アックス入校や月末の仕事諸々で書けなかった9月後半の出来事をざっと書きます。
9月16日、池田ハルさんからメールが。5日に無事第一子の女の子(杏月=あづきちゃん)出産、との報告が。おめでとー! シマトラの手塚治虫文化賞受賞祝賀パーティで、みんなにお腹をなでてもらったご利益か、すごくかわいい女の子だ。健やかに育ちますよう。
22日、本日「いつものはなし」搬入日。そして午後2時、近藤聡乃ちゃんが本130冊にサインを入れるために来社。そうこうしているうちにSMスナイパー編集部とカメラマンにSMライター嬢来社。DVDに入れるコメントの録画取りの撮影場所に我が社が選ばれ(どういう基準かわからないけど)、編集部、資料室、そして雀の間で撮影。ついでに我が社の本も宣伝してくれるというので、アックスや「いつものはなし」を映してもらった。SMライター嬢の元気なSM姿に聡乃ちゃんもビックリ。なんだかすごくにぎやかな午後ではあったぞ。
23日、高市ぴいこと一緒に根本敬画伯と今後のいろいろなことについて打合わせ。我が社を含むこれからの新刊予定もビッチリで、忙しくなりそうな気配の根本さん、意気込みは充分だ! 打合わせ後会社に戻ると、一日ほったらかしにされていたちゅんこはご機嫌ナナメで目を合わせてくれない。スズメっこは感情が実に豊かだ。
24日午後、芸術新潮編集部の三好さん来社。我が社の資料をお貸しする。三好さんはものすごくマンガに詳しい方で、特にガロ周辺はかなり読み込んでいらっしゃるので、話が弾む。糸井さんのHP「ほぼ日」の『担当編集者は知っている』の原稿締め切りだったけど間に合わず、25日に延ばしてもらった。とほほ。
26日、夕方6時半よりオーストリア大使館で荒木経惟氏「オーストリア芸術最高位勲章」の授賞式へ。受賞会場で末井昭さん、神蔵美子さん、島本慶さん、山田勇男さん、岩田次男&ちえちゃん夫妻に挨拶。少し離れたところに鈴木清順氏の姿も。授賞式では高校の同級生だったという立花隆氏も挨拶され、オーストリア大使の長〜い挨拶の後、勲章を授与&乾杯。ヨーロッパでは大変権威のある芸術の賞で、日本人では荒木さんが初めてらしい。光り輝く勲章を見ながら末井さんたちと「あれ、純金だよね、いいなぁ」と、ヒソヒソ話。
そしていよいよ祝賀会でご馳走がたべられるぞと張り切っていたら、会社から緊急連絡が入り、あわてて会社に戻る。クッソー、残念!
27日 午後青山のギャラリービリケンへ。「あがた森魚惑星漂流60周年展」に出品されているあがたさんと交友のある方々、花輪和一さん、吉田光彦さん、シバ、森雅之さん、井口真吾さんなど、たくさんの絵を堪能。そして会社に戻りアックス入校作業、日曜日も引き続き入校作業…。
29日、30日は、アックスほぼ最後の原稿入校&単行本入校でバタバタと作家さんが来社来社。後藤友香さん、シマトラ、西岡兄、近藤聡乃さん、鈴木詩子さん…。ポットのお湯がおいつかない。
とまあ、いろんな人にお会いしつつ、アックス入校作業も佳境を迎えたクソ忙しい月末に、まーた、まーたヤツが動物を編集部に置いていきがった。今度はハムスター2匹…。何でも知りあいの子供が飼っていたハムスターがボコボコ子供を産んでしまったらしく「おまえは2匹」とあてがわれたそうな。あてがわれたら自分で飼えばいいのに、迷惑にも押し付けてきた。「50もすぎてそういうパシリから早く卒業しないとリッパな大人にはなりませんよぉ〜」と軽く怒るも、何せパシリ好きな体質だから一生変わらないんだろうな。というワケでスズメ2羽とハム2匹、何だかもうワケの分からない編集部となっておりますがー、何か? (手塚)
※10月の出来事はまた順を追って書きます。
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