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4日午前、光栄印刷宮ちゃん来社で帯の校正。午後、西岡千晶さん10月の新刊「救済の日」の原稿直しで来社、少し遅れてアックス原稿を持ってまどの一哉さん来社。アックス編集のある月はお客様が多く、打ち合わせの机が満杯になってしまうことも。打ちあわせが終ったあと、皆でしばらくちゅんこ部屋でスズメの観察。
5日、朝10時半より、戸田にある光栄印刷工場で聡乃ちゃんといっしょに「いつものはなし」の印刷立ち会い。午前中は巻頭2色マンガと表紙表4色・裏1色、昼食後は本文1色と観音開きの目次、遊び紙表裏と、待ち時間をはさみながらの立ち会いで終了は夕方5時。聡乃ちゃんの細かい注文にも快く対応して下さった印刷所の皆様、ありがとうございます。聡乃ちゃんは印刷機械に俄然興味を持ち、待ち時間に機械を見学したり、調合したインクを練るところを見せてもらったりで大興奮。「こんな風に印刷されてるんですね」と感心することしきり。
6日、夕方から放送映画製作所の黒沢さん主催、シマトラを囲む飲み会へ出席。毎日新聞社出版局の方、祥伝社フィールヤング編集長、福音館編集部の方3名、&井上デザイン親方、川崎タカオ氏、中野シズカ嬢、そしてシマトラ夫妻。初めてお会いする方も多く、業界話で盛り上がった。11時少し前にお開きとなったが、その後川崎さん、中野さんと朝までカラオケ。二人ともすごく上手いし、朝になっても声が枯れない。やっぱり若いよなぁ。
7日、朝8時半に集合して再び戸田の光栄印刷工場へ。本日は残りの口絵4色の立ち会い。三回目で良い感じに仕上がり、午前中に終了。二日間とも営業の宮ちゃんの車で連れてってもらったんだけど、車酔いする聡乃ちゃんは二日とも酔い止めの薬を飲んでいたので、帰りの車の中ではいつのまにかスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていた。皆さんお疲れさまでした。それにしてもナンだな。若くて可愛いってのは最強だと思う。聡乃ちゃんが工場に入るなり、工場の皆様にパーッと笑顔が! 以前、私一人で立ちあったとき、もちろん親切にしていただいたけど、あのときより笑顔のレベルが違うぞレベルが。よーし、こうなったら女性作家をどんどん連れていっちゃおうかな。でも、作家さんも自分の本がどのように印刷されているのか、一度見ておいたほうがいいかも。もう感動モノだと思うから。というワケで、印刷立ちあいの写真、たくさん並べてみました、ハイ。(手塚)
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2色頁の色をチェック。担当の機長にいろいろ質問しながら注文する聡乃ちゃん。
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こちらすでに刷り上がってる丸尾さんの再版「DDT」の2色頁を眺めてみる。
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表紙4色を刷る5色機をみあげる。デカイぞ。
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待ち時間に工場見学をする聡乃ちゃん。宮ちゃんの機械の説明に聞き入っている。
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機械大好きの聡乃ちゃんは、機械のあちこちを撮影しはじめた。
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こちら刷り上がった「いつものはなし」の表紙オモテ4色。3面ついてます。
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本文1色の立ちあい。トーンを重ね貼りした部分がどこらへんまでちゃんと出るのかをチェック。
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目次、帯、遊び紙に使うインクの調合と練り。練るのにすごく力がいるらしい。聡乃ちゃんのリクエストで目の前で練ってもらった。
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二日目の立ちあい。こちらカラー口絵。データに寄り近い色が早い時間に出て、大満足!
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