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編集部だより
手塚 2003年12月30日 pagetop

 29日は朝から大掃除。窓を全部開けて、一年の埃を皆で取り払う。12月中は暮の大掃除があるからと普段の掃除をさぼっていたので、非常に汚なかった。でも資料室、窓ガラス、換気扇と次々に奇麗になっていくのは嬉しいぞ。大掃除も午後1時過ぎには終了。んでー!年末恒例のアラ嬉しや「ちらし寿司(上)」を頼み、ビールで乾杯して一年の労をねぎらう。年に一度しかちらし寿司を頼まないのに、すし屋にはすっかり覚えられてしまった…。キレイになった部屋で食べるちらし寿司の味はこらもー格別ではある。あーシアワセ…。
 食事が終わると年賀状書き。夕方幸作ちゃんがビールや日本酒の差し入れをしてくれた。ありがとね! 
 夜、ワタシと高市ぴこりは、蛭子能収氏の彼女の家で開かれる忘年会に呼ばれたのでお先にサヨナラ。ちなみに忘年会には根本敬氏一家と杉作J太郎氏が来ていた。御馳走やケーキを食べて(ちなみにケーキは蛭子さんと彼女でケーキカット!)、蛭子さんがものすごく簡単な手品を披露したり、命令されて用意した一人五百円のプレゼントを交換したり、とすさまじい雰囲気の中忘年会は進んでいった。これが今年最後の納会なんだよな。すんげーメンバー故ある意味忘れられないかも…。(手塚)
手品に熱中する蛭子さん! 手品に熱中する蛭子さん!
◎読者の皆さまへ。
 本年も御愛読いただき誠にありがとうございました。おかげさまで、この一年、無事に過ごすことができました。来年はもっと厳しい年になるだろう、と言われている出版界ですが、作家の皆さまと一緒に地道に面白いマンガを発表して行きたいと思いますので、来年もどうかよろしくお願い致します。また、皆さまにとりましても良い年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。(青林工藝舎/スタッフ一同)

手塚 2003年12月28日 pagetop

 27日、昨日入校したカバーや本文、超スピードで校正上がる。年末はどこもすごい馬力だなぁ。もうあと残り4日だしな。4時、丸尾末広氏の家へ、限定版の付録の塗り絵のイラストをいただきに上がる。おみやげに鳩サブレを持って行く。あの鳩のイラストってすごくいいよね。豆源の鳩のイラストもなかなかだけど。
 会社に戻りチョコチョコと仕事をしてから、しりあがり寿氏の事務所の忘年会に。一次会はもう間に合わないので9時30分からの二次会に突入。二次会には出版関係の人はあまり見当たらす、若手の劇団員とか知らない人ばかりで面食らう。でもあとからアッキー、河井克夫氏、しりあがり氏が見えてホッとした。「コミックビーム」編集員の岩井さんも後からみえて、岩井さんと、これまでにない出版不況の厳しさについて延々とお話。「生き残りゲームに勝ちましょう!」と励まされて嬉しかった。
 1月1日が誕生日のしりあがりさん。事務所のスタッフからプレゼントをもらい、少々テレていた。ちなみにプレゼントはかっこいいマフラーだった。明日も会社に出なければならないので、私は終電でサヨナラ。
 28日、午後から出社。明日の大掃除前に原稿の整理。しかし、気の早いワタシのこと、大掃除は明日だってーのに、台所周りのゴチャゴチャに手を入れずにいられなくなる。ま、性分というか、セッカチってこと。ワタシにつられて高市ぴこりんも何やらゴソゴソと片づけ始った。営業のつぴこは販促物が間に合わず、Macにしがみついていた。
 そんなところに、鍋や炊飯器を持ち出した幸作ちゃんが返却に。その前に「借りた炊飯器はフタがパカパカするやつでしたっけ?」と、電話で訳の分からないこといってた。でも炊飯器、土鍋、鍋、フライパンは無事に返ってきたが、ザルは二コ足りなかった。…けど、見覚えの無い高そうなフライパンが一コ紛れ込んでいるではないか、おりょ? でかしたぞ、幸作ちゃん! さーて、明日はいよいよ大掃除&ちらし寿司の日だ!(手塚)

