2005年3月 |
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28日よりアックス作業巻き返す勢いで、と意気込んでもすでに大幅に遅れている。でも校了日は守らなければ、ああ〜…。塩竈の疲れがたたったのか、奥歯付近の歯茎が腫れてイタイ。そんな片頬若干腫れ状態で、30日、慶応大学病院へ。我が社の株主でもあるワタナベ(和博)のオジさんが、ずっと入院されている。重病にも関わらず個室なのでパソコンでイラストの仕事をこなしているのだが、プリントアウトが必要なときは、こちらでデータを受け取って、プリントしたものを届けている。手術後は顔色も良くなって、ちょっとホッとした。「○○が食べたい」とおっしゃれば、近いのでチャリでピューっとお届け。食欲があるのは良いことだ。サン出版の櫻木さんも近いのでちょくちょくお見舞いに行かれてるらしいのだが、まだ一回も遭遇せず、不思議ねぇ。
31日午後、島本慶さんが携帯配信の仕事で来社。29日にワタナベのオジさんの病室でペーソスミニライブをやったらしい。その模様は末井昭さんの公式HP(http://www.sueiakira.com/ ※絶対毎日末井日記ではない方)のスエイ写真生活コーナーをご参照! それにしても、この年代のオジさんたちはホントに優しい。ワタナベのオジさんも早く退院できますように。
夜、創出版の久保田さんが広告の版下入校のため来社。創出版との距離は片道徒歩15分ぐらいかな。ちょっと遠くなってしまったけど、「せっかくだから一度見たかったので」と社内見学された。(手塚)
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先日、よるのひるねにて「河井克夫とロシア・アニメを観よう!」の会に参加。勿論ロシア語なので、通訳ナシではわかりません。でも、絵を観てると内容が大体分かるような作品を河井さんが選んでくれたので、凄く楽しかった!他のアニメも観てみたいですねぇ。
これまた先日、『水曜どうでしょう』のDVD第5弾を購入しました。公式HPを覗いてみたら…深夜に受け取り行っただの、おてんとうさんが上がらないうちに見終っただの。掲示板から熱気が伝わってくるようなメッセージが。みんな、凄いよ!(拍手挿入)でも、お肌に悪いよ。そして今日の金八卒業スペシャル。4時間。録画してきたけど、いつ見るんだよ、私。いや、見るけどさぁ…。折角買ったDVDもいつ見終ることやら。いや、モチロン見るけどさぁ…。テレビって、おもしろい!
そして、今日は渋谷へ行ってみました。渋谷センター街付近を歩く度に、陸上競技の幅跳びとかで砂をならすときに使う「アレ」を持ってザーッと突進したならば、真っ直ぐ歩けるかしらん?とか、クレーンゲームの巨大版で駅前のスクランブル交差点あたりを掴んだならば、何人くらい掴めるか?でも私は多分ジタバタしながら掴み上げられる側だな、とか考えてしまう。トリビアの種にもならないわあ!(つぴこ)
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9日午前中、パイデザの平塚さんに車の運転をお願いして、塩竈の「みうらじゅん・久住昌之二人展」に展示するみうらさんのキャンパス画(50号6点)を引き取りに、堀内のアークへ。午後急いで梱包塩竈に発送。夕方から10日の一日かけて引っ越しの荷造り。もうこの段階でヘトヘト気味だったけど、11日朝8時半より引っ越し開始!アクティブの人達がサクサクと運んでくれたので、予想よりもちょっと楽だったかな。それにしても大量の段ボール箱! 出版屋の引っ越しは紙類が多いのでいちいち荷物が重たい! 夕方には荷物も運び終り、夜7時に手伝ってくれた方々をさそって近所の居酒屋で打ち上げ。とりあえず荷物が全部入ったのでホッとした。11日から荷物をほどいて整理作業。なかなか通常の仕事に入れない。その間イベントなんかもあってみんな大変だったな。
新しい事務所はとにかく明るく、とても暖かい。晴れた日は暖房もいらない。ヴィレッジ多賀の時は建物が西向きだったので、午前中は日が入らず、暖房をつけてもものすごく寒かった。そういう環境に慣れてしまっていたので、突然暖かいところに来たらやたら眠くて仕方がない。室温でこんなに違うものか、とちょっと驚いた。編集室は前よりグッと広くなったけど、資料室がちょっと狭い。荷物が多いから仕方ないけど、あらためて押し入れのありがたさを思い知る。
さて新しい土地に慣れるため昼食時にあちこち探索をしたら、東京女子医大の近くに小笠原伯爵邸があり、古い洋館を生かしてレストランになっていた。HPで調べたらランチが7350円でさらにサービス税がつく。どんな人が食べているんだ! また、若松河田町駅近くにある備後屋という民芸品店にはいると、日本全国から取り寄せた全て手作りの人形や玩具、こけし、焼き物、布製品、ガラス製品がたくさん陳列されていた。一時間は堪能できそうなので、時間が空いたらまた行ってみよう。
ところで「コミックビーム」HPの岩井副編集長の日記を読んだら、あちらもこれから引っ越しらしい。編集部の引っ越しは想像を絶するので大変だろうなぁ。(手塚)
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備後屋でゲットした熊本県人吉市の民芸品「花手ばこ」 |
