さてさて、マガジン・ファイブさんとの合同企画、平田弘史先生の直筆色紙が当たる！御愛読感謝キャンペーンと、後藤友香氏の新刊『正義隊』発売記念キャンペーンの詳細を、一挙に書店イベントコーナーにアップしました。たまには頭突き以外の頭の使い方もしないとイカンな、と思い、正義隊につきましては、もうひとつ読者の皆様や書店員さんが参加出来るものを目下思案中でございます。
　そんで嬉しいのがね、販促ツールをお届けする度に書店員さんが笑うんですよ。平田先生の方はワタクシ、今回は東京以外の書店さんを担当させて頂き、ツールは宅配業者さんにお願いしたので、封筒を開けた時の第一声が聞けなかったのが残念だったのですが、「有難う」とか「頑張ります」とか店員さんに言われるとねぇ…う〜し、今度はどんな事をやって驚かしてやろうかぁ〜！と（←挑戦してどうすんでしょ？）。つーわけで、柔らかな頭をつくるべく、近頃ゆずぽんをたしなんでおります。（つぴこ）

〈業務連絡〉
「我も正義なり！」という意気込み溢れる店員サン、ご連絡ください。「正義隊」参加要項をＦＡＸにて御案内致します。

【平田氏と後藤氏のキャンペーンのはなし】
　ごめんなさい…ちょっと準備に手間取ってしまいました……。本日発送致しましたので、今週中には参加書店さんにツールが行き渡るとおもいます。全国一部の参加書店さんは、今週末に書店イベントコーナーに全貌をアップします。ぼちぼち店頭には赤い本と蛍光色の本が並んでるのだろうなぁ…ほんっとすみません！
　あ、『正義隊キャンペーン』の方は、参加店サマを追加募集中でございます。よろしくどうぞ〜☆
【人畜無害の行動派のはなし】
　さて、何故にヒトは切羽詰まるとやたら無駄な行動をしたくなるのだろう。
　日曜、ちょっとしたモンをお持ち帰り、自宅で作業してたのだが、夜の８時くらいに、やおら「海苔巻だ！」と思い立ち、一路スーパーへ。何を巻いてやろうか〜巻かれたいのは何奴だぁ〜、と店内を徘徊。む！好物の納豆が安い。なんと、シソもほんの少しセール価格ではないか！「巻かれるのはお前等だぁ！よぅ〜し！」と勇んで帰宅し、巻いたり茄子炒めつけたりレンコン和えたり大根煮つめたり…。また喰いきれないつーの。（つぴこ）

　21日（土）、青山・ビリケンギャラリーで始った「逆柱いみり個展・ネコカッパ市場」に行ってきました。会場にはなんと赤タイツ男に扮した逆柱いみりさんがいて、ファンの方にサインをされたりしてました。会場には10年前〜最新のイラスト、アックス44号の撮影時に使われたお面、逆柱さん手作りの人形などが展示されていて、思わず「ほう、いいなあ」とつぶやいてしまう展覧会です。逆柱さんの画風の変化なども見ることができ、しかも人形がとても魅力的。会場に福満しげゆきさんもいらっしゃいました。5日（日）まで開催中です。（し）

　　11日午後、アヤ井アキコ氏が来社。知り合いとあるプロジェクトを組んで新しい動きに出たい、との相談。夕方、しりあがり寿氏の事務所へ。延びに延びていた単行本「ジャカランダ」の詰めの打ちあわせ。遺跡を発掘していたら掘り当てた本のようなイメージにしたい、とのこと。こりゃ難しい。会社に戻って試行錯誤し、デザイナーの井上氏のところへ打ち合わせに。60頁以上の描き下ろしは20日仕上がる予定で乞ご期待！　
　12日夕方、平口広美氏が「新しい事務所見に行くよ」とのことで来社。この日偶然ひさうちみちお氏も上京されてて来社。そこにマガジンファイブの菅野邦明氏も合流し、奇しくもあの「大快楽」メンバーがそろう。懐かしさのあまりついついそのまま置き畳の座敷で話し込んでたら終電も終ってしまった時間に。朝の新幹線で京都に戻る、というひさうちさんと私と浅川クンで新宿のカラオケで電車が動くまで歌いまくる。声がガラガラで肺が破れるかと思った。今年は長井さんのお寺に行くかも、ということで京都で再会を約束してひさうちさんは東京駅へ。
　それにしてもひさうち＆平口の御両人は迫力あるっつーか、相変わらずオーラがすごい。その道を極めている人の強さがガンガン出ている。幾多の荒波は人を王道へと導くのか…。エイズやＳＭクラブの話から社会モンダイの話まで、話しだすと尽きること無し。その知識と独自の解釈はやっぱ唸るものがあるなぁ。
　15日午後、前々からの約束で、アヤ井さんとぴこりと一緒に青山の岡本太郎美術館へ。アトリエも公開されている美術館の展示に大興奮。何度行っても気分が高まる美術館だ。その足で安斎肇氏のＴシャツ展が開かれているフォレット原宿へ。こちらも来場者多し。Ｔシャツを買おうと思ったが、すでにＬサイズしか残っておらず断念。途中激しい雷雨に合い、エライ目にあったが、展示会場の窓から虹が見えた。都会で見る虹なんて珍しいと驚く。でももっと驚いたのは虹の隣にあった六本木ヒルズというやつ。あんなにデカイものとは知らなんだ。ハッキリ言ってジャマだ、あんなもの。空が狭くなるばかりだ。（手塚）