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                  <td width= 2003年12月27日 pagetop

 21日、寝坊癖がすさまじいので吉祥寺に目覚まし時計を買いに行く。夢中になって時計を物色していると、「高市さ〜ん」と呼ぶ声。ハッと我にかえり顔をあげれば井上デザイン・井上さんと奥様が。恥ずかしい現場を押さえられようでちょっとバツが悪い…。井上さんはクリスマス・プレゼントを買いにきたそうで、「工藝舎のもありますよ」とのこと。毎年ありがとうございます。夜、西岡兄氏原作のお芝居「マリ−の一生」上映会のトーク・ゲストに招かれ、阿佐ヶ谷「よるのひるね」へ。演劇論なんてかませないし、せっくのイベントをブチ壊したらどうしましょう…と思っていたが、心身の健康や最近始められたダイエットの話、そして漫画の話などで和やかに進行(したと思う)。お兄さんお疲れさまでした。でもこういったイベントは、読者の声を直に聞けるので貴重ですね。
 23日、タワーレコード新宿店10F書籍コーナーにて新刊『この世の終りへの旅』発売記念サイン会。西岡兄妹のサイン会はこれで4度目(千晶ちゃんは『くらげそっくり』があるので5度目)なのだが、毎回違ったバージョンのサインを考案してきてくれる西岡さんのサービス精神にはいつも感服させられる。ご来場下さったお客様、タワーレコードの皆様、応援にきて下さった大下さなえさん、そして西岡兄妹さん、どうもありがとうございました。ちなみに同店では、1月20日まで西岡兄妹オリジナルポストカードの展示と共にグッズ・コーナーを設けて頂いてます。新作バッジの先行発売、タワーレコード&タコシェ限定販売「この世の終り」バッジなどありますので、サイン会に来られなかった方もぜひお立ち寄り下さい!
 26日、1月の新刊『美しい人生』の入稿と、前日まで知らなかったラジオ出演で手があかない手塚さんに代わって、カバーまわりのデータを受け取りに浅草へ。パラボリカへ向かう途中、雷門の向かい側あたりにからくり時計(浅草だから祭りのやつ)があるのだが、何気なく下方に目をやると「経費1億円」と書いてあった。へ〜、これがいちおくえんかー。どこのどの部分が何円なんだろうと考えてみたけど、1億って金額にリアリティがまるでわかないぞ。多分、この間買った宝くじで一等前後賞が当っても、からくり時計は作らないだろうな私は。(高市)
限定A〜C タワーレコード新宿店&タコシェ限定販売の「この世の終り」バッジ。
タコシェでは1/10から発売します。
新バッジD〜F 西岡バッジ3種類増えました! タワーレコード新宿店で先行発売。
通販は1月から開始します!!
絶妙のコンビネーション 千晶ちゃんがサインを入れた後、お兄さんが手彫りの落款をポンと押す。
絶妙のコンビネーション。
立派なコーナー 立派なコーナーを作って頂きました。1月20日まで設置してます。
土舘   pagetop
 実に年末です。仕事も納まっていないです。先日の手塚さんに続き、幸作さん話をひとつ。社内が慌ただしくなってる中、コピー機のメンテでお世話になってる会社の方が来社。幸作さんが玄関に出て応対。「あー、そうですか。へー、そうですか。」という幸作さんの声のみが私には聞こえていた。部屋に戻って来た幸作さんのひとこと。「コピー機の会社の人が来てて、なんか言ってるよ。」って、聞いてないんかいっ!
 それは、さておき。西岡兄妹氏フェアのサイン本、販促物の発送が済みました。参加書店さんに関しましては、このHP内の書店イベントコーナーでアップします。お近くの方は本屋さんに足を運んでください。
 最近寒いせいか、おじーちゃんなので体調を崩しているのか、サブが出社しません。
(つぴこ)

