2004年4月 |
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GW明け6日から3泊5日で、スペインのバルセロナに行く予定。向こうで大々的なコミックフェスティバルがあり、それに丸尾さんと私が招待された。交通費、宿泊費は向こうの出版社が持ってくれるし通訳もつけてくれるという最高のもてなしで感謝感謝。海外旅行経験はこれまでに4回あるけど、みんなアジアだったんだよなぁ。タイ(サムイ島)、香港2回、そして韓国…。ヨーロッパは初めてだし我が社の本も売り込まなければならない。去年パリに行った浅川君は、いっぱい契約をとってきてくれたので、すでに契約している出版社の人も多いだろうから、私の場合、ちょっとラクかもな。
さらに、パリ在住の友沢ミミヨ親子が、同時期バルセロナまで来てくれることも決定! 通訳補助をしてくれるのでもう鬼に金棒だ!「おみやげに白い皮のまんじゅうを持ってこい!」との指令メールも届いた。愛娘のコタオは、丸尾さんと私に会うのに気絶の練習をしているという。なんでだ?実はこの旅行で一番心配なのはぎっくり腰の再発。我が社の本を沢山持って行かねばならないので、成田までものすごく重いスーツケースを運ばなければならないし、バルセロナまで片道約16時間、機内で座ったままなのでかなり不安…。ぎっくりになると息を吸うだけでもイタイので絶対に動けなくなる、ひぃ〜〜。つーことで、朝の通勤は電車をやめて徒歩で50分、夜床につく前にストレッチに励む近ごろ。ホントに腰は大事だ。(手塚) |
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今朝、出社すべくとっとこ歩いていると、手塚さんから電話。「サブが冷蔵庫の前に座り込んでるから、コンビニでカニカマ買ってきて」とのコト。サブ好物のカニカマ、95円。ワタシの朝食ホットケーキ、84円。猫のごはんの方が高価…。午後からコゾー水村氏と一緒に浅草橋へ。新しい営業用商品を探しに行ったのだが、楽しげな商品群に目移りし、フハーッとなってしまいました。最近手作りが流行な我が営業部。今後どんなモノを作るのか…オタノシミ。書店さんで使ってくれるといいなあ。(つぴこ) |
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まだ4月だというのに夏みたいに暑くなった今週前半。暑いと何故か猛烈に眠たくなる。だが、寝てる場合ではないのだ。14日、この日は一日中雨。外に出ると湿気を含んだ空気が犬臭い。湿気はカビ臭いと思っていたが、犬臭い湿気もあったのか…。午後、西岡千晶ちゃん宅へ5月下旬発売の描き下ろし絵本『花屋の娘』の原稿を頂きに伺う。出来上がった原稿を見て、思わず「可愛い−!」とコーフン。今回の絵本は可愛らしい「お花」がテーマ(なんと花ことば付き!)。そして人も殺さない。幅広い層に受け入れられるといいな。で、原稿を受け取った後、以前東急ハンズで「骨盤矯正クッション」を買った時に見かけて気になっていた、「背骨バランスダイエット」なる代物を試させてもらった。これはバナナ型をしたウレタン素材のマットで、背骨にあてて寝ると歪みが改善され健康になるらしい。こいつで肩甲骨をグリグリするとエラく気持ち良かった〜。私も欲しくなったが7000円はちと高い。のんこ社長とつぴこに共同購入を持ちかけたがあっさり断られる。16日、入稿前の版下チェックで西岡兄妹来社。カバーまわりの紙も決まり、もう出来たも同然の気持ちになる。20日昼過ぎ、色味チェックで千晶ちゃん来社。そして夜はお兄さんが来社し、帯文の相談。お兄さんは「どうしたんだ!? 西岡兄妹」ってのはどうか? と冗談まじりに言ってたが、「やっぱり西岡兄妹!」な部分はもちろん健在。よく見ると怖い…この絵本。なので、ファンの皆さんご安心下さい。22日午後、根本さんと新刊『命名』の進行状況中間報告会(?)。まだ一つの話に繋がる前の断片をいくつか見せてくれた。かなり斬新な手法を駆使して長篇漫画『命名』に仕立て上げる寸法だ。この日の報告会で、もう出来たも同然の気持ちになる。お土産に、『命名』のカバーデザインを手掛けたパキート・ボリノ氏が制作した、根本さんの特大リトグラフ(70B×100B)と、根本さんがアートワークを手掛けた、特殊音楽ユニット・キッチンドリンカーズのアートBOX『妄想フルクサス』を頂く。『妄想フルクサス』は初回150部のみの限定販売で、ディスクユニオン新宿インディーズ店と目白のワールドディスクで販売しているとの事。すでに品薄らしいが運がよければゲット出来るかもしれない。詳しくはキッチンドリンカーズ・三橋美香子氏HPのBBSをご覧下さい。http://www.mikako.com/