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小学館、青林工藝舎、マガジンファイブ、リイド社「四社合同平田弘史フェア」参加書店さんのリストをアップしました。書店イベントコーナーにて御確認いただけます。
引越作業もだいたい終ったので、ご近所散策を始めました。先日は迷って会社になかなか辿りつけなかったので、心細くならないように迷子札でも首から下げておこうかしら?これならアワアワと言葉にならない程慌てていても安心。うん、なかなかいい考えだ!(つぴこ)
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河井克夫氏と金紙(枡野浩一)&銀紙(河井克夫)という双子ユニットを組んでいる歌人の枡野浩一氏が、新刊『かなしーおもちゃ』(インフォバーン刊)宣伝のために結成したバンド『啄木』の「かなしーライブツアー」に、引越しの合間を縫って河井さんの本の販売に行きました。この啄木は河井克夫氏がプロデュースしたという噂のバンド。13日の新宿ロフト・プラスワンでは、まず河井氏のバンド、アーバンギャルズの演奏から始まり、そこに枡野さんが加わりいつのまにか金紙&銀紙のトークに。そして啄木の演奏。『かなしーおもちゃ』に掲載された短歌等を歌詞に唄うスタイルの啄木のライブは、今までに見たことのない雰囲気を醸し出していました。
翌14日は場所を移してネイキッド・ロフトでのライブ。最初に伝説の白樺派BOYS登場。そして枡野氏のトークも前日とは別の話題でゆるやかに盛り上がり、演奏でも「かんぴょう」「マカロニ」というある雑誌の対談を歌詞にした曲では枡野氏がヒートアップしてさらに盛り上がりライブ終了。アンコールの演奏もあり、もう終わりかな、と思った瞬間、涙の啄木解散宣言があり、わずか2日間のライブツアーは終了。この日少し体調を崩していた河井氏ではありましたが、リハーサル、ライブと素晴らしいプロデューサーぶりを発揮していました。そして河井氏の率いるバンド、アーバンギャルズは4月8日にも同じネイキッド・ロフトでライブをします。共演はなんと遠藤ミチロウ氏です。見に行きましょう。(し)
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日記をサボってた間、風邪ひいたりフェアの準備をしたりパーチー行ったり事務所が移転したりしてました。他にも行動はしていました。熱にうかされながらの目まぐるしい日々。しかし、今回の風邪はひどかった…。熱が下がったと思ったら、またぐいーんと上がるんだもんなぁ…。すっかり長引いてしまった。休んでる間、高市さんに成長を遂げている机を激写されてたし。いろいろ油断してしまったよ。
さて先週8日、「ハチミツとクローバー」アニメ化記念の試写&ぱーちーに行ってきました。会場内で迷っていたら、久々に羽海野先生にお会い出来たので、ご挨拶&揃いTシャツのお披露目。ハチクロ世界の展示やら、ウミノさんの巨大な着ぐるみやらを見て、かわいらしいジンジャーケーキとお紅茶をいただき至福。そして何より、ケーキを切り分けるおねえさんのたくましさったらなかった…。その所業に漢を感じました。…ステキ。その後、アニメ第一話の上映会とトークショー。良かった…。漫画で読んでいたハチクロ世界が素晴らしく表現されておりました。感想を書くと、とてつもなく長くなるので、ここでは「ほんとに良かったよ」とだけ言っておきます。アニメに関する詳しい情報はこちらでどうぞ!
http://www.hachikuro.net/
そして、お知らせもすっかり遅くなってしまいましたが、今度のフェアはなんと、四社合同企画(小学館、マガジンファイブ、リイド社)で平田先生のフェアです。みんなで楽しんで作りました。詳細は書店イベントコーナーで近々アップします。(すんません。リスト作成中なの…。)3月中旬からです。もう参加書店さんにはいろいろお届けしてるので、始めてくれてるトコもあるかもしれません。お買い上げの方には、ステッカーやブロマイドを差し上げております。このオマケ、とてもイイんですよ!平田先生のご協力有ってこそ出来ました。先生ならびに、面白いと言ってくださった書店員さん、有難うございます。今回のフェアに関しては、通販の方でも連動企画を考えています。こちらは協賛版元でまた打ち合わせるので、もうちょいと待ってくださいね。(つぴこ)
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※お知らせ
明日11日(金)は事務所移転のため、電話及びファックス、メールが一時的につながらなくなります。電話&ファックスは予定では午後3時ごろより約1時間、メールは夕方まで受け取ったメールをひらくことができません。大変ご迷惑をおかけいたしますが何卒ご了承下さいますようお願い致します。(スタッフ一同)
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4日夜、渋谷シネクイントにて、林静一監督の幻の映画作品「夜にほほよせ」(73年にピンク映画として上映された)の特別上映のため、ぴこりとつっちーと一緒に渋谷へ。上映の前に、松本隆、鈴木慶一の各氏と林さんのトークショー。マンガと音楽、演劇、映画が連動して日本の新しい文化を作っていた当時を振り返ってのトークはなかなか面白かった。松本氏が松田聖子の曲を手がけたときのエピソードなんか、もしかしたら始めてきいた内容かもしれない。