手塚 2003年12月26日 pagetop

 風邪がぶりかえしたのか、朝から絶不調…。11時に入校のため、最後の校正をして印刷所へ。「美しい人生」のカバー、表紙、帯はミルキィさんが夜中に仕上げてくれ、ドア貼りになってるが、印刷所の次はニッポン放送にいかねばならないので、そちらは高市ぴこちゃんにお願いして入校してもらう。神保町で軽い昼食をとったが、なんかゲロりそうなので、ソルマックで応急処置。新橋まで出てゆりかもめに乗り、でもニッポン放送に着くころには、薬が効いたのか吐き気は治まったみたい。
 んで、なぜニッポン放送なのかってえと、末井昭氏のレギュラー番組「ホン・ザ・レディオ」にゲスト出演するため。実はこれには一つ話があって、末井昭氏が幸作ちゃんに、私のラジオ出演の件を伝言したんだけど、幸作ちゃんが私に話したときは「昭さんが話があるから金曜日会いたい、っていってました」となってしまってた。えーっ、何だ話って…まったく思い当たらないのでドキドキするわ社員も心配してくれるわで一夜をすごし、次の日、昭氏の日記を読んでみると、ナント私がラジオに出演することになってるらしい…。相変わらずヒトの話はまったく聞いてない幸作ちゃん、「話が違うじゃないか!」というと「あ、そうですか、で明日は炊飯器借りに来ますから」とこれまたまったく話をきいてない。相変わらずだなぁ。
 あ、それで、着いたらいきなり収録で、あっという間に40分たってしまった。慣れてないのでなんかしどろもどろでかえって迷惑かけてしまったかも。根本さん言うところの『コロボックルがいきなり大都会にでたようなもんだ』という状態だった。放送日はめでたくも1月1日のスペシャルらしい。チョー恥ずかしーっ! 会社に戻ると、カンのオサム氏から日本酒が届いていた。チョー嬉しいーっ!(手塚)

手塚 2003年12月25日 pagetop

 20日、3時に根本敬氏に会いに。1月新刊「美しい人生」清水おさむ著の解説の語り下ろしをお願いしていたので、本日はテープを持って行く。待ちあわせた喫茶店に50代前半とみられるおばはん14名の団体が大きなテーブルを陣取って一斉におしゃべりで、まるで香港の雑踏の中にいる様。これには根本さんと二人であきれてしまった。
 22日、午後丸尾さんのところに限定版の描き下ろしカバーイラストをいただきに。丸尾宅で秋田書店の担当さんと遭遇で御挨拶。その足で浅草のミルキィ・イソベさんの事務所に。さすが浅草だけあってイルミネーションも浅草寺の五重の塔だよ。
 23日、ずっとキャンセル続きで打ち合わせもままならぬ安斎肇氏。本日もキャンセルでまた延びた!ので、会社に出て仕事。夕方に浅川クンもやはり1月新刊「フーゾク魂3」の入校を控えているため出社。でも風邪がかなり悪そうだ。私が伝染してしまったのは確実なので、心が痛む。ごめんよー! でもこの風邪、浅川クンだけに止まりそうもない。ま、犯人はワタシということだけは決定してるけど。
 24日、世の中どうやらクリスマスイブらしい。仕事が押せ押せでまたまたまーた打ち合わせキャンセルの安斎さん電話で曰く、「外に出ると浮かれたアベックばっかりだヨ〜」「んじゃ、外出の時はバズーカ砲持って行くか」とワタシ。午後、村田千峰ちゃんからクリスマスプレゼントで〜す、とカードと紅茶が届く。わーい、ありがとネ! 夜9時過ぎ、井上デザイン御一行が、クリスマスケーキとプレゼントとシャンパンと日本酒を持って来社。毎年すみません。仕事の手がなかなか離せず乾杯を待たせてしまった。ゴメン。しばらく歓談の後、またお仕事…。
 25日、ついに浅川クンお休み。高市ぴいこも頭が痛い、と薬を飲む。しっかしこれで正月休みに入れるんだろうか、何で今年はこんなに忙しいの…。パリのミミヨちゃんからメールでクリスマスカードが届く。愛娘コタオちゃんが描いたサンタに、コタオちゃんの顔が貼り付けてある。可愛いーっ! 情報出版センターより根本さんの最新刊「夜間中学」が届く。さらに根本さんより夢と現実が交差する一例の面白いFAXをいただき大笑い! 夜、「美しい人生」の本文データが仕上がったとのことで、ミルキィ・イソベ氏の事務所へデータをいただきに浅草へ。カバー、表紙もほぼでき上がっていた。もうビューティフルですんごいよー! 9時すぎ、会社に戻ると、返事を書かなきゃいけないメールがいっぱいきてた。ドヘー、あら大変だぁ。幸作ちゃんは「明日の状況出版の忘年会で使わせて欲しいので借ります」とかいって、会社から鍋3コ、土鍋1コ、ザル沢山をバイクで運んでいった。明日は食器を借りに来るらしい。営業部は西岡兄妹フェアで、書店様に送る販促物の詰め物を座敷で家内制手工業中、そろそろ終電だぞー。ほ〜ら師走だ師走だ〜っ!(手塚)
パリのミミヨちゃんから送られてきたクリスマスカード パリのミミヨちゃんから送られてきたクリスマスカード