(高市)
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キッチンドリンカーズと根本敬の「なんじゃこりぁ?」コラボレーション・キッチンドリンカーズアートBOX『妄想フルクサス』(3300円)・特殊漫画家根本敬描き下ろしコラージュ6作品・お楽しみバッチ(根本画・二つ)・お楽しみフィギュア・お楽しみキッチンおみくじ(初回限定)・キッチンドリンカーズ妄想ブロマイド3枚・特別付録『実録キッチンドリンカーズ』CD二枚組(ライブ総集編) |
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15日午前中、春さんが原稿をもって来社。彼女がデザイン&イラストを手がけた原宿の美容院のDMカードをいただく。ホントうまいよなぁ。プライベートでも大変なことが重なって忙しい春さんだが、いつ会っても逞しい。
午後4時過ぎ、突然渡辺(和博)のおじさんから電話が。サン出版の櫻木さんを訪ねて四谷三丁目に来たけど櫻木さんが不在だったらしく、ちょっとこちらに寄るから、という。渡辺のおじさんは、今年の初め、肝臓ガンで入院した。最初ガンと聞いたときにはホントに驚いた。お見舞いに二回行ったけど、すごく痩せてしまっててあのときは心配だったけど、今は顔色もいい。闘病生活を綴ったエッセイ「キン・コン・ガン!」(二玄社刊)を持ってきてくれた。
夜、秋田書店「ヤングチャンピオン」編集部丸尾氏担当の保谷氏と「まさ吉」で11 時まで合同フェアの打ち上げ。秋田書店営業の荻原氏は出張でこられないとのこと。残念! 保谷さんはまだ20代で若いのに、昔のマンガ、特にこちら系にすごく詳しいのでビックリ!
16日、マンガ家の横山光輝氏が亡くなった、とのニュースが。子供の時、テレビアニメ「鉄人28号」(実写版のときはまだ我が家にTVがなかった)を夢中で見ていた。私は表情豊かで人間味溢れる「鉄腕アトム」よりも、無表情な鉄人28号の方がなぜか好きだった。このところ、日本マンガの基盤を作られた方々が次々と亡くなっている。淋しいかぎりだが、そういった方々の御苦労のおかげで、日本のマンガは発展し、持続しているのだ。御冥福をお祈り致します。
17日夜、仕事が終ってから高市ぴこりとつっちーと三人で、高円寺で24時間営業している安いマッサージ屋に行って30分モミモミしてもらう。その前にお腹が空いていたので、以前高円寺に住んでいたときによく通っていた雰囲気のいい喫茶店でオムライスを食べた。が、コーヒーもついていないのに千円以上もするのでビックリ。へぇ〜、ずいぶん値上げしたんだなぁ。北口にある洋食屋「フジ」の日替わり定食なんか、600円でミニハンバーグ、串カツ一本、ウインナーエッグ、スパゲティ、キャベツの千切りが銀の更に乗ってて、ライスの他にみそ汁、サラダ、お新香まで付いてる。店内はちょっと雑然として女性客は少ないが、このボリュームでこの値段にはグッときてしまう。雰囲気をとるか安価をとるかだな。私はもちろん安価だけど。
でも、バブル以来、こういった町の洋食屋とか定食屋がホント少なくなった。私が上京して三鷹に住んでいたころ、といっても30年前の話だが、近所の定食屋で「ソーセージの素揚げ定食」150円、てのがあって(当時の定食の値段は平均約300円)、魚肉ソーセージを丸々一本素揚げしたものに千切りキャベツが添えてあり、ドンブリ飯とみそ汁、お新香付き。これが大好きでバイトの金が入るとよくそれを食べに行ってた。店の常連は男子大学生かおっさんなので、女一人のワタシはかなり目立ってたらしく、ある日隣のテーブルで食べていたおっさんが「ねえちゃん、そんなものばっかり食ってたら栄養つかないから」といって、卵焼きをおごってくれた。卵焼きが乗った皿を持ってきてくれたそのおっさんのゴツゴツした指がすごく逞しく思えた。あのときはホント嬉しかったなぁ。シミジミ…。(手塚) |
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14日昼、若手お笑い芸人の『劇団ひとり』氏が来社。というのも、QJコラム用の写真撮りで、座敷を使わせて欲しいとのことで、先日QJの望月さんから浅川クンに連絡があったからだ。我が社はお笑いのファンが多いので、みんなでニンマリ。それにしても最近のお笑いブームはすごい。前に林(静一)さんも「はねトビ」を観てる、とおっしゃってた。若手芸人は、ネタ探しに熱心でホントにいろんなことを良く知っていて、コントを観ればそれが良く分かる。ちなみに劇団ひとり氏は、我が社と取引してただいてる印刷会社の専務にソックリなのだ。
