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編集部だより

土舘 2006年4月29日 pagetop

 最近の戦利品はテスタロッサのミニカーです。
 18日、佐藤マサ&香港フラワーズのライブ。吉祥寺スターパインズカフェへ。ライブハウスへ足を向けるのは久々でございました。先日発売のCD「C.S.W2006」で発表された新曲も含め、生演奏で佐藤さんが熱唱!ぺぺちゃんがコーラス!のあっという間の時間でした。
 27日、mama clioのライブ。下北沢アジアンバウンドブックへ。玩具の楽器まで使いこなしつつ奏でるという、かなりおもしろい演奏でした。いろいろな国の曲にのせて、バイオリンが、ギターが、赤ん坊をあやす時に登場するプピ〜と音の出るアレやら、100円ショップなんかで入手出来るような笛やら、出るわ出るわ。一人でいくつもの楽器を操るんですよ。おもしろいの何のって!ライブ終了後、帽子作家・兒玉良子さん手作りのタイカレーとインドカレーにみんな舌鼓。美味しくって「良子さん、美味いよ!」とずっと言ってましたねぇ、ワタクシ。
 昨日の夕飯、手塚さんの手作りカレー。27日の夕飯は皆もカレーだったらしく、従って本日は「2日めのカレー」。もう、具までしっかり味が染み込んでて…「手塚さん、美味いよ!」とこの日も言ってました。 と、なるとだな、そろそろベトナムカレーも食べたくなってきたので…お昼メシにいただきました☆ よい子のみんな〜、伝説のキレンジャーの中身は別の人だからねー。
 いま、今月分の東京以外の書店さん用に店頭用販促物を作っては袋詰めしております。手がなかなか追いつかなくてごめんなさい。連休中にはお店に到着するようにバシッとやります。…って言っちゃったねぇ。あ、書店さん用の一覧注文書を更新しました。御入り用の際は、ダウンロードして御利用くださいませ。
 昨日の日記で社長が申し上げましたとおり、小社の営業はカレンダー通りです。(つぴこ)


手塚 2006年4月28日 pagetop

 会社をやっているといろんな営業の電話がかかってくる。一時期モンダイにもなったノンバンクで「腎臓売って返せ、コラァ!」とかやってたとこなんて、夜11時になっても営業の電話がかかってきた。最近多いのはコピー機と電話機の営業。断っても断ってもかかってくる。電話機なんかひどいよ。「光通信に変更されてうまく作動しているかどうか調査のため、今新宿区担当のものが回っているので、本日夕方6時頃にお伺いします」な〜んてしゃあしゃあといいやがって、機械の交換をさせようとしたり…、最低だな。そういや名前も名乗らないヤツから「おたくの手形が回ってきてんだけど」なんてのもあったよ。「うちは手形なんて使ってないですけどどういうこと?」といったらガチャ切りされた。騙されたフリして「どこが裏書してるんですか?」なんて聞いとけばよかったかな。
 27日、お昼前に会社の近くに用で出向かれた近藤ようこさんが来社。お土産にいただいたクッキーが美味しい! 小鳥好きの近藤さんの掌に乗せてもらったちゅんこ、ジーッと近藤さんの方を見つめていた。鳥好きがわかるのかなぁ。高市も一緒に3人でランチ。出版界のうわさ話や近藤さんが今取り組んでいる着物の本の話をしばし。午後2時、印刷所営業の宮ちゃんが「創世記」と「オートバイ」の帯やスリップの校正を持って来社。ついこないだロト6を勧めたら、アッというまにはまってしまった宮ちゃん。目指せ3億円で奮闘中! んで「オートバイ」はオールカラーでさらにアナログとMacデータの合体という複雑な製版のため印刷に立ちあうことになった。5月1日朝8時半集合だって、うっへ〜! でも連休前でヨカッタ。
 28日午後、丸尾末広氏宅へ。原画を預かり、何件かの打ちあわせののち、香港で丸尾本の海賊版が出回っている話等々の雑談をしばし。帰り際に最近丸尾さんがおとりよせで愛飲しているという「美豊泉」という天然クロレラ温泉水を一本いただく。部屋もすっげーきれいだけど、健康管理も怠らない丸尾さんではあった。マンガ家は体が資本だもんね。
 帰る時間が近づくとちゅんこをカゴにいれる準備をするんだけど、最近、準備しだすとカゴに入るのを嫌がって隠れてしまう。呼んでも聞えないふりをしてこちらを一切見ない。でもそこは小動物、頭隠してシリ隠さずなんだから、相変わらずかわいいじゃねーか、この野郎! おっとそうだ、我が社は例年通り、GWは暦通りの営業となります。(手塚)

年賀状

リブロ池袋での中野シズカ嬢サイン会用のパネルを作製る水村工場長。零細企業の隠れた物作り風景…。

 

