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編集部だより

2006年2月28日 pagetop

 24日、ダンボールハウス村でホームレス仲間と青空生活を送ることになったダメな青年を描いた映画・白岩久弥監督作品『晴れたらポップなボクの生活』公開記念トークショー・福満しげゆき×矢部太郎(カラテカ)にツチダテさんと行ってきました。福満さんのマンガのファンだという矢部太郎氏さんですが、実は住んでいる場所がとても近所さんだと分かり、二人のトークはご近所のお話や、収入のお話など、どうやって生活しているか? というお話になり、とても面白かったです。緊張すると自分のマタをギューッとにぎるクセの矢部氏は、それを防ぐため福満さんの本を自分のマタの上に置いていました。
3月3日(金)までテアトル新宿にて絶賛上映中!!(し)


土舘 2006年2月20日 pagetop

 グッズコーナーに 西岡兄妹氏の新作キーホルダーを追加しました。現在京都のトランスポップギャラリーで売ってるのは個展会場の限定版(ホンモノの羽入)です。25日はトーク&サイン会もございますので、お土産におひとつどうぞ☆個展は26日までです。尚、通信販売は通常版(ビーズ等が入ってます)ですので、お間違え無きようお願いいたします。
 土曜、アジアンバウンドブックで行われた、佐藤マサ&香港フラワーズ、エプロン・ぺぺのライブに行ってきました。何とも和気藹藹といった雰囲気の中、アルバム「CHOPSTIC WIZARD」内の曲を中心に披露してくださったのですが、佐藤さんの声とユカさんのフルートやピアニカ、これがまたとても心地良かった。そして、ゲストのShinoさんの綺麗で艶のある歌声にやられました。のんびりした休日にあったかいミルクティーでも飲みながら聞きたいですなぁ。でも、「場末哀歌」は酒かなf(^-^; そして更に、ぺぺさんのレコ発ライブ。ひとことで表現するなら「萌え」です!いやぁ、楽しかった!(つぴこ)


手塚 2006年2月14日 pagetop

 大変遅くなってしまいましたが、1月24日〜2月2日まで、中野シズカさんと一緒にフランスに行ってきましたそのご報告第一弾です。
 今年で33回目を迎えたアングレーム(南仏)コミックフェスティバルに、中野さんの「刺星」を翻訳出版された出版社IMHO(イエマンショー/丸尾末広、日野日出志、水野純子、ねこぢるの各氏の本を翻訳出版している)の経営者ブノア氏より招待を受けました。日本のコミックの人気は相変わらずで、何処に行っても「アックス知ってるよ」と言われ感激。初のサイン会がおフランスという中野さんも、最初は緊張していたけれど、お客さんのリクエストに答えながらフランス語で交流(有る程度の会話が出来る!)。中野さんも私もインタビューが山ほどで時差ボケしている暇も無し!  
 さらに今年のオフィシャルゲストはしりあがり寿さんで、しりあがりさんご一行(さるハゲ事務所メンバーのアッキー(秋山みみこ)と斉藤氏、会場内で「恋の門」が上映される羽生生純氏と妻子)もアングレームへ。
 フランス滞在中、ずーっと通訳でついてくれてたのはパリ在住の日本人女性さとこさん。彼女は音楽関係の仕事(レーベルを作ったり、イベントやコンサートを企画)をされている方で、友沢ミミヨちゃんともお知り合い。今回フランス版「刺星」の翻訳担当もさとこさんでした。
 とりあえず第一弾は10日間のスケジュールです(すごく長いです、ゴメン)。感想やエピソード、写真はまた後ほど。(手塚)

【仏スケジュール】
1月24日(晴)
・16:00 ドゴール空港着
・ブノアの車でパリを一周した後、モンパルナス駅前のホテルへ。(後半パリに戻ってもほとんど観光できなかったので、パリ観光名所一周はありがたかった)
・夜、ブノアの家で、通訳のさとこさんとボーイフレンドでミュージシャンのエリックと一緒に、ブノアのガールフレンド美樹さんの手料理を頂く。しばらく日本食がたべられないだろうからとわざわざ作ってくれた和食がとても美味しかった(豆入りラタトゥイユ、ポテトサラダ、鶏肉の柔らか煮、豆入りごはん、きゅうりの酢の物、ブノワのお母さん特製生さくらんぼのタルト、ワイン)。
23:00 ホテルに戻る