午後、郵便で小菅に入っている未決囚の方からとても丁寧な文の手紙をもらう。「刑務所の中」を発行してから、こういった関係者の突然の手紙や電話や刑務所話の売り込みが後を絶たない。こちらで対処できることはなるべく自社で処理するのだが、どうにもならないことに関しては、ボランティア団体にお願いしている。今回もしかるべき団体にお願いするほかないような内容だった。こちとらマンガの出版屋なので出来ないことは出来る人にまかせるほかない。そういや二週間前にも小菅に入っている大変有名な人からすごい手紙がきてたっけ。必ず返事をだすように、と半ば強制的だった。
夜、ひさしぶりに皆で食事に出かける。以前日販のOさんに教えていただいた町の小さな洋食屋「ル・プランス」へ。ここは小沢昭一氏なんかの行付けの店だとか。思い思いの食事とアルコールを食しながら歓談。私はちょっと酔っぱらってしまった。最近めっきり弱くなって、ちょっと飲むとドカーンと効いてしまう。それにこのところ右の腰痛がひどく、上は首から下は膝下15センチほどまで、一日中鈍痛が続き、階段をのぼるのが非常にツライ。あと20歳若返られれば楽なんだけどなぁ、と叶いもしないことを考える。トホホだな。(手塚) |
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テレビで見るよりもデカイ劇団ひとり氏 |
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秋田書店さんとコラボった「丸尾末広フェア」。大好評でした!丸尾さん始め、ご協力くださった皆さま、有難うございます。栞もあちらこちらで評判が宜しかったようで、手作りした甲斐も有るというものだ。感慨深い。開催してくださった書店さんからメールにて画像が届いたので、下で紹介。嬉しいやね〜、こういうのって。見に行きたいけど、なかなか行けないモンね〜…。宮脇書店のYさん、有難うございます!書店員さんからの写真、随時募集!
先だっての日記で志村さんが書いていましたが、3月の新刊『あの夏のこと』の著者、いわみえいこさんが書店さん用のポップを描いてくださいました。5種類あったので、我が営業部はランダムにお店に配り歩いた(あるいは郵送)ワケです。という事で、大サービス!全部見せちゃいます。
トリスおじさんの「のこのこ」歩くおまけにつられて、思わずトリスを買ってしまいました。5種+シークレット1種だそうです。とりあえずバイキングおじさん1ヶを「のこのこ」させて遊んでます。楽しいきもちです。(つぴこ) |
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宮脇書店帯広店さん。芸術コーナーでのギュッと濃いめな展開。 |
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いわみ氏直々のポップです。 |
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ど〜よ。カワイかろ!本屋さんで探してみてね! |
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夕べ布団に入ってから頂いた「絶対毎日スエイ日記」を読んでいたら明け方になってしまい、慌ててちょっと寝て7時50分に起きる。銀行の通帳残高を見ると980万円も残ってて今月の支払いは楽勝じゃん、というとても「幸せな夢」を見た。本日は昨日とうってかわって肌寒い。なんだこの天候は…。出社すると早々にサブが入って来た。今日は大好物のカニカマがないのでこちらをものすごくにらんでいる。でも買いに行くのも面倒なのでしばらく様子をみてたら、プイと窓から出ていってしまった。サブはにらむとなぜかおちょぼ口になるのでかわいい、オスなのにねぇ。
午後、残り少なくなった限定版「少女椿」のセット組を高市ぴこりに手伝ってもらい少しやっておく。リボンをきれいに結ぶのも自称プロ級になったけど、他に生かせないのが悔しい。突然浅川クンが加湿器を分解して洗い始める。内部にたんぱく質がこびりついていてすごいことになってたから大変そうだ…。先月はストーブもあまりつけなかったので「ノンちゃん、三月のガス代がグーンと下がったヨ」とぴこりがポツリと言った…。なんだか平和な一日だなぁ、と思っていたらつぴこに「ビームとの合同フェアのアイデア出し頼んでいたのどうしました?」なんて言われて慌てる。あっちゃー、すっかり忘れてた。営業部では来週あたり打ち合わせに入るらしい。
