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編集部だより

土舘 2003年10月31日 pagetop

 実は会社の近所には、妖怪が居ます。今日も営業帰りに出会いました。ヤツはそーっと寄ってきて足にまとわりつきます。そして、先を急ぐ私の足をもつれさせるのです。これぞまさしく妖怪すねこすり!…という猫が居ます。いや〜、とても可愛いんですけどね。歩を進める事が出来ないんですよ、ホント。以前一度、蹴っちゃったことが有ります。タイミング見計らって足を出したら、猫が前にスッ…って。それでも未だに絡まれます。持って帰ろうかとさえ思ってしまいます。(つぴこ)

手塚 2003年10月25日 pagetop

 夜、我が社のHP制作担当のパイデザにHP新コーナー企画で打ち合わせに。その後中野新橋の和民で飲む。22日朝、8時のワイドショーを見てると、例の有栖川家を名乗る男女が詐欺で逮捕されたとの報道が。普段着のズボンにとりあえず錦織のゴージャスな膝当てをぬいつけたようなその人生観には注目せざえるを得ない。「殿下」と呼んでいる自称「有栖川晴美」という美人キャラもちょっといい味出している。スケールの違いはあれど、ごくたまーにこういったゴージャスな布きれを当てた人が身の回りにも登場したりする。「他人の金はオレのもの」的思考の人の錦織膝当てはすさまじく分かりやすく滑稽である。25日、西岡千晶ちゃんが12月の新刊「この世の終わりへの旅」の原稿修正を終えて来社。初の長編とあってこちらも期待大だ。ところでお東陽片岡先生の11月新刊「うすバカ二輪伝」のカバーイラストがウルトラすさまじく遅れていて非常に不安。お東陽先生の場合、イラストの着彩は井上デザインがMacで担当するのだが、絵柄が細かいためレイヤーが100近くいってしまうくくらい面倒なので、早く仕上げてもらわないと大変なことになる。予想はしてたものの、どーしたもんだかまったく…。(手塚)

手塚 2003年10月20日 pagetop

 新刊単行本「うすバカ二輪伝」の件で来社されたお東陽片岡先生、日曜日の草野球試合で名誉の負傷! 普段は監督のみでベンチにいるのに、この日に限って三塁を守っていたらしい。ランナーをタッチアウトしようと走り出したらどういう訳かランナーとキャッチャーにはさまれてしまったお東陽先生、そのまま倒れ込んで左肩半脱臼状態に。左だからよかったものの、これから雑誌の締め切り及び大事な単行本カバー描き下ろしを控えているこの時期に、野球なんぞにうつつを抜かしているからバチが当たったのかもしれない。というわけで、反省の意味を込めて記念写真をパチリ!(手塚)
お東陽先生 つり包帯が痛々しいお東陽片岡先生。このまま約一週間ほどこの状態でいるらしい。
土舘   pagetop
 日曜、手塚さん高市さんタネコさんと館林にグッとくるタヌキを探しに行きました。タヌキのメッカ?茂林寺には、あらゆるタヌキたちがひしめきあっていました。バード・ウォッチングをしようと森に入ったのですが、ヤブ蚊が後をつけてきたので、志し半ばにして断念。(食われました。都合5ヶ)土産物屋で、年期の入ったタヌキグッズを入手。その後、うどんを食べて帰京。充実の一日でした。(つぴこ)
出迎えタヌキ 寺の入り口に25匹でお出迎え
貫禄タヌキ いい味出してます
ポージングたぬき 剥製なのにこのポーズ
うどん お蚕様は入ってません。とても美味しゅうございました
駅前タヌキ 駅前に居ました

手塚 2003年10月18日 pagetop

 菅野修氏より荷物が届く。何だろう、と思って開けてみると、大きな箱にはコーヒーセットが! 小さい箱にはナント「KANNOOSAMU-2003.8〜10」と書かれたビデオが1本とゼリーが2コ…。早速ナゾのビデオを再生してみるとこれが凄かった! 車を走らせながら撮影した盛岡市内、小岩井農場の風景をバックに自作自演のかなりアバンギャルドなフリージャズが延々と流れ、最後には御自宅でサックスを録音しているお姿が! ドラム、ベース、ギター、シンセ、アルトサックス、ベース、ピアノを自宅で多重録音編集されたらしい。フリージャズバンド活動歴も長い菅野氏、その音楽は氏のマンガにまさにぴったりで、女子社員から「かっこいいー!」の声も。高円寺の「円盤」なんかに置いてもイケルんじゃないか、というなかなかの出来栄えだった。「湯浅湾」が好きな人なら絶対に好きになってしまう絶品ビデオ、編集部だけで楽しんでるのはもったいないなぁ。(手塚)