25日(曇)
・08:30 起床
・10:20 ホテルロビーにブノア、さとこ、オロールが迎えに来てくれモンパルナス駅へ。特急列車でポワティエに出発。
・11:30 ポワティエ着 
・12:00 書店「BULLEES D`ENCRE」とIMHOのメンバーで食事。(中野/鴨ロースト・手塚/シャケと白身魚のくし焼き、コーヒー)
・14:00 中野さんサイン会(とても小さな田舎町にもかかわらず10人位の人が来てくれた)
・18:20 再び特急列車でアングレーム着。IMHOのブースに立ち寄った後ホテル「TOP CIEL」へ。
・夜、街中へ出てIMHOのスタッフ(IMHOはブノア、オロール、バチストの三人のみの会社。みんな20代で若い!)と食事。(中野&手塚/バラのシャンパン・舌平目とホタテのクリームソース、ワイン、コーヒー)
23:30 ホテルに戻る

26日(曇)
・08:00 起床。朝食後まっすぐIMHOのブースへ。昼前しりあがりさんの個展会場へ。個展会場の通りには、アックス創刊号に描いていただいたしりあがりさんのイラスト入り垂れ幕がかかっていて思わず感動。会場で韓国の編集者キムとバッタリ会う。
・12:00 昼食はカフェで、フランスパンのハムサンドとコーヒー。
・14:00〜16:00 IMHOのブースで中野さんサイン会(14:30頃今回しりあがりさん招待で力を尽くしてくれたジュリアンがブースに迎えに来てくれ、私はブースを離れてしりあがりさんご一向がいるレストランへ。ちなみにジュリアンは何度も日本に来ており、以前四谷三丁目の飲み屋でしりあがりさん、ビームの岩井さん、それに私と浅川クンで飲んだこともある)
・17:00 スイスのジャーナリスト、クリスチャン・ガッサー氏のインタビュー。(ガッサー氏は以前辰巳さんのインタビューで工藝舎にいらしたことがあったので会うのは二度目)
・我が社の本を翻訳出版している各版元のブースに挨拶。
・夜 しりあがりさんご一向、ブノア、ジュリアン、他多数の15人ぐらいで食事(中野/ライスとサーモンのサラダ・手塚/野菜のジャガイモ唐揚げサンドみたいなもの、ワイン、コーヒー)
23:30 ホテル着

27日(晴)
・08:00 起床
・11:00 フェスティバル本部階段踊り場にて、しりあがりさん壁画のパフォーマンス開始(3日間続けられた)のため見学に。
・昼食 ケバブサンド(立ち食い)
・12:00 マンガ雑誌インタビュー
・13:30 Mixx FMラジオインタビュー 
・16:30〜18:00 映画館にて、しりあがり・中野・手塚・エスベスフランカン、ジャーナリストのナタリーさんの4人で「インディーズマンガ」というテーマで公開座談会。約1時間ぐらいだったけど、通訳が入るので、そんなに沢山の話はできなかった。
・19:00 ブノアと中野さん、さとこさん、座談会で司会をされたジャーナリストのベルトン、出版社グレナの若い編集者と食事。(中野&手塚、白身魚のクリームソース、チーズ、ワイン)
・24:00 ホテル着

28日(雪)
・08:00 朝食後会場へ。大雪!
・10:00 プレスにて雑誌「コヨーテ」インタビュー
・11:00 プレスにて雑誌「マンガ・アルテ」インタビュー
・15:00 ミニシアターにてラジオ生放送討論会に出演。メンバーは中野さん、私、キム、マンガ家で出版も手がけているパリ在住の韓国人女性とフランスのマンガ家(名前忘れたスミマセン)でテーマは翻訳の問題点について。司会者のフランスジゴロみたいな男性が中野さんのファンで一目ぼれ状態。中野さんに質問するときに、いちいちテレているのがおかしかった。なんだコイツ!
・17:00〜19:30 IMHOのブースで中野さんサイン会
・夕食 ドイツ料理(中野&さとこ&手塚/サラダ、ザワークラウト、白身魚のオリーブオイル焼き、コーヒー)
・20:30 イタリアレストランでフランス・スイス・韓国・ドイツのオルタナコミックエディター達とミーティング。各国が協力しあってオルタナマンガを発展させようというプロジェクトの第一回目のミーティングだったが、メンバーは他にもたくさんいらっしゃるので、今回はまずアングレームに集まった人達の顔合わせ的なものと思っていたら、いろいろと具体的な話になって白熱。でもまだまだ問題は山積という感有り。(ワイン、パンナコッタ三種)
・23:00 プレスルームでのパーティに参加
・24:00 雪でシャトル(送迎車)がストップしたためブノアの車でホテルに帰る。しりあがりさんご一行はこの夜結局ホテル(お城)に帰れず、近くの民家に泊めてもらった。