夕方、幸作ちゃんがくる。明月堂のお抱え作家「奇的」の著者大久保亜夜子さんのバンドのテープを聴かせてくれた。普段こんな音楽にはまったく興味を示さないどころか「こんなのどこがいいんですか?」とモーレツに反抗的になる幸作ちゃんだが「ね、うまいでしょ〜」と目尻を下げていた。亜夜子ちゃんは6月にバンドでCDデビューもするらしい。「だったらロフトプラスワンで出版記念とCDデビュー記念を合わせたイベントを企画したらいいよ」というと、「じゃ、平野さんに相談してみる」といって来客用に取っておいたお菓子をボリボリと食べ尽くしてどこかに消えていった。頑張れ幸作ちゃん! 君の未来が明るいことを祈ってるぞ、マジで。と思っていたらつぴこが「幸作さんていつも大久保さんのテープ持ち歩いてるんですかね。こないだ水村ボンズと二人でいたときも、鞄からテープを取りだして聴かせてくれたんですよ」と苦笑気味に言う。まるでマネージャーみたいな感じだ。でもそれもいいかもしれないナ。
「奇的」が大好評につき現在品切中。昨日幸作ちゃんが再版を決意してくれたので、今月末頃には出来上がる予定。これから注文して下さる書店の皆さまへ。品切中で御迷惑をおかけしますが、再版待ちで注文を受けつけておりますので、どうかよろしくお願い致します。(手塚) |
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10日土曜日、久しぶりに休み。午後2時、高市ぴこりと一緒に、マガジン5の菅野社長宅へ。奥さんが一年前から経理を始めたので、帳簿の話(出版の経理は複雑怪奇で大変なのだ)やお金の話を6時までする。どこも大変だ。我が社も頑張らねば。奥さんが近所に有名な寿司屋があるからと、そこで寿司をとってくれたので御馳走になる。ホントにおいしいのでバクバク食べてしまった。帰りにその寿司屋の前を通ったら、店の外に100人ぐらい行列が出来ていたのにはビックリ! 誰かのサイン会みたいだった。
そのままぴこりと新宿に出て、以前我が社でバイトをしていたケロコと約2年ぶりに会う。あれからいろいろなバイトを経験して世の中のことも少しわかった、と言ってた。腰までたらしていた長い髪もバッサリと切って、ちょっと大人になった感じもした。しかし相変わらずデカイ。聞いたら170センチあるという。ぴこりも165センチだ。私は152センチのチビッコなのでよけい目立ってしまった。チッ。
12日月曜。4月なのに五月晴れ! 外を歩けば背中に日差しがキツイ。夏みたいなので昼に盛りソバを食べる。いつでも元気な幸作ちゃんは半袖一枚で汗をかきながらあらわれる、好物のアイスは食べなくていいのか! 桜もすっかり花が散り、足下を見れば会社付近の路地にはアカネスミレ、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、ホトケノザ、ハコベ、タンポポ、ノミノツヅリ等々、可愛い野草が満開。こういう日は一日中散歩していたい。野良猫がうらやましい。アックスの刷り出しが出た。取次搬入は22日の予定。38号も面白いぞ!(手塚) |
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アックスも校了し一段落ついたので8日夜、私と浅川クン、つっちー、そしてマガジン5の菅野社長、吉田クン、松尾ちゃんと代々木の歌広場でカラオケ。菅野さんはプロ級だし他の人もうまいので、こちらは浅川クンに頑張ってもらう。
9日夕方、杉作J太郎氏が突然来社。現在、Jちゃん率いる「男の墓場プロダクション」が映画を制作中で、3月下旬、我が社のお座敷で深夜二度撮影をした。そのとき鍋を使うというので我が社の鍋を貸したところ、底を焦がしてしまいオシャカにしてしまったので、お詫びにと、わざわざ新しい鍋を買って持ってきてくれたのだ。男の墓場プロダクションのモットーは「礼儀正しく誠実に」だそうだ。夜、大久保亜矢子さんの「奇的」がめでたく刊行となり、幸作ちゃんが打ち上げに招待してくれるというので印刷所の担当営業さんと末井昭氏と新宿三丁目にある「檸檬や」という飲み屋へ。ここは幸作ちゃんの行付けの店でもあり、大久保さんが以前バイトをしていた店だという。常連客のみで運営されてるらしく、ひと足先に入った昭さんは「どちらさまですか?」といぶかしがられたらしい。「奇的」の注文が沢山入って上機嫌の幸作ちゃん、大久保さんを呼ぶのに店の御主人や常連さんの真似をして「亜夜、亜夜」とすさまじいぎこちなさで呼び捨てにしてる。そのたびに隣に座っている昭さんが小さな声で「亜夜だって」といって笑うのですごくおかしかった。昭さんに出来立てホヤホヤの新刊「絶対毎日スエイ日記」(アートン刊)を頂き、サインをもらった。11時半頃、昭さんと営業さんと一緒に店を出る。昭さんも営業さんも明日温泉に行くそうで、朝が早いという。いいなぁ〜。(手塚) |