手塚 2003年10月17日 pagetop

 15日午前中、ハル氏が新作を持って来社。福岡限定の明太子プリッツ大箱をおみやげにいただく。ボリボリ。夜、お東予片岡先生の新刊「うすバカ二輪伝」の装丁担当井上親方を交えて打ち合わせ。のち四谷三丁目のつぼ八に飲みに行く。11時もまわりそろそろお開きにしようと席を立つと、お東陽片岡先生から「あのですね、これからいきつけのゴキブリスナックでカラオケしませんか?」とお誘いをいただき、三人で噂のゴキブリスナックへ。ムード歌謡全開で咽を鳴らすお東陽片岡先生、CD発売実現にむけて猛練習!
 16日午後、萩原利夫氏、新作を持って来社。帰り際に遠藤ミチロウ氏がマガジン5の社長菅野氏と田草川編集員、井上氏といっしょにブラリと遊びに来る。ご近所の井上デザインで、新刊「我自由丸ーガジュマル」の写真チェックをしていた帰りとのこと。せっかくだからと萩原氏も少し残って皆で雑談。将来は奄美大島に移り住みたいというミチロウ氏、まずは写真集が売れることを祈るばかり。
 夕方、井上氏と一緒に林静一氏の個展を見に銀座へ。季節をテーマに描かれた少女と花の日本画にしばし目を奪われる。まるでシルクスクリーンのように均等に塗られた色が実に鮮やか! 会場で林氏と御夫人の節子さんが待っていて下さり、新橋の飲み屋にお誘いいただく。おっとその前に、節子さんが糸紡、染色、機織りと全ての工程を手がけて作り上げた染織作品の中から母親に贈るマフラーを、節子さんにアドバイスいただきながら選び購入。絹で織ってあるので暖かく肌触りもバツグン! 新橋の飲み屋では、おいしい刺し身や天麩羅をいただく。10時少し前にお開きにして、途中節子さんと別れて三人で新宿に移動しカラオケへ。二連チャンでノドがイタイ! 
 17日「少女椿」「アックス35」の見本出来。浅川クンと志村クンが取り次ぎへ部数交渉に。午後杉山実氏、新作のプロットの件で打ち合わせに来社。続けてお東陽片岡先生が打ち合わせで来社。杉山氏とお東陽先生、実は多摩美大の先輩後輩にあたる。同じ大学出身なのに絵柄はまったく対照的。人生いろいろ、絵柄もいろいろでこれまた楽し! (手塚)
遠藤ミチロウ氏 しりあがり寿氏の掛け軸をバックにポーズを決める遠藤ミチロウ氏
水村   pagetop
 先週、今週とサイン本の納品をしました。タコシェ、文鳥堂飯田橋店、高円寺文庫センター、池袋の芳林堂コミッックプラザに「大発掘」、高円寺文庫センター、池袋のぽえむ・ぱろうるに「くらげそっくり」を置いて頂いています。数に限りが有りますので、事前にあるかどうか確認をしてください。「大発掘」のサイン本は今のところサインしてもらった数が少ないので貴重ですよ。それと、10月19日の朝日新聞に書評が載るのでとっている方は御覧ください。

土舘 2003年10月16日 pagetop

 先週、某書店員さんや某版元さんたちの女子チームで、阿佐ヶ谷「よるのひるね」にて飲み会。マスター、他のお客さんやらごめんなさいってくらいの大騒ぎでスミマセンでした…。でも、かなり楽しかったですよ。
 さて本日も日課のようにサブが食事をしに来社。マグロのエサに満足し、何事もなかったように立ち去るサブ。「ごちそうさま」くらい言ってみろ!せめて撫でさせてくれてもいいのに、未だ触ろうとするとスッと逃げる。とてもいけずなお方様だ。(つぴこ)
ガッツいてます 今日もガッツいてます
立ち去るサブ 立ち去るところです