土舘 2003年12月23日  pagetop

 先日、西岡兄妹氏原作の『マリーの一生』ビデオ発売上映会で、阿佐ヶ谷のカフェ&バー「よるのひるね」さんに某出版社のN嬢(ベッピンさんだぜ!風変わりだけど、面白いから好きです)と一緒に行ってきました。会場は大盛況で、満員電車状態。キュッと小さくまとまりながら観ておりました。『マリーの一生』は、ホントにほんのちょっとですが、芝居の世界に魅せられて勉強してた私には、「芝居」として演じるにはかなり難儀な作品だなーと思ってました。(先に本を読んでいてこれは…と。)ビデオが発売されたそうなので、興味を持たれた方、是非御覧ください。「甘口」と「辛口」がありますので、比べてみてください。
 そして本日は、新宿タワーレコード様にて『この世の終りへの旅』発売のサイン会でした。ご来場くださったお客様、並びに、タワーレコードОさん、スタッフの皆様、有難うございました。会場には、『くらげそっくり』の著者、大下さなえさんも来てくださいました。お忙しい中、有難うございます!そして、全国一部書店様にて開催決定の「西岡兄妹フェア」は、年明けを指定されてる書店さん以外は、年内に販促物等を発送致します。参加書店さんにつきましては、先の日記の通り、「書店イベントコーナー」でアップします。若干数のサイン本もご用意します。(在庫状況や開催時期は各書店様へ。その他のお問い合わせは、青林工藝舎までお願いします。)
 この後に及んで、またまた風邪が社内でまわっております。先日まで手塚さん、現在は浅川さん。連休中はワタクシに…というのが社内予想となっておるようです。これまでも休日や連休中に寝込む率が高かったので、全く迷惑な予想です。「病は気から」という素敵な言葉も有るので、現在の時折発生するくしゃみや鼻水は、絶対風邪では無いに決まってます。(つぴこ)