また、当時のピンク映画はアンダーグランド的な要素もあって、若手の監督がチャレンジする大切な場でもあったので、今のAVとはまた全然違う、ストーリーがあって体温が感じられる、ちょっと土着的な雰囲気があった。要するにエロシーンを含みながらも一つの作品として評価しえるものだった。若い人達もたくさん観に来ていたので、上映された作品を観てどう感じたのだろうか、ちょっとききたいところだったな。
それからそれから、赤瀬川原平氏の女装での熱演にも驚いたけど、現在も取引していただいてるガロを印刷していた印刷所が撮影場所に使われていて、若かりしころの会長も出演されていた。台詞も役者よりうまくて名演技! ビックリしたなぁ。
上映後、すぐ近くの飲み屋で打ち上げがあったので、浅川クンと奥さんと一緒に出席。林ご夫妻と久住昌之氏、それに若松孝二監督のお顔も。若松監督は怖いイメージがずーっとあったけど、気さくに話しかけてくれて優しい方だった。お開きになったのは朝の4時。家に帰ったら、近所の美容室が火事で燃えていた。
7日、朝、菅野修氏より原稿が届く。盛岡での個展は大盛況だったらしく、仙台や東京からもファンが見えたらしい。短い期間なのに約150名の方々が訪れたとか。いやぁ、ホントによかったなぁ。菅野さんのカラー原画も素晴らしいので、たくさんの方々に見ていただけたと思うとこちらも嬉しい。
午後みうらじゅん氏の事務所へ。15日より始る塩竈の長井勝一漫画美術館に送る絵の選出に。大きなキャンパス画4点を台車で会社まで運んだんだけど、晴れててよかったなぁ。二往復したけど、道すがら猫がさかってて、ものすごい声を出していた。春も近いぞ。(手塚)
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5日
東京都庁都政ギャラリーで始まった「ARTokyo」展を見に行きました。津川聡子さんをはじめ30人のマンガ家、デザイナー、オブ
ジェ作家の作品がズラリと並んだとても楽しい展覧会でした。あの『ドリーム仮面の中本繁氏が考案したくるくる紙芝居の上演、さりげなくお絵かき隊などのイベントも随時やっているそうです。絵を見るだけではないお楽しみもあって良いですね。11日(金)までやっていますので、新宿に行ったついでにどうぞ。会場では展覧会を見に来た吉田光彦さんに偶然お会いしました。(し) |
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11日の引っ越しに向けて、ギリギリまで予算組。どうやって経費を縮めようかと日々格闘。結果、予定に何となく近づいてきた。オフィス家具はソウユーという中古品店が信じられないくらい安い! 町の安売りオフィス家具屋よりさらに50%ぐらい安く、対応も迅速で丁寧。ボロでも使えればOKだ。引っ越し屋はバイデザから紹介してもらったアクティブが一番安い。こちらも対応がとても丁寧なので引っ越し予定のある方にはお勧め! それから、東府中にある家具店ニトリに行ってソウユーよりも安いものはこちらで購入…と着々と準備は進む。でも荷物の量を考えると憂鬱だ。段ボール二百箱で足りるだろうか…。
1日夜、六本木のアクシスギャラリーで始った「Aランチ展」のレセプションへ。出展者の近藤聡乃ちゃんとテーブル席に座り、見たい作品をオーダー。最初の作品に三百円はらうと、次からは百円でオーダーでき、ウエイトレスの格好をしたお姉さんが持ってきてくれる。お金を取るのはどうかなぁ、と思ってたけど、これがなかなか楽しい。鴻池朋子氏の原画も素晴らしかった。
2日、夕方より第七回アックスマンガ新人賞の選考会。特別審査員に久住昌之氏を迎え、林静一、南伸坊の両氏と選考会開始。今年はちょっと難航した感有りだな。頭をかかえながらも何とか入賞作品を決定する。発表はアックス44(4月25日発売)で!終了後みんなで夕食をとろうと、近所の飲み屋、以志久へ。昔話に花が咲いたり、ライブドアの株の話になったり、夢中で話していたらすでに1時を過ぎていた。皆さまご苦労さまでした。
最後にひとつお知らせを。4月末に発売予定していたしりあがり寿氏の「ジャカランダ」が6月下旬発売、と二ヶ月遅れることになった。描き下ろしの頁数が、練りに練り直した結果、80ページという計算になり、現在あと60ページの描き下ろしが残っている。「真夜中の弥次喜多」の映画公開も近付き、超過密スケジュールが続く中、80ページを追加するその意気込みは凄い。発売は遅れてしまうが、その分どうぞお楽しみにお待ち頂きたい。(手塚)
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ギャラリーの前で、近藤聡乃氏 |
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マンガ新人賞選考会。左から久住昌之・林静一・南伸坊の各氏 |
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しりあがり寿氏に戴いた掛軸 |
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効力大の魔除絵 |
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ゴージャスな熊手! |
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受け付嬢多数 |
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