手塚 2003年10月14日 pagetop

 本日、予告通り秋山亜由子さんから岐阜名物「栗きんとん」のお菓子が届く。ところがここ2、3日まったく連絡がとれない亜由子奥様。また山下清になって旅に出てしまったらしいのでお礼を留守電に入れておいた。気が向いたころにブラリと戻ってくるだろう。忙しさも少し落ち着つくと打ち合わせが多くなる。今週は三連チャンで夜飲みに行きそうな気配…。最近ちょっと無理すると二日酔いになってしまうので、気をつけないといけない。
 午後、アックス35と少女椿の刷り出しが届く。夕方、井上デザインからいただいたジャガイモを蒸かす。マーガリンと塩で食べると実にウマイ。急に寒くなったので、あったかいものがおいしい。
 先週までバタバタしていたけど、今日はうって変わって雨音を聞きながら皆静かにお仕事。営業部の二人は書店営業へ。編集部は11月新刊及び次の号のアックス特集等の準備やためこんだ帳簿付けに没頭ボットー…。あ、そういえば丸尾さんのHPが近々開設されるそうなので、開設されたら即効でリンクの予定。ファンの皆様、刮目して待て!(手塚)

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                  <td width= 2003年10月10日 pagetop

 9日、「くらげそっくり」のサイン入れで西岡千晶さん、大下さなえさんが来社。60冊サインを入れて頂いたのだが、同じ字を繰り返し繰り返し書いていると、だんだん何を書いているのか分からなくなってくるらしい。そう考えると、夢って毎日見てて現実との区別がつかなくなったりはしないのだろうか? ちなみに千晶さんは現実的な夢を、大下さんは非現実的な夢をよく見るそうだ。でもお二方にとっての現実的な事と非現実的な事って一体??? そもそも千晶さんも大下さんも、夢と現実の境界が曖昧な感じがする。それは「くらげそっくり」を読めば分かるかと…(なにげに宣伝してます)。サイン入れの後はお茶を飲みつつサルやらリスやらトカゲの脱皮の話に花を咲かせ、気づけばすっかり日も暮れていた…。てなワケで、本屋さんで「くらげそっくり」のサイン本を見かけたら、即ゲットして下さいませ。(高市)

西岡千晶さん・大下さなえさん・古泉智浩さん 本日「よるのひるね」のイベントで上京された古泉智浩氏と記念写真。「くらげ」を手に微笑む三人。まるでテレフォン・ショッピング番組のようです。
(向って左から西岡千晶さん・大下さなえさん・古泉智浩さん)
手塚   pagetop
●ここ最近の出来事、まとめて書いてみました。
 9月24日、丸尾さん、改訂版「少女椿」のカバー絵アップ。すごいぞ今回の絵も! 夜、荻窪のひなぎくにて翁二さんのライブがあったが、アックス特集と「少女椿」の進行が重なりライブには行けず、二次会に顔を出す。25日午前11時、シマトラ来社。10月頭に奥さんの実家から葡萄を送ってくださるとのこと。ありがとう! 夜、みうらじゅん氏と田口トモロヲ氏、新宿でアックス特集の対談。お二人息がぴったりで楽しい対談。26日明け方地震で目がさめる。テレビをつけると北海道東部、翁二さんが住んでいるあたりが特に被害が大きいらしい。昼前、ライブツアーで山形にいる翁二から電話あり。家の中がメチャクチャで奥さんと子供たちが片づけているらしい。早く家に帰ってやれ! 午後、札幌の花輪さんに電話。地震の被害を聞くと「まな板が落ちただけ」とのこと。翁二さん宅の状況を話すと「札幌とは偉い違いだ」と驚かれていた。28日日曜出勤。黙々と「少女椿」本文入校の準備をしていたとき、猫のサブが入ってきて二ケ所にゲロを吐く。最近元気がないので心配だ。夕方、根本さんからちょっとしたいい話のファックスが届いたので即電話。長電話になってしまたけど、最近のエビスさん情報(もちろん女性関係の事)をもらう。29日「少女椿」本文入稿。午後、三本さん原稿を持って来社。2時頃井上デザインからトウモロコシとジャガイモをいただく。即効でとうもろこしを茹でる。夕方西岡千晶ちゃん来社。目ざとくトウモロコシを発見されてしまい(笑)、一緒にいただく。30日、なんだか社内に風邪がまん延しそうな気配。朝から終電まで、という毎日でちょっとバテ気味のところに風邪はキツイぞ。
 月頭、いよいよにっちもさっちも行かない状態に突入! おかげさまで風邪もばっちりひいたらしく熱があるような気がするが、気づかないふりでしのぐ。朝イチで安斎肇さんの事務所へ。山下公園や中華街が近いので、時間があればブラブラしたいが即効で帰社。午後丸尾さん宅へ「少女椿」本文校正をもってチェックしていただく。その足で神保町の印刷所へ…。次の日深夜、みうらさんやっと原稿アップ。超多忙のスケジュールなのに、無理矢理一日半あけてもらい、一気に書き上げてもらった。「絶対必ず描くから、待っててネ!」という言葉、あれだけ仕事を抱えながらすごいことだと感心! シマトラの奥さんのご実家より、巨峰が一箱届く! でかい、甘い! みんなでパクつきちょっと一息!
 …なんてな具合で無事入校終了、お疲れさまでした。とホッとしてたら「少女椿」のカバーに定価表示を入れるのをすっかり忘れていて印刷所から「定価入れなくていいんですか?」と電話をもらい真っ青! いいわけないよー! かーっ、まだまだだな…。
 入校後、ついに浅川クン風邪で倒れてお休み。最初に風邪を運んできた志村クンも、どうもぶり返した模様…。年末進行が近づいてきてるので、とりあえず休息して体を元に戻すことが一番ね。(手塚)
みうらじゅん氏 多忙でちょっと寝不足の続くみうらじゅん氏ーアックス35特集対談にて