年賀状 予算のない我が社は、段ボールで何でも作れるようでないと営業とは言えない!
年賀状 これが丸尾さん愛飲の水。すごく体にいいらしいんだけど、貧乏性のためか、一週間ぐらい手を合わせて拝まないともったいなくて飲めない…。
年賀状 これで完璧に隠れてるつもりのちゅんこ。近づいても微動だにせず。

手塚 2006年4月26日 pagetop

 20日夕方、フランスの版元IMOHのブノアと彼女の美樹さん、それに中野シズカ嬢が来社。仏アングレームコミックフェスティバルメンバーが再会だぁ。5月20日発売予定のシズカ嬢の新刊絵本「オートバイ」もIMOHで出版が決定しているので翻訳を先に進めるため本文のプリントアウトをブノアに渡しながら打ちあわせ。
 夜、皆で近所の飲み屋「のう天気」に国際出版部の浅川クンも一緒に移動して食事。ブノアは超日本食好きで納豆も梅干しも大好物という変わった外人。焼きおにぎりの梅茶漬けに痛く感動していた。その後四谷三丁目のカラオケボックスに移動。仏語や英語の曲よりも大塚愛とかあゆの歌になるとものすごくハッスルするブノア。最後には一度も歌ったことがないという「あなたのブルース」を浅川クンと一緒に歌ったっんだけど、これが一番良かった。演歌がうまいだなんて、ホントにヘンな外人だ。
 終電を逃してしまい、方向が一緒の中野さん、浅川クンとタクシー相乗り。運ちゃんが青森出身の明るいおっちゃんで「青森にいたころ、酔っ払い運転して電信柱にぶつかったら、弁償金80万円とられちゃってね。電信柱1本80万!」なーんていうもんだから、おかしいけどちょっと怖くなったぞ。でも東京だともっと高いんだろうな。電信柱には気をつけたほうがいいかも。
 22日昼、神保町でブノアと再会。浅川クンと一緒に3人でインドカレーランチを食した後、中野書店やコミック高岡を案内。喫茶店さぼうるで一休みした後、すずらん堂の2階へ。ここでブノアはシーメールの写真集を嬉々としてゲット。「もうしーんじられな〜い!」(これ、ブノアの口癖)
 25日、中野シズカ嬢の新刊「オートバイ」の色校正が出たので、シズカ嬢3時来社。ものすげーかわいい絵本なので、見た人は絶対に欲しくなるぞ(5月27日のサイン会はイベント欄参照!)。校正が夜までかかったので、夕食は我が社で。きんぴら、鳥肉炒めのチーズ&スライスアーモンド乗せのトマト&パセリ添え、アボガドとなめ茸の冷奴、沢庵、ジャガイモとさやいんげんのみそ汁。デザートはイチゴ。鳥肉料理は大好評だった。焼き肉のタレにニンニク、醤油、かくし味で牡蛎油を少々の中に鳥肉をしばらくつけ込んでから炒め、これにとろけるチーズを乗せてチンして、最後に煎ったアーモンドスライスをパラパラとのせれば出来上がり。簡単でうまいよ。きんぴらは田舎風で炒めた後に煮込むんだよ。これは飯が進む。冷奴はアボガドを5mm大にきざんでなめ茸とあえて奴の上に乗せ、そこに麺つゆを薄めた出し汁をぶっかけるだけ、これ最高! 近所のゲロマズ定食屋よりずっとマシだわさ。 (手塚)

年賀状

カラオケでハッスルするブノアと美樹さん。中野さんにウケまくり!



手塚 2006年4月19日 pagetop

 連日打ちあわせや外出といろいろなことがありすぎて、あっという間に時間は流れてしまい、もうゴールデンウイーク手前だぞ、オイ。つーことで、久々の日記。例年のごとく満開の桜を横目でにらみながら「アックス50」を校了。5月中旬発売予定の中野シズカ嬢の絵本「オートバイ」も無事校了。さらに別口で2週間後ぐらいに入校有り。桜の時期はいつも忙しいのであった。
 知人が慶応大病院に入院したので、会社からチャリで何度かお見舞いに行ったけど、やっぱり病院って入っただけで気が滅入る。外に出て喫煙所で遅咲きの八重桜をながめながら一服。花壇に目をやれば満開のチューリップが…。そんな春爛漫の空の下で、生きる気力を失った患者さんに、婦長さんらしき人が一生懸命話しかけていた。
 15日、久々に秋山亜由子氏来社。次作についての打ちあわせ(といってもまだまだ先だけど)。あとから星園すみれ子氏も入校作業で来社されたので一緒に夕食。みんなでエロマンガ同人誌を作ってコスプレしてコミケで販売する、という途方もない計画で盛り上がる。コワイモノ無しか?
 17日、島田虎之介夫妻が打ちあわせで来社(打ちあわせ内容はまだ公開できず)。シマトラは3月末にも一度来社しスペイン国営放送の取材を受けた。シマトラが編集部でマンガを描くシーンを収録したのだけど、編集部の様子を撮影しているハズのカメラが、いつの間にかちゅんこを追っていた。ははは、どーなってんだ? 
 貧乏底なしで相変わらず自炊。今は筍が美味しい。ワカメと一緒にたいたり、粉をふってバターでソテーにしたり。空豆も美味しいね。かぶと新ジャガとベーコンと一緒にコンソメ味でたけば最高! 飲み屋で食べてマネして作ったアボガドとナメタケの冷奴も簡単で美味しい。出し汁をちょっと入れるのがコツ。料理は気分転換になるので自分的にはかなり楽しい作業。
 今週末は、フランスでお世話になった版元IMHOのブノアが来日。向こうで10日間もお世話になったので、今度はこちらが接待する番。さてどこを案内しようかなぁ。ブノアも変なヤツだから、普通のところじゃ納得してくれないので悩むぞ、こりゃ。(手塚)