29日(晴のち曇)
・08:00 起床
・12:00 ブース通路にて「ジャパン・タイムズ」インタビュー
・昼食 中野&さとこ&手塚(きのこのオムレツ・ジャガイモとベーコンのグラタン・トマトサラダ・コーヒー)
・14:00〜16:30 IMHOのブースで中野さんサイン会
・18:00 アングレーム出発
・21:00頃 パリ着。ホテルはサンミッシェル駅近く。ちなみにしりあがりさんご一行のホテルは偶然にも私たちのホテルから歩いて5分ぐらいのところだった。
・夜食 ホテル近くの安い中華屋でササッと食べる(ビーフン・餃子・生春巻・ライチ)

30日(晴)
・08:00 起床 ホテルの周りを散策
・12:00 ホテル近くの中華屋で昼食(中野/ラーメン 手塚/チャーハン)
・14:00 美樹さんと駅前で待ちあわせ。すぐ近くにアックスが置いてある謎の本屋を教えていただき侵入。山のように積まれた本の奥で店主がニコニコと微笑みながら迎えてくれた。中野さんの特集号も発見!その後美樹さんの案内で骨董市で有名なパリのダウンタウン、クリニャンクールへ地下鉄で移動。おみやげのお買い物。骨董雑貨屋&古本屋で物欲爆発! 
・19:00 ホテル前でしりあがりさんご一行と待ちあわせ、オイスターバーで夕食。(生牡蛎3種・ワイン・手塚/帆立のソテー&温野菜・洋梨のシャーベットリキュールがけ 中野/鴨ロースト・アイスクリーム)目ン玉が飛び出るほど高かった!
・23:30 ホテル着

31日(晴)
・08:00 起床 地下鉄でアベスに移動。カフェでコーヒー。
・12:00 アベス駅前広場でさとこさん、しりあがりさんご一行と待ちあわせして、サクレ・クール聖堂を見学しつつ、アールブリュット作品を展示している美術館へ。パリでは珍しく晴天続きで気持ちがいい。
・13:00 美術館近くに有るブランケ、パキート、ピエラポリス等の作品や本を扱っているすごく面白い店をさとこさんに教えていただき買い物。ここで羽生生さん、誰かの原画を購入。誰のだったか後で聞いてみよう。(さっき羽生生さんのHPを覗いたら、チャールズ・バーンズのリトグラフだった)
・13・30 さとこさんお勧めの店でみんなで昼食(クスクス、レモン生ジュース)。クスクスがこんなに美味しいとは驚き。パリでは移民が経営しているレストランの方が安くて美味しい。
・しりあがりさんご一行と分かれて街を散策。となり駅ピガールまで歩く(エロショップ、ストリップ劇場など、ここはエロの街で面白い、ワクワク!)
・16:00頃、地下鉄でパリ中心街に戻りお土産のお買い物。といってもこの辺は高いぞ! 運良く街中セール中で石鹸や蝋燭をやっと買えた。途中、剥製が展示している店に入る。お土産物は面白かったけど、小鳥まで剥製にされててちゅんこを思い出してしまい胸が痛くなる。剥製は金持ちが家に飾るために買っていったりするそうな。馬鹿者めが!
・18:00 エッフェル塔のすぐそばにあるパリ日本文化会館へ。時間が無くタクシーで移動。タクシー初めて乗ったぞ! 運ちゃんは陽気な黒人。
・18:30〜20:00 同館にてしりあがりさんの講演。300席ある会場は満員! 私たちも危うく入れないところだったが、しりあがりさんの通訳担当、パリ在住のジャーナリスト渡辺さん(根本さんの大ファン!)が何とか都合をつけてくれやっと入場できた。司会はジュリアン。観客の半分はパリ在住の日本人(若い人がほとんど)。作品をスクリーンに写しながらマンガの話や、政治の話などもちょこっと。こうしてしりあがりさんの作品がパリで紹介されるのは嬉しい。「ジャカランダ」の話のくだりで、ジュリアンがアックスの紹介をしてくれ、会場から拍手が! すごく嬉しかった&ビックリした!
・夕食 ブノア、美樹さんと中華街に地下鉄で移動して食事(手塚/タイカレー・タロイモのコロッケ、中野/麺と肉の丼みたいなもの・タロ芋コロッケ)
・24:00頃 ホテル着