志村 2003年10月9日 pagetop

 昼間会社に来てくださった(高市日記参照)古泉智浩氏の初監督自主映画作品『雑音★エクスプロージョン21』上映会(於・阿佐ケ谷「夜の喫茶店 よるのひるね」)に行ってきました。急きょ決まった上映会だったにもかかわらず会場は超満員。古泉氏のマンガに共通する世界観を映像化した映画に上映中、笑いが絶えませんでした。初めて撮った映画とは思えないその出来上がりにはビックリです。上映後の大西祥平氏によるインタビューコーナーでは映画制作の動機や制作上の苦労、使った映像編集ソフトや音楽の録音方法等々、細かい部分まで制作秘話を聞くことができました。上映後しばらくしてからの生解説入りの上映もあって、これがまた面白く、楽しい上映会でした。(し)

トウモロコシ!  トウモロコシ! 

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                  <td width= 2003年10月8日 pagetop

 先週土曜(10/4)は、表参道「ナディッフ」で『くらげそっくり』の発売記念イベント。予約なしだったのでどれくらい人が集まるか読めなかったけど、当日は立ち見が出るほどの盛況! 西岡智氏&西岡長兄氏、東浩紀氏(大下さんの旦那様)、ブックエンド・門田克彦氏、井上デザイン・植田麻奈美嬢&徳永純子嬢らが応援に駆けつけてくれました。拙い私の司会でトークはゆるゆると進行しましたが、大下さんの冴えわたるトークに助けられ、千晶さんの天然トークに会場は和やかな雰囲気。トーク終了後は、エレクトロニック音楽ユニットmolの演奏をバックに大下さんが詩を朗読。みんな気持ち良さそうに聞き入っている。のんびり、ほわわ〜んとした感じのイベントになりました(くらげそっくり!?)。そしてサイン会も終え、いざ打ち上げに! 表参道あたりで飲む機会なんてないし、土地カンがないのでエラい遠い所にある店を予約してしまった…(反省)。おまけに予約が入ってない(!)というアクシデントまで起る始末。なんとか入れてよかったが。ふひ〜。てな感じですが(どんな!?)、ご来場頂きましたお客さま、大下さん、千晶さん、molの皆さん、「ナディッフ」さん、関係者の皆さん、どうもありがとうございましたー!! 千晶さんの美しい原画は10/12まで展示してます。まだ日にちは少しありますので、ぜひ「ナディッフ」へお立ち寄り下さい!(高市)
ナディッフ 大下さんが「くらげそっくり」の中から詩を朗読した後、千晶さんに「なんでこの詩にこの絵を描いたの??」と質問。謎な絵が多いので…。

土舘 2003年10月7日 pagetop

 ちょっと前の話ですが、「改訂版 少女椿」のカバー用イラストを手塚さんが丸尾さんよりお預かりして帰社。う、美しい〜!みとれてしまいました。現在、コゾ−水村氏と手分けして書店さん用の販促物を製作中。描き足しや描き直しが結構入っているので、以前の本を持ってる方も絶対に「買い」です。どこが違うのか比べるのも良しです。
 さて、アックス編集部はというと…忙しい最中、風邪が流行してしまい、さあ大変だという事で、「これは風邪の咳ではない」やら「入稿が済むまで熱は測らない」とか「気のせいだ」とか、自己暗示的発言が続発。そんなこんなで、現在ほぼ入稿の済んだ今月下旬発売のアックス35号の目印は「プヒ〜」です。(つぴこ)


しりあがり寿掛軸
しりあがり寿氏に戴いた掛軸
魔除
効力大の魔除絵
熊手
ゴージャスな熊手!
受け付嬢
受け付嬢多数