土舘 2003年12月20日  pagetop

 なんで?何故こんなに忙しくなってんの?去年はもうちょっと余裕あったんじゃない?ってゆーか、国家レベルで見張られてんの?(んなこたー無いし)ってー被害妄想に走るくらいの勢いで忙しい。「年末は忙しくなる」と想定し、10月くらいからジワジワと準備していたのにも関わらず…。やはりワタシってスロー・スターターかい?いや、んなこたーないだろうよ。みたいな自問自答を繰り返しています。先週中に終えてるはずのモノを未だ製作中ですわ…。あう〜…。ホントにもうクリスマス?年末じゃないか!と。風邪なんて、ひいてる暇、無し!の気力のみでポワーンと動いてます。
 全国(一部)書店様で開催する「西岡兄妹『この世の終りへの旅』発刊フェア」。ホントは、発売前に参加書店さんにいろいろなモノを送ってるはずだったんですよ…。「Myスケジュール的」には。(書店員さんへ→早々に発送or直でお届けに行きます。今週半ばくらい〜今年中?ごめんなさいッ!データは出来てるのよ!言い訳っす…すんません。)
 ご参加くださる書店さんでは、西岡氏描き下ろしの特製しおり等が貰えます。(Wチャ−ンス有り!)この日記を読んでくださった書店さんで、参加のご希望が有れば受付中です。(宜しくお願いします!ご連絡くだされば、詳細をお知らせしますッ!)参加書店さんにつきましては、このHPの「書店イベントコーナー」にて。待て次号!フハッ!(つぴこ)

手塚 2003年12月19日 pagetop

 風邪ひいたことを書いたら、いろんな方からご心配いただいてしまった。本日午前中、中野シズカさん(米倉涼子似の噂アリ!?)が新作原稿を持って来社。「コレ飲んで早く風邪を治して下さい」とビタミンCのサプリを持ってきてくれた。ああ、ありがたい! 巷はすっかりクリスマス色になっちゃってるけど、1月新刊の入校がちょうどクリスマスあたりなので「うかれてる場合じゃねーんだよ、バーカ!」とうらぶれた気持ちになってしまうのは毎年のこと…あらイヤヨ。夕方、ミルキィ・イソベ氏に清水おさむ氏の新刊「美しい人生」のカバーイラストデータを渡しに浅草へ。予定だとそのまま五反田に出て、2月10日発売予定の単行本「アイデン&ティティ32」装幀担当の安斎肇氏と打ち合わせだったけど、浅草に着いた途端携帯電話に連絡が入り、予定がキャンセルになったので、会社に戻る。
 明日18日は「アックス36」「カワイコちゃんを2度見る」「この世の終りへの旅」の配本日。「アックス36」には「限定版少女椿」の予約開始告知がのってマス。おまけがもりだくさんなので要チェック! 
 ワイズ出版より荒木経惟氏の新刊写真集「東京夏物語」が届く。小津安二郎に捧ぐ、と帯にあった。
 18日、午前中、岡田シゲヒロ氏と鷹羽正臣氏来社。午後、「アイデン&ティティ32」単行本化に向け、原稿を手直ししたいとのことで、みうらじゅん氏の事務所に原稿を戻しに。帰り際、お土産にケーキをいただく。みんなでパクパク、あぁ美味しい。長嶋有氏から新刊「ジャージの二人」が届く。休みに入ったらゆっくり読もう!
 19日、朝メールボックスを開くと、早速ミルキィさんから「美しい人生」カバーラフが届いていた。すげー早い! しかも超ビューティフルでかっこいい。美しい線画を最大に生かし、シンプルに、ビューティフルに、尚且つ情念のオーラが伝わるように、というこちらのわがままなコンセプトを、たった一度の打ち合わせで120%理解してくれ、期待を上回る素晴らしさ! 清水さんの単行本企画が出たときから装幀はミルキィさんで、と決めていたので嬉しい。
 午後、丸尾末広氏に電話。予定では本日あたり限定版「少女椿」のカバー描き下ろしができ上がる、とのことだったが、思いのほか時間がかかっているようで、仕上がりは日曜日とのこと。海外から来年のフェスティバルのゲストにとのオファーが集中している丸尾さん、年明けから忙しくなりそう。
 昼食中、安斎さんから携帯電話に連絡が入る。本日夜の打ち合わせ、またまたキャンセルに!当初は15日の予定だったのに、これ以上延ばすなコラーッ!ということで、来週月曜日絶対ネ! と固く約束。
 気がつくと、昨日より町内会で配られた門松があちこちに飾られている。んもー、ちょっと早すぎるんじゃないのぉ。何か追い立てられてるようでせわしない。まだまだ仕事は残ってるんだから、カンベンしてちょーだい!

