29日は朝10時から大掃除。換気扇からブラインドまではずして男衆が外で水洗いしたり、一年間たまったホコリをガシガシと落す。我が社の大掃除はいつもながら徹底的にやるのであった。25日に倉庫の掃除を終らせておいたので、今年はちょっとラクだったかな。4時間かけてキレイにしたあとは、恒例のちらし寿司。ビールで一年の労をねぎらい乾杯をしてバクバク食べた。今年は同じく河田町ビル3階に間借りしているイプシロン出版企画の伊藤さん、デザイナーの後田さん、フリー編集者の並木さんも一緒に乾杯! 大人数での食事はやっぱり楽しいなぁ。そしてあとはひたすら年賀状書き。これで本年の業務はおしまい! 今年はホントに苦しい一年だったので、来年はいい結果を残せるように、もっと頭を使って地道にいきたいと思います。というわけで、関係者、読者の皆様、今年一年、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。で、最後に下のとんでもねー写真でバビッとアックスらしくこの一年を締めさせていただきたいと思います。ではよいお年を!(手塚)
※年明けは7日からの業務となります。
それではみなさん、オイのように良いお年を迎えて下さい、なんつってやら、へへへへ。
27日、午後郵便局へ、年賀状と2月にささやかながら行う10周年パーティ案内状の切手を買いに行き、案内状関連を作成。ホントは5周年のときに何かやれ、と周りの方々にいわれたんだけど、まったくお金がなかったので、10周年こそは、と思ってたんだけど、10月もこれまたまったくお金がなく延期。じゃ、2月は金があるのか、というえばそうじゃないんだけど、もう野となれ山となれでエイッとやってしまえ、ということで決断。夕方、高市さんと一緒に二次会の会場の下見にいって、その場で決定。新宿ロフトプラスワンの斉藤さんが見つけてくださり、仮押えしてもらってたんだけど、なかなかいい場所だった。斉藤さん、ありがとう! 夜10時に、そのプラスワンで行われているしりあがり寿さんの事務所の忘年会へ。しりあがりさんのバンド「まぼろち」と河井克夫さんがテルミンで参加している「死顔」というバンドの演奏を楽しく聴かせてもらった。でも風邪がぶりかえしてきたみたいで途中から気持ちが悪くなってしまい、一時間ほどであえなく退散。最後まで見られなくてごめんなさいでした。 28日、案内状の発送やら片づけやらでバタバタ。夕方島田虎之介さんが一升瓶を持って来社。ついでに来年から始まる新連載のラフを見ながら軽く打ちあわせ。第四作目もすごく面白いよで乞うご期待だ! 冷蔵庫に残ってるものを整理するべく焼きそばと味噌おにぎりとジャガイモのみそ汁で軽く夜食をとってから、最後のゴミ出し作業。でもって明日は10時から大掃除で今年の業務はおしまい。今年もアッというまの一年だったな。(手塚)
怒濤の11月、そして12月が過ぎようとしている。全然日記を更新してなくてかなり反省してます。すいません。イベントもものすごい勢いであったし、会社の行く末を考えていろいろと決断しなきゃいけないことも山積みだったし、体力的にも精神的にもキツかったなぁ。でもそんな中、故・渡辺和博氏の大冊(576頁!)「お父さんのネジ」が発行できたのはホントに嬉しかった。若い人の中ではイラストレーターという認識が強いかも知れないけど、れっきとしたマンガ家だった。しかも天才だった。渡辺さんを知るみんなが口を揃えておっしゃる通り、今読んでもちっとも古さを感じない。まだオタクもコンピュータ生