　13日、月曜日に後藤友香ちゃんが持ってきてくれた、正義隊バッジの画像処理作業をしていた。バッジのサイズに加工し終り、さてプリントしようとするとエラーが出まくる。何故…？　一方その頃、正義隊フェアの販促物などをせっせと作っていた、つぴこのMacがフリーズしまくる…。何故!?　私らに、正義の血が足りなかったのだろうか…と反省したら、バッジのプリントが出てきた。そして、つぴこのMacもどうやら回復。やはり、正義（保存ファイル）形式が間違っていたりとか正義（メモリ）不足が原因だったようだ。正義にはオソレイリマス。
　話かわりまして。今月下旬頃、根本敬氏プロデュース（協力：花子父）の山田花子どけいが、東京キララ社さんから発売されます。十三回目の命日である5月24日に発売が間に合うようにと、フル回転で制作して頂いてます。
　しかし、もう十三年ですか。妹なのに、私の方がはるかに年上になってしまった。でも永久に「姉」なんだよな。（高市）

　只今、マガジン・ファイブさんと手を取り合い、平田弘史氏の直筆色紙が当たるキャンペーンの準備を着々と進めております。対象商品は今月下旬発売の『それがし乞食にあらず』（小社刊）『駿河城御前試合［上巻］』（マガジン・ファイブ刊）、６月中旬発売予定の『駿河城御前試合［下巻］』でございます。
　そしてもういっこ。先日の高市さん日記でも触れていた、後藤友香氏の初単行本『正義隊』の発売キャンペーン準備も脈々と進めております。
　詳細は、もうちょっとしたらＨＰ内の書店イベントコーナーにアップします。おったのしみにぃ〜☆（つぴこ）

　連休初日の28日午後ぴこりと一緒に友沢ミミヨ氏のご自宅へ。最近何となくハマってるというお茶を娘のこたおちゃんと二人でたててくれた。パロル舎より近々出版予定の四コママンガ「マメおやじ」の表紙イラストが苦戦中らしく、机の上にはたくさんのラフがおいてある。そういや「いもほり」のときも「きのこ旅行」のときも、カバーイラストが仕上がるまでエライ騒ぎだったよなぁ。最後の色が決まらないとかいって夜中に色チップ持って駆けつけたこともあったっけ。
　部屋に手芸の本が置いてあったので「え？　手芸やるの？」と尋ねると、「これこれこれ、ちょっと見て〜」と隣の部屋から何やら持ってきた。それが下の写真。あみぐるみらしいんだけど、全てこの世のものとは思えないモノに仕上がっている。パリに住んでいるときに暇に任せてこたおちゃんのために作成したんだそうな。色使いも形もミミヨワールドですげーぞ。もっとたくさん作って個展を開催することをオススメした。
　２日、荒木（経惟）さんから限定版写真集「淫色」が送られてきた。モノクロ写真にすごい勢いで彩色されている衝撃的な写真集。何故か「命名」と同じような衝撃度。天才は止まることを知らず、常に突き進んでいきのだな、とシミジミ思う。
　連休後半はいつものように田舎に帰る。この時期はちょうど田植えの頃で、水田の広がる農道をチャリで走ると気持ちいい。森には野生の藤が咲き乱れ、野原には日本タンポポが満開で景色もバツグン。旬のタケノコも近所の農家からたくさん届くので、三度の飯はタケノコと山菜三昧！　三椒の天麩羅は絶品だった。
（手塚）