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同じ大きさの鍋をわざわざ買ってきてくれたJちゃん。ずっとあやまってた。 |
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8日昼、岩手県の喜久盛酒造に注文していた根本氏命名の純米吟譲酒「電気菩薩」が届く。早速包みをとくと、金の箔押しが施された高級化粧箱が出てきた。おおー! かっこいいじゃないすか。さて酒はどんなんかなと箱を開けてみると、電気菩薩様がデデーン! と鎮座している。こ、コワイ。このラベルを見ただけですでに強い酒をかっくらった気分になったが、まだ昼間だったので味見は控えて仕事に戻った。そして夕方。そろそろいきますか、と、手塚のんこ社長、浅川さんと味見。毒でも入ってるんじゃないか? と思わずにいられないアクの強いラベルだが(失礼!)、飲んでみると咽ごしが良く芳醇な味わいで飲みやすい。お酒はあまり飲めない私でも、これはぐぃぐいといけそうだ。とはいっても、湯のみ半分くらいですっかり出来上がってしまったが…。ちょうど来社していたイラストレーターの川崎タカオ氏にもふるまいしばし談笑。というわけで、女性にもお勧めの純米吟譲「電気菩薩」は喜久盛酒造のホームページで通販出来ます。あ、毒は入っていませんので。(高市)
http://www4.ocn.ne.jp/~kiku1896/
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喜久盛酒造の社長さんは大の根本ファン。趣味が高じてこの名酒が誕生した!みかけによらずスッキリとした味わい。 |
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しかしこの菩薩、見た目まぬけだが、なめてかかるととんでもない目に遭いそうだ。深酒に注意。 |
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「アックス38」編集でバタバタしている最中、3月26日、以前我が社にも来社されたパリの出版社のジュリアンが来日し、パリ帰りのしりあがり(寿)さんと「ビーム」の岩井さんが一緒に飲んでいる、とのことで四谷三丁目で私と浅川クンが合流。語学力サイテーの私は、アメリカ留学経験有りの岩井さんに通訳してもらい、いろんな話を聞いた。ジュリアンが初めて日本のマンガを知ったのは「AKIRA」だったという。ホテルに戻るジュリアンを見送ってから、四ツ谷駅前にある飲み放題でものすごく安いカラオケボックスに行き、夜中の2時ごろまで唄いまくってしまった。仕事のことをしばし忘れて、すごく楽しかった〜。
明けて27日土曜日、プレスポップの峯岸さんとアメリカのオルタナ出版社ラスト・ガプスのコリンが、我が社の本を仕入れに来社。コリンは一応父親の後を継いでラスト・ガプスの経営者になるべく修業中だが、そのまま続けるかはまだ未定らしい。アメリカでは世襲へのしがらみがあまりないらしいので、他にやりたいことが出てきたら続けるかどうかは分からない、という。
編集もいよいよ大詰め、という時に限って、限定版「少女椿」の注文がドドドッと舞い込み、高市ぴこりとふたりで急遽30セット組む。セット組も慣れてきて、約2時間で完了。あと残すところ70冊になってしまったので、まだ入手していない方はお早めにどうぞ! (手塚) |