土舘 2003年12月16日  pagetop

 ここんとこ急激に師走を感じます。12月6日の土曜、『漫画魂(スピリット)』(白夜書房刊)の発売記念トークショーへ、コゾ−水村氏と行ってまいりました。現代の漫画や漫画事情についてのお話をいろいろ伺ってきました。三輪士郎氏が会場に見えてたので、イベントの後に作品を見せていただきました。「こ、細か!描き込みがッ!」そして、とてもスタイリッシュで美しかったです。いいモン見させていただきました。
 7日に発見の会のお芝居を鑑賞しに行きました。とても面白くて、クスクス笑ってしまいました。周りの人も笑ってました。その後、ロビー?で志村さんに会いました。で、先週はバタバタと年末に向けての営業活動。夜、書店さんより頂いたご注文をまとめてると眠気が襲ってきたり、ホントに寝てたり。パソコンに向かってると眠気が襲ってきたり、ホントに寝てたり…。外出してると寒いので、あったかい部屋に入るとホッとしてしまうのでしょう。
 そして14日(日)から、新宿タワーレコード様10階で西岡兄妹氏のポストカード展が始まりました。10年前のチラシも展示!23日(火・祝日)午後4時より、新刊『この世の終りへの旅』の発売記念サイン会もあります。お近くの方、お近くを通る方、皆様お誘いあわせの上是非お越しください。(つぴこ)
実際お店で見てください キャプションもとても細かいので、実際お店で見てください。
パネル5枚分の展示 パネル5枚分の展示です。じっくりお店で見てください。

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 7日、北海道の鈴木翁二さんの奥さんからイカ(自家製の塩辛・刺身・一夜干し)とイクラ(自家製の塩漬け・醤油漬け)、そしてお菓子や小物が入った「福袋」が届く(日曜着だったので自宅に届いた)。「福袋」に入っていた、たぶん北海道にしか売ってないご当地モノ「バンビキャラメル」の箱がとても可愛い。北海道では「ウィンターキャラメル」だとか「甘酒キャラメル」なんてモノも売っているらしい。名前を聞いただけで美味しそうな味を想像してしまって、アメ唾(※アメを食べると溢れてくる唾のこと)が出てくる。会社に持って行く前に3種類の「バンビキャラメル」をひと粒ずつ味見させてもらった。懐かしい味がする。旨い! しかし、食べ物がたくさん並んでいると幸せな気持ちになれるなー。ありがとうございました。で、夜に手塚さんと高円寺の「円盤」へ鈴木翁二さんのライブを観に行く。今回は翁二さんのアコースティック・ギター、チューバやリコーダーなどの管楽器、そしてエレキ・ギターでのカルテット。翁二さんのライブは毎回歌詞や唄い方がちょっと違っているのだけど、それってまるで翁二さんの漫画じゃん(ネーム変更・コマ入れ替え・ページ入れ替え…等々)! と大発見(?)。そしてまたもや中央線のガタゴト音をバックに、お客さんは静かに唄に聞き入り、唄会の夜はしんしんと更けてゆくのでした。
 10日午後、西岡千晶さんがタワーレコード新宿店のポストカード展で展示する、新作ポストカード(3種類あってどれも可愛いい!)を持って来社。千晶さんが展示のレイアウトをパパッと決めてくれたので助かったー。こうして年代順に並べてみると、絵柄や色使いの変化が分かって面白い。千晶さんは今回のような印刷物の展示は初めてで、結構新鮮に見えたらしい。せっかくだから昔描いたお芝居のチラシも展示しよう! ってことになり、展示が増えちゃいました。てなわけで、ポストカード・クロニクル展は14日から。間もなく始まります!
 余談ですが、昨日は手塚さんが風邪で休み、午後から浅川さんは原稿取りで外出、つぴこは朝から営業、水村くんも午後から営業に出ていて夕方会社に居たのは志村さんと私だけ。そんな時、社内で異臭騒ぎが勃発! そう、うんこ臭かったのだ。志村さんの「何か臭くないですか?」の一言で、実は私もさっきからそう思ってた…と事が明るみに出たのだが…。お互いに「アンタにうんこついてんじゃないの!?」と疑いの目を向けながら臭いの元を捜索。サブが食べなかったネコ缶が腐っているのを見つけて始末したが、どうも臭いが違うような…。二人で部屋中くんくん嗅ぎまわってみたものの、原因がさっぱり分からなかった。それに、みすみす臭いモノを嗅ぐんだと分かっていると、どうも鼻が積極的になれない。志村さんは「上から臭ってきません?」と言っていた。だとすると、上の部屋は床中にうんこがぶちまけられているのだろうか?? そのうち臭わなくなったので、また臭ったら捜索を再開しようということになり、とりあえず仕事に戻った。その後は臭わなくなったけど、一体何だったんだろう? まさか自分じゃないよね…。(高市)
バンビキャラメル レトロな雰囲気の箱が可愛いバンビキャラメル。
味は「ホワイトクリーム」「ミルク」「チョコレート」の3種。
手塚   pagetop