2/1日(晴)
・08:00 起床
・11:00 IMHOのオフィスへ。
・12:00 IMHOの近くに有るコーネリアス(「ツノ病」を翻訳出版)のオフィスへ。ジャンルイ手作りの昼食(ワイン、ニンジンとカブのマリネ風、ズッキーニのチーズ&半熟卵のせ、レンズ豆のスフレ、洋梨、コーヒー)。ジャンルイも我が社に来られたことがある。ミミヨちゃんもパリに住んでいたときにコーネリアスの事務所に遊びに行かれたそうな。帰りに本をたくさんいただく。
・15:00〜19:00 ホテル近くの書店「ALBUM MANGA」でサイン会。この書店はパリでも有名なチェーン店で、サイン会会場となった店は日本マンガの専門店。熱心な男性ファンも現れ、サインとは別に似顔絵を迫られたり彼が好きな作家の作品を見せられたりと、かなり粘ってくれたが、中野さんはニコニコと丁寧に応対。サイン会の後同場所にて、フリーペーパー「ジパング」とマンガ雑誌のインタビュー2本。
・20:00 さとこさんの家で、ブノア、美樹、オーロール、エリック、エリックの友人とで、さとこさん手作りの夕食をいただく(ゆかりごはん、味噌スープ、暖炉で焼いたシャケとジャガイモ、林檎とキャラメルのタルトタタン、ハーブティ、ワイン)。暖炉というものはこんなに暖かいものか、と感動。煙は全て煙突に吸い込まれていくので全然臭くない。さとこさんとエリックの家は楽器やCDで溢れていた。楽しそう〜。
・24:00 ホテル着

2日(曇のち雨)
・08:00 起床
・10:15 ホテルロビーでブノア&美樹さんと待ちあわせ、ブノアの車で再度コーネリアスのオフィスへ。
・11:00過ぎ オフィス近くにある書店「テットロック」へ。この店は店主(浅川クンの奥さんの友人)の趣味で本棚が構成されていて、すごくいい感じ。なんとアックスが揃っている! さらに、世界中を旅している店主が各国で買い集めてきた工芸品、中国と日本のお茶も売っている。店内に併設されているティールームでお勧めの中国茶を頂きながらしばし歓談。中野さんがサインを求められサイン帳を開くと、前のページにしりあがりさんのサインがあるではないの。きっとジュリアンに連れられて来店したのだろう。何か変な感じだが嬉しくなる。話しているうちに思い出したんだけど、このおじさん、一度工藝舎に来た人だった。「日本の珍しいお茶はないか」と聞かれてたまたま会社にあったソバ茶を入れてあげたことを思い出した。たくさんのレアもののお土産をいただいてお別れ。
・13:00 ブノア&美樹さんとコルシカ島料理の店で昼食(中野/兎の肉・チョコレートケーキ、手塚/白身魚ソースがけインゲン&ほうれん草添え・チーズケーキ、コーヒー)。安いので大繁盛!
・14:00 駅前で労働者達や移民のデモが始ったので、渋滞を心配して早めに空港へ出発したが、途中ブノアの車が煙を吐き出し修理必要となったため、ブノアと車を残して美樹さんといっしょにタクシーで空港へ。それにしても煙には驚いた。映画のワンシーンを観ているようで、ドキドキした。
・16:30頃 ドゴール空港を離陸(一回目の離陸に失敗しやがったのでちょっと不安だった)。飛行中二人とも爆睡。
 