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今夏渋谷シネマライズ他にてロードショー予定の石井克人監督の「茶の味」を観に行ってきました。山間の小さな町に住む春野家。長男の一(佐藤貴広)は片思いの女の子が転校してしまったショックで打ちひしがれていた。小学校に入学したばかりの妹、幸子(坂野真弥)の悩みは、時々巨大な自分の分身が勝手に出現し、家の庭先や、学校の校庭で自分のことをじっと見下ろしていることだった。子育ても一段落した母の美子(手塚理美)は再開したアニメーターの仕事に没頭し、他のことは上の空。引退したアニメーターである祖父(我修院達也)の指導のもと、日夜アニメ「スーパーBIG」のキャラクターポーズ研究に余念がない。催眠治療士である父のノブオ(三浦友和)はアキラおじいと美子が自分にわからない世界で仲良くしているのが面白くなく、夫婦間に微妙なミゾを感じている。ごく普通の家庭、だけど一人一人がちいさなモヤモヤを心に抱え生きている。そんな彼らの日常を穏やかにかつ、笑いを交えて描いています。栃木県でロケをしたそうで、木々のざわめき、川のせせらぎ、鳥のさえずり、満開の桜並木、日本の原風景ともいうべき情景がすごく奇麗に表現されていました。音響や照明すごく凝ってると思います。この画は観とかないと損しますよ。私が一番魅かれたのは高校一年生の長男一です。落ち込むこと、嬉しいことそんな感情が目一杯になることがあると大変。もー走る!それだけ。ガクランで走ったり、チャリンコで疾走したり。それしか感情を表現できない。とても青臭く童貞っぽい。そこがすごくいい。佐藤貴広君の間の抜けた表情やしぐさは最高でした。ここまで童貞を演じ表現できる佐藤くん、そして石井監督ただ者じゃないです。おじさんのアヤノ(浅野忠信)の小学生時代の野グソデビューの話も秀逸。アニメおたくのコスプレイヤーや一の級友、親戚のおじさんなどほとんどの人がちょっとダメ人間はいってます。そして、それぞれのエピソードが笑えるんです。これは間違いなく童貞映画のランキング上位に食い込んでくる作品です。ってゆーか、この作品自体は童貞映画ではないんですが。画が奇麗、笑いどころ満載そして見終わったあとは幸福な気持ちにさせられる。ラストがこれまたいい。おすすめの作品です。
「茶の味」オフィシャルサイト
http://www.chanoaji.jp/
(水村) |
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土曜にサブが出社しました。手塚さんがカニカマ(サブの好物)をあげると早速がっついて、あっというまにたいらげてしまいました。味を占めたのか、またやってきて(昨日は寒かったから外に出たくなかったのでしょう)水村氏を警戒しつつ(笑)結局またカニカマはペロリと無くなりました。
面白い動きをするネコを目撃しました。そのネコは、私の前を歩いていたのですが、道のまん中で唐突にゴロリと横になったかと思いきや、そのままのカタチでずるずる移動し始めたのです!ええ、ホフク前進ならぬ、ホフク横進でした。距離にして約2
メートル…。
さて、アックス編集部は一段落。『アックス38』の特集はクリハラタカシ氏です。ツノ病です。とてもカワイイです。撫でたら(悪気なく)チクリと刺されそうな所がたまりません。そして、第六回アックスマンガ新人賞の選考結果発表も有ります。お楽しみに!(つぴこ) |
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大好物のカニカマにがっつくサブ |
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あっという間にペロリ! |
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そんな目で見ないでくれ!もうカニカマ無いんだよ… |
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本日の面白ネコ大賞はコイツです。このカタチのままの移動でした。なかなかやりおる… |
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しりあがり寿氏に戴いた掛軸 |
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効力大の魔除絵 |
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ゴージャスな熊手! |
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受け付嬢多数 |
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