2日、夜はカニ鍋!! 内田春菊さんが夕張ファンタスティック映画祭に行かれた時に、ものすご〜く大きなタラバガニを送って下さったのだった。6人でも余るほどだったので、井上デザインの親方とたねこ、それに同フロアにあるイプシロン出版企画紅一点の伊藤さんを招き、テーブルコンロ二つを使い都合9人でたいらげた。カニ解体係はすでにプロの腕前を持つ志村クン。足をとり甲羅をあけてきれいに解体し、鍋の中へぶち込む。足の先まで身がビッチリと入ってるんだもの、もうたまらん。鍋をたいらげた後はご飯と卵と大根の葉っぱをいれておじやに。これまたカニのダシがきいててスコブルうまいっ! さらに井上親方が大好きな甲羅酒も堪能。酒もほどよくまわってきた頃には、一升瓶や長い紙筒や掃除機のホースを笛やディジュリドゥにみたてて演奏大会! 昔吹奏楽部に在籍していたという井上親方は、一升瓶から笛の音のようなキレイな音を奏で、この意外な特技に皆ビックリ。音に反応しやすい野生児の高市ぴこりは、次の日も台所で一升瓶を手にこっそり練習してたけど…。ま、それにしても久々のカニ鍋は最高だった。内田さん、ありがとう!
5日、吉祥寺で原稿受け取りの後、ぴこりと西友にあるダイソーへ行き会社の台所を整理する道具をゲットし、二人で大荷物を持ったまま中野へ立ちより、タコシェでサイン会中の本さんに御挨拶してから会社へ。編集部、台所をくまなく掃除、掃除!
現在、ある仕事のため「古事記」をかじりつつあるのだが、こんなに面白い話とは思わなかった。メチャクチャだけど大らか。日本民族は元来ものすごく想像豊かでシャレのきいた民族だったのだ。それに田舎での祭や昔から伝わる行事の中で不思議に思っていたこともいくつか謎がとけたような気がする。IT革命で生活環境が激しく変化する今この時期に「古事記」に再び出会えてどこかホッとするのは何故だ…。
春の訪れも近い今日この頃、野鳥がそろそろ交尾の時期に入るのか、窓の外が騒がしい。毎日窓越しに外を眺めるのが日課のスズメのちゅんこに、窓越しにヒヨドリの雄が攻撃をかけてきた。外の世界を知らないちゅんこはビックリして窓辺から植木鉢の中にドテッと墜落。仰向けになったまま目を白黒させていた。それ以来、ヒヨドリの姿を目にすると「ジュジュッ」と鳴きながらパソコン台の隙間に逃げ、頭を隠しハアハアと息を荒くしながら怯えている。そんな箱入娘(息子?)のちゅんこも、最近では編集部を二周三周とホバリングを交えながら飛び回り、ますます元気なのであった。(手塚)
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