年賀状

3月17日、アックスマンガ新人賞選考会にて。左から古泉智浩、南伸坊、林静一の各氏。

年賀状 お東陽先生、いきつけのゴキブリスナックでムード歌謡を熱唱。
年賀状 見上げて甘えるちゅんこ。最近「ちんこ」とか「ちんたん」とか呼ばれてる。
年賀状

慶応大病院の花壇に咲いた真っ赤なチューリップ。



土舘 2006年4月17日 pagetop

 パトラッシュ…ぼくはもうねむいんだ……読んだり見たり聴いたり語ったり、昼夜問わず金田一耕助だらけです。うはうはです。金田一といえば、現在発売中の『レコードコレクターズ』で内田忠孝氏の連載「金田一さんの音源です!」が始まりました。本秀康氏描くカワイイ金田一のイラストレイションもたまりません!これがまたすこぶるおもしろくてためになる!(頭をボリボリ掻きむしる) 連載第1回はモチロン「犬神家の一族」です。ぃよぅ〜し、ますます盛り上ってきますなぁ!
 佐藤マサ&香港フラワーズの新譜、『C.S.W 2006』(HKF-0604)も発売!もうね、またしっとりと聞かせてくれるのよ。佐藤さんの曲、やっぱ良いわー♪ 今回のCDは『Chopsticks Wizard』の収録曲を新たに録ったものと、新曲「北京原人円舞曲」「蒙古斑ベイべー」がプラスされ、しかも「桃娘」「場末哀歌」「夢路への扉」が和製ジェーン・バーキンを目指す謎のアイドル、エプロン・ぺぺちゃんのボーカルで収録!円盤、アジアンバウンドブック、タコシェ、ヨーロー堂の店頭や通信販売で購入可能。明日18日のライブ会場でも販売有りとのこと。香港フラワーズ第3回公演は、初のバンド編成によるインストアライブ(になる模様)。明日の夜は吉祥寺スターパインズカフェに集合だ!
 そして、2006年春の新作、杉山実氏の動物さんカンバッジと生き物機械キーホルダーが出来ました。グッズコーナーで御覧いただけます。私のお気に入りキャラ「やすあき」もチラッといます。カッコイイよ!(つぴこ)

新譜だっ♪ こちら、新作ホヤッホヤのCD。黒のジャケットが目印です

土舘 2006年4月7日 pagetop

 すっかり春というか、東京の桜はあらかた散っちゃってますね。今年も花見宴会はあい成りませんでしたワタクシでございますが、皆様お風邪などお召しではございませんか?花冷えの時節だからね。まあ、お気をつけて。
 そして大体、桜が「これでもか!」と言わんばかりに咲く時期には『アックス』。編集部では、3月下旬から取りかかっておりました次号『アックスvol.50』の作業がもうちょっとで終ります。「(誰がなんと言おうと)少女漫画家」星園すみれ子センセイの魅力を皆様も存分にくらうがいいと思います☆ 河井克夫さんの『クリスチーナZ』と共に今月下旬発売です!
 ところで最近よく聞いてるCDが有るのですが、ライブ行って以来ハマってる佐藤マサ&香港フラワーズと、TEAというバンドの「TEA」(menu-01)というアルバム。先月このアルバムに出会ったばかり。ひとことで言うとね、やさしい曲たちなんです。詩はわりと辛辣な部分もあるのだが、そんなことなんて、たいしたことじゃあないような気持ちになる。楽しそうなんですよ、この登場人物たちはおしなべて。ポップなリズムに合わせてバイオリンやパーカッションたちまで踊っているような、そんな曲。耳を傾けておりますと、私の頭の中ではアニメーション付きで音が流れている始末。たのしいとき、かなしいとき、いろんなときに聞いてみると、きっとそれぞれ違った広がりを持った歌に聞こえると思いますよ。オタメシアレ!(つぴこ)

tea 「TEA」のジャケット。絵は歌・ギター・ピアノ・ウクレレ御担当の植村昌之さん。ステキ!
chopsticks こちらが噂の佐藤マサ&香港フラワーズの「Chopsticks Wizard」(BRIDGE-035)


しりあがり寿掛軸
しりあがり寿氏に戴いた掛軸
魔除
効力大の魔除絵
熊手
ゴージャスな熊手!
受け付嬢
受け付嬢多数