一幕もあり、サイン会は盛況のうちに終ったのでした。『みんなの東京ゾンビ展』は25日(日)まで。

花くま3

★イラストクラブ生の作品

花くま04 ★一般の方々の作品
花くま05 ★グッズもいっぱいあります。
花くま01  
花くま02 ★サインをする花くま氏
花くま06 ★急に撮影会に! 花くま氏もアイドルのように表情を作っていました。

土舘 2005年12月05日 pagetop

 タワーレコード新宿店さん10階に「龜ノ頭のスープ美容整形大成功祭り。根本敬フェアー祭り。」コーナーと「東京ゾンビ」コーナーが出現!10日に根本さん、11日には花くまさんと佐藤監督のイベントもあります。皆さまお誘い合せの上、是非お越しください!
 3日、いくつか書店さんにお邪魔してから、渋谷のギャラリーART WAD'Sさんで開催された花くまさんのサイン会へ(詳細は上の"し"さん日記を参照)。カワイくてオモチロいサイン入れてもらっちった☆ 花くまさん、お疲れさまでした!
 その後はIKKO氏と共に原宿に移動し、氏の個展会場のカフェへ。絵やらなんやらのいろんな話をして、私は電車が有るうちに…と。IKKOさんもお疲れさまでした!
 4日、上野の森美術館で開催中の「ガンダム展」へ。雨が降って寒かったので油断してました。えらい混雑っぷりでした…。ニュータイプ適性検査を受けたかったが、並ぶのが苦手なワタクシはあっさりあきらめました。アムロに成り損ねました。本さんの絵がとてもカワイかったので、グッズを購入。キャラ設定、オモシロ過ぎ!私のお気に入りは箱崎くんです。
 そんなこんなな中、先週は幼稚園からの友人の結婚式に出席。趣向がおもしろくて、一緒に行った友人とふたり、嫁そっちのけで会場の写真撮りまくってました。デジカメじゃなかったら、キミが登場する頃にはフィルムがすっかり無くなってるとこだったよ(←ヒドイ)。おめでとうM!
 大体の準備が整ってきましたので、近々「会議室コーナー」は次の議題に更新します。構えてお待ちを。(つぴこ)
美味しい木の実 根本さんコーナー。テリー・ジョンスン氏デザインのポスターやチラシも素晴らしい!この画像はちょっと前のものです。先日見に行ったら、ステキにパワーアップしてました。いろんな種類のTシャツや根本さん製作の1点ものコラージュも売ってます
美味しい木の実 東京ゾンビコーナー。哀川氏のミっちゃんもこんだけ毎日見てれば見慣れ…グッズもいろいろ売ってます☆シネセゾン渋谷では今週の土曜から公開!
美味しい木の実 哺乳類のみなさま。イルカなのよ

手塚 2005年12月02日 pagetop

 年末進行となったアックスもやっとこさ校了。どんケツのお東陽片岡先生「日が暮れるころには出来ます。けど、どちらかといえバ、与那国島あたりの日没時間ということで、へへっ」。東京に住んでるのに与那国島をだされてもなぁ。毎回いろんな言訳をあみだすので感心してしまう。ということで11月後半のことをかいつまんで流し気味に書きます。
 15日、勝又進著「赤い雪」取次搬入、18日、根本敬著「亀の頭のスープ」・杉山実著「マザー・コスモス」取次搬入。夜9時に新宿「ふらて」へ。マガジンファイブの経理担当ノブちゃんと高市と飲む。最近の出版流通事情はもう危機を通り越してて壊滅状態だ。何か手立てを考えなければアッというまに潰れてしまうよ、という重たい話を延々。21日夜、高市ぴこり、つっちー、お水といっしょに新宿花園神社酉の市へ。今年は二の酉までなので大混雑! 人ごみをかきわけてお目当ての熊手店へ行き、今年も「もう会社潰れそうだからご祝儀これだけだけど大きいのちょーだい」と泣き落とし作戦で、まんまと去年よりも大きい熊手をゲット、わははは! 出店で一杯ひっかけ、高市は毎年恒例で芋スティックを買って会社に戻る。この時期はアックス&単行本の年末進行で超忙しいけど、酉の市は外せない。あの原色だらけで活気のある雰囲気は大好き!
 22日あたりから原稿アップで作家の方々が続々来社。風邪が流行っているので柚子林檎(林檎と柚子を薄く切って砂糖をまぶしよく混ぜて冷蔵庫で2、3時間冷したもの)や大量にいただいた柿を食してもらう。みんな忙しくて体力消耗気味。身体が資本だからお大事に! ということで最終校了は4人が徹夜して何とか終了。でも来年1月発売予定の単行本入校がまたすぐに迫ってくるので気が抜けないなぁ。
 あ、そういえば10月、11月は頂き物が多かった。里芋にジャガイモ、白菜、大根、ネギ、茄子、米、巨峰、林檎、柿…。おかげで食事代が節約できて嬉しい。やはりとれたて野菜は美味しい。何人かで食べるため大量に作るのでよけいに美味しい。コンビニ弁とかどうもマズくて買う気もおこらないしねぇ。(手塚)
 

東陽01

今年も素晴らしい熊手を手に入れた。とりあえず記念写真で微笑むお水。

東陽02 仕事している皆の頭や肩に止まり放題。最近編集部をよく飛び回る元気なちゅんこ。




しりあがり寿掛軸
しりあがり寿氏に戴いた掛軸
魔除
効力大の魔除絵
熊手
ゴージャスな熊手!
受け付嬢
受け付嬢多数