 風邪である。もうかれこれ三週間はひいているのだが、ま、たいしたことはないだろう、とタカを括っていたらあーた、咳、熱、下痢、吐き気と全て兼ね備えた超ハードな風邪に化けてしまい、二日続けて寝込んでしまった。信じられないっ! こんな時にこんなことになるなんて。約束していた打ち合わせを全てキャンセルさせてもらい、ただひたすら寝ていた。こういうときはとりあえず降参して病んだ動物のようにジッとしているのがいいかも。まわりの人達に伝染しても悪いしな。でもちょっとショックだった。
 あ、そうだ。フリースタイルという出版社から「完全版・シンボーズオフィスへようこそ」という本が送られてきた。80年代、角川書店から出ていた「バラエティ」という雑誌に連載されていた対談をまとめたもので、毎回南伸坊氏、鏡明氏、関三喜夫氏がゲストを呼んで対談する、というやつだった。で、20年前、私もビンボー人代表としてゲストに呼ばれたことがあったんだ。「おいしいものが食べられるから」とかいわれて二つ返事で出てしまった。いい気になってとんでもないことを言いまくってた記憶があったが、本を読んだらやっぱりトンマだった。こういうときは「若気の至り」とか言訳するんだろうけど、若気もクソもないくらい、今と同じくバカだったことが確認できた。バカってホントに治らないんだなぁ、と他人事のようにシミジミ思ってしまった。ヒマがあったら読んでみて下さい。(手塚)

志村 2003年12月8日 pagetop

 昨日(12月7日)中野タコシェで行われた山本タカト個展『月蝕小夜曲』の最終日に行ってきました。山本さんからサインをしてもらおうと多くお客さんが来店していて、お店の中をちょっと移動するのも大変、という感じでした。今回の展覧会には女子高生からお歳をめした方まで幅広い年齢層の方がいらしたそうで、今回の個展用に描き下ろしされた絵が多く展示され、妖しくも素晴らしい展覧会でした。展示された絵は個展開始後にすぐに売れてしまったそうで、チャンスがあったら是非買いたいぜーと思いました。
 その後同じ中野の光座に、発見の会公演・「都々逸イデオロギー」を観に行きました。会場は立ち見も多く満員で、南伸坊さん、末井昭さんも観にいらしていました。河井克夫さんも出演したこの劇は、時代設定を昭和8年〜11年の期間とし、登場人物は哲学者、文学者、評論家、無政府主義者等、歴史上の実在の人物で、それがわかっているとより面白く観る事ができるのですが、そんな事は関係なく、単にそれぞれ出て来るキャラクターの面白さを楽しめば良いのでした。昭和期の哲学者である戸坂潤を演じた河井さんがニワトリのトサカをつけた格好で登場するのもまさにそういう事なんだなーと思ったわけであります。終演後、ロビー(?)でやはり観にきていた土舘さんと河井さんにご挨拶。久しぶりの演劇出演でもバッチリセリフも憶えて演じた河井さんはさすがです。(し)