 

東陽01

サイン会に集まる人達。絵をリクエストされ、一生懸命答える後ろ姿のシズカ嬢。

東陽02 アングレームの市庁舎がフェスティバルの本部に。プレスルームやインタビュー室、それにしりあがりさんのパフォーマンスもこの中で!
東陽02 完成した壁画の前で、しりあがりさんとシズカ嬢。
東陽02 プレスルームでインタビューをうけるシズカ嬢。向かって右側は通訳のさとこさん。

土舘 2006年2月10日 pagetop

 おや?ワタクシの4日(土)5日(日)の行動が志村さんと水村オヤビンの日記の中にありますわ。
 4日、中野タコシェさんへ。古泉さん、有難うございます。お疲れさまでした!『転校生-オレのあそこがあいつのアレで』。ハートをぐっと掴まれます。未読のかたは是非本屋さんへ!
 このころ私は風邪をひいておりまして、笑ったりすると咳が絶好調!とばかりに出ておりました。5日が特にひどかったので、投薬しつつ観劇に臨んだのですが…走り出したら止まらないんだよ!とおっしゃる横浜銀蝿かオリエンタルラジオの如くガヘガヘと出まくりました。あーゆう時の咳って、我慢してると後でまとめてくるのな。不思議ね。それにしても、やはりイッセーさんはとても魅力的な芝居をなさる…いつも違う人が演じているように見える。私も生見は今回が初で、当り前の事だがブラウン管通して見るのとはワケが違う!花田屋さん、有難うございました。
 そして、初めてメイドさんの居る喫茶にお邪魔しました。入店して「おかえりなさい」って言われるのがおもしろい。退店は「いってらっしゃいませ」だもん。いいね、メイドさん。しかし、店内での私は完全にアウェーでした。今回はおのぼりさんっぷりを隠しきれなかったので、また機会が有ったらホーム気分を演じたいものです。見た目だけは余裕かまします。見てろよ!何の勝負かは分からんが…。(つぴこ)


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                  <td width= 2006年2月9日 pagetop

 アックスの入稿だとか帳簿つけだとか他いろいろ、月末は何やらかんやらに忙殺されてて日記書けませんでした。てなわけで、少々間があいてしまいましたが、今頃なに? な先月の話。
 28日。個展会場のスパンアートギャラリーにて西岡兄妹サイン会。木枯らし身にしみる寒ーい日でしたが、常連さんから初参加の方、中には福岡からという方までご来場下さり、場内は暖房いらんくらいの大盛況。今回もサイン会特別バージョンのサインで常にサービスを怠らない西岡さん。ホントに頭が下がります。お疲れさまでした、そしてありがとうございました。ちなみに2月25日には、京都・トランスポップギャラリーにて西岡兄妹サイン会およびトークイベントを開催します。関西方面のファンの皆さま、ご来場お待ちしております。
 それより数日前のこと。フラミンゴスタジオから一本のカセットテープが届いた。去年11月に出た根本敬著『龜ノ頭のスープ』には、初版限定特典としてテリー・ジョンスン氏が選曲したカバーデザイン・イメージCD、『Gラップ皿(「TURTLE HEAD SOUP GANGSTA WAR IN DIRTY WATER_VOLUME1」)』プレゼントの応募券がついているのだが、そのマスターテープが出来上がったのだ。さっそく仕事しながら出来たてほかほかのテープを聴いていると、いつの間にかちゅんこが音楽に合わせてさえずっていた。テリー氏セレクトのギャングスタに反応するとはさすが素性が野鳥、ヘタうま感度が良いらしい。スズメも踊り出す極レアGラップ皿は5名様から1万名様にプレゼント。なので、ほぼ応募者全員に当たる仕組みです。締切りは2月末日。まだ間に合いますのでじゃんじゃかご応募下さい!
 ところで、1月18日にリリースされたダブルオー・テレサの新譜『こちらロックンロール天国』。もうご覧になっただろうか?そう、後藤友香嬢の爆裂イラストがジャケットを飾るアレです。次号『アックス』vol.49では、スペシャル企画として友香嬢と植木遊人氏(ダブルオー・テレサ)の対談を掲載します!! この二人、近い将来何やらスゴイ事をやらかしてくれそうな。そんな予感大。
(高市)