　1日吉祥寺・トムズボックスで始まった、たむらしげるさんの個展「モービー・ディック航海記」展へ香田さんと行ってきました。会場には新刊「モービー・ディック航海記」に使われた水彩画が展示されていて、１点、１点とても魅力的なのでじぃーっと見入ってしまいます。会場では「モービー・ディック航海記」の他に限定で出版されたフルカラーミニ絵本「AURORA」、モノクロミニ画集「カンバッジファクトリー」、ランスロットのピンバッジ、特製マッチなどの新刊、新作グッズの他、既刊の著書も並んでいて、探していた本があったのでついつい色々買ってしまいました。31日（火）まで。
　その後、同じく吉祥寺・にじ画廊で行われている企画展、「かまわぬと手ぬぐいCRAFT展」に行きました。本秀康さんや横山裕一さん他の絵柄のてぬぐいが展示されていて、これがイイ。これから夏にかけて、てぬぐいなんぞを粋に使いたいもんです。10日（火）まで。また、本秀康さん、原口健一郎さんの参加している『ロック展』も6月1日（水）までカフェ「駒沢nico」で行われていますので、駒沢公園で遊んだ後、一服しに寄ってみてはいかがでしょう？　それと京都・トランスポップギャラリーでの本秀康さんの個展「DING DONG,DING DONG」は15日（日）までです。オモシロくてグッとくる新刊『ワイルドマウンテン』2巻関連の絵などが展示されています。
　また明日3日から高円寺・StudipZoneでQBB「とうとうロボが文庫！」展が始まりますので是非どうぞ。（し）

　タコシェにおいてa.k.a石原豪人 林月光展覧会月光秘宝館が開催中。展示作品は、さぶ・JUNE・ＳＭスピリッツ・ＳＭマニア・ＳＭ秘小説・ＳＭファン・ＳＭキング・Ｓ＆Ｍスナイパー・ＳＭクラブなどに掲載された作品各種です。原画を観られてとても良かったです。肉体の描き方がなまめかしく、その質感は匂ってきそうなほどです。ぷりぷりとした筋肉の美少年たちが絡む様はとてもエロティックです。そしてありえないだろ！と笑ってしまいそうなシチュエーションもあるのですが、それがまたエロティックな夢のようで良かったりするのです。ブリーフをはいたゲイの股間を食い入るように観てしまいました。素晴らしい展覧会です。ぜひお出かけ下さい。展示してある作品は本にまとめられています。デザインも綺麗だし、お買い徳な価格です。（水村）

　4月25日、後藤友香嬢の単行本『正義隊』の表紙回りデザインが上がったので、装丁をお願いしたテリー・ジョンスン氏の事務所・フラミンゴスタジオへ。「バーン！」という擬音がついてそうなちょーカッコイイデザイン！　スタジオ内でも「何だこれは!?」と注目の的だったとか。電飾付きのドデカい看板にして、新宿駅周辺のビルに飾りたい。まぁ無理だろうが…。で、発売に併せて正義隊バッジを作るんですよ…という話をしていたら、フラミンゴスタジオのギャング・ロック氏が正義隊マークをバッジ用にデザインして下さった。そのバッジもちょーカッコイイ!!　2種類あるので一個は通常の販売用、もう一個は読者プレゼント用に。というわけで、目下つぴこが書店での正義隊応援キャンペーンを企画中。まずは国内制覇、のちに世界制覇を目論んでいるのだ我々は。ちなみに販売用のバッジは5種類作る予定。あと4個は友香嬢のデザイン。乞うご期待！
　26日、『正義隊』の本文校正で後藤友香嬢来社。200ページ以上ある青焼きを前にして、「この場で見落としたらもう直せないんですよね…」と緊張の面持ち。正座して真剣に校正に取り組む友香嬢。お疲れさまでした！
　29日、単行本の入稿が予定通り進んだので、かねてから計画していた「一人じゃ入りづらい喫茶店巡りツアー」を鳩山郁子氏と某所にて決行。まずは鳩山センセイが入りづらいという、「休日の昼下がり近所のおやじが集う喫茶店」へ。メニューにこぶ茶やソーダ水、チキンライスなんぞがある、日向臭い昔ながらの純喫茶。ユル〜い時間を満喫した後、ぶらぶらと散歩しながら次の店を物色。今度はわたしが入りづらい「おしゃれカフェ」へ。白を基調としたシンプルな内装で、静寂がただよう店内は、鳩山センセイのオフィス…？　といった感じ。最初はちょっと緊張したが、これが意外にまった〜りとくつろげた。滅多にない、オサレで優雅な気分を味わえシアワセ。しかし、家に帰れば容赦なく、現実へと引き戻されるのであった。（高市）