手塚 2003年12月4日 pagetop

 先週、原稿を届けに来てくれた三本美治氏が、和歌山産の大きな柿を沢山持ってきてくれた。甘くておいしい! 柿に目のない幸作ちゃん、匂いを嗅ぎつけたのか夕方フラリと来て、皮も剥かずにぺろりと食べるとサッサと帰ってしまった。
 今年最後のアックスもギリギリながら無事入校! 今朝、私と志村クン、浅川クンが印刷所に出張校正で終了。今年最後ということで大奮発してページ数をグッと増やしてみた。そして本文用紙ももっと雰囲気の出るものにかえてみた。ちょっと白っぽかったのでずっと気になってたんだけど、良い紙が見つかってよかったな。これで今年もおわりだったらラクチンでいいんだけど、一月発売の新刊がこれまた繰り上げ入校になる。正月なんてなきゃいいのに…。
 こんなに不況だと、ものすごく分かりやすい詐欺も横行するのか、ここ最近、会社近くの坂道で、気の優しそうな人を見つけては「すいません、私ですね、勤めていた会社が倒産しちゃって大阪から東京に出てきたんですけど、お金がなくて三日間何も食べてなくてお腹がすいてるんです。五百円でも千円でもいいからお金もらえませんか?」と懇願する女性が出没中。演技がヘタですぐ嘘だとばれてしまうんだけど、ホントに気の良い爺さんなんかはコロリと騙されて千円札を渡したりしている。
 あまりにも頭悪そうで目立つので、近辺の人が観察したところ、その女性には男がいて、男がいつも少し離れたところから見張っているらしく、失敗が連続すると、その女性を怒ったりするらしい。30年ぐらい昔のヒモって感じがした。オレオレ詐欺とか悪徳闇金が話題の中、こんなうすらバカの詐欺もいるんだ、とちょっと可笑しかった。(手塚)
柿

土舘 2003年12月2日  pagetop

11/28
 現在社内はアックスの入稿で、普段の"ごんぎつね"幸作さんと同じくらいバタバタしております。昨日も皆、ほぼ終電で帰宅。にも関わらず、深夜テレビをつい見てしまい、眠い。録画しといた「マンハッタン・ラブストーリー」も見なきゃいけないのに。(今、志村さんとハマってます)あー、忙しい。風邪も何ヶ月か前から社内循環してるし…。てなカンジの状態で、『アックスvol.36』は海外のオルタナコミック特集です。
 そんな中、営業部のつぴことコゾ−水村氏は、何故かホラー・ブーム。特に稲川淳二さんに首ったけ。例の人形のハナシとか、恐っ!ってゆーか、稲川さん、語るのウマ過ぎ!コゾ−くんは「稲川さんは天才だ」と、あの引き込まれる語り口調を参考にして営業活動に役立てようと練習中だが…?(つぴこ)
12/2
 ぷは〜。終った終った。今回もなんとか無事にアックスが出そうです。そん中、まだバタバタしていた午前中、猫のサブが出社。食事をねだって冷蔵庫の前で座り込み。末井さんが今朝、ネコ缶を持って来てくれたのを早速開ける。さて、サブよと振り返って皿を置こうとしたら、とっとと逃げやがりました。気に入らなかったようです…。ナマイキなっ!美味しそうなニオイだったぞ。で、窓の所まで行くと、ひろこ(本名は、こまる)が居たので、ごはんはひろこにあげました。ひろこは何も言わずに黙々と食べていました。人見知りなネコなので、近づくとすぐにしゅっと逃げてしまうのですが、今日は機嫌が良かったのか写真を撮らせてくれました。(つぴこ)
黙々… 黙々…。そーっと近づきます。
「ひろこ」 めずらしい「ひろこ」のショットです。警戒されてます。

しりあがり寿掛軸
しりあがり寿氏に戴いた掛軸
魔除
効力大の魔除絵
熊手
ゴージャスな熊手!
受け付嬢
受け付嬢多数