スパン西岡 千晶ちゃんがサインを入れた後、お兄さんが落款を押します。今回兄氏にもサインの依頼があり、貴重な「兄妹サイン」も。
ロックンロール これが噂のジャケ画!!!
アックスだとカラーでお見せ出来ないのでこっちに貼りました。
CDを聴きながら広げて見ることを強くオススメします。

水村 2006年2月6日 pagetop

 ご招待を頂き日曜日に北千住のシアター1010にてイッセー尾形 太宰治を読む!書く!創る!の公演に行って来ました。イッセーさんの舞台を見るのは初めてなのでとても楽しみでした。太宰だから暗いのだろうと思っていたのですが、想像していたものとは全く違い舞台は笑いで一杯でした。一話完結のオムニバス形式。田舎のおばさん、ダメサラリーマン、クラブのママ、小学校の教頭、バーテン、テーラーの親父といった面々に扮し、彼らの中に太宰的な要素をちりばめてウィットにとんだ舞台が繰り広げられました。斬新なアイデアとイッセーさんの演技に魅了されてとても楽しい時間を過ごしました。イッセーさんの舞台は必見です!!こんな機会を与えてくれたハナダヤさんありがとうございました。(水村)
2006年2月04日 pagetop

 藤枝奈己絵さんの初の単行本「変わっているから困ってる」と「アックス」の入稿作業などでしばらく日記が書けませんでした。藤枝さんの初単行本、面白いのですよ。「アックス」は衿沢世衣子さんの特集です。
 で、先月の事になりますが、1月29日河井克夫氏が出演した、劇団ハットリ座公演「オスウーマン」に行ってきました。河井さん演じる盲目の車イス生活の男の演技は、すごく雰囲気があって良かったです。演技をする河井さんはカッコイイですね。そんな河井さんを、想像してみてください。最後の「テヘッ」というオチも効いていました。
 4日(本日)中野タコシェで行われた『転校生 オレのあそこがあいつのアレで』(小学館)発売記念・古泉智浩サイン会にツチダテさんと行ってきました。会場にはたくさんのファンがつめかけ、盛況でした。今回のサイン会では希望のキャラクターの絵をリクエストできるとあって、『転校生』に出てくるキャラ以外の『ジンバルロック』の赤金や『死んだ目をした少年』の強美、ブラックデスパイダーマンなどもリクエストされ、どうやら前日に『転校生』に出てくるキャラのサイン用の絵を練習していたらしい古泉さんは、最初は少しとまどったようでしたが、だんだん調子が出てきたようで、いろんなリクエストに答えて描いていました。高校生男女の性器が入れ替わるという、一体どうなるのか一度は体験してみたいテーマに、古泉智浩氏が挑んだ話題の『転校生』、面白いのでまだ読んでいない方は是非どうぞ。会場には本秀康さん、川崎タカオさんもいらしてました。(し)

書影 これが話題の『転校生 オレのあそこがあいつのアレで』だ!!
サインする古泉さん 1冊、1冊、丁寧にサインをする古泉さん。ファンも喜びます。
本さんと古泉さん 本さん(後ろ姿)にもサイン。

土舘 2005年2月3日 pagetop

 恵方巻業界(というのがあるのかは分からない)があの手この手でいろんな便乗福を売りさばいている中、南南東を向いて無言でモガーッとかぶりつきました(←結局食ってる)。今年は近隣でも店頭販売をしている所が多かったのですが、いっこだけ気になった「節分は家族みんなで恵方巻」という俳句調の手書きポップ。例えば5人家族が、一斉にみんな同じ方向に向いて無言で太巻にかぶりついてる姿は、わりかしホラーな絵だと思うがどうだろう。
 『アックスvol.49』の編集作業はもう少しです。(つぴこ)
美味しい木の実 すっかり食べた。ごちそうさまでした


しりあがり寿掛軸
しりあがり寿氏に戴いた掛軸
魔除
効力大の魔除絵
熊手
ゴージャスな熊手!
受け付嬢
受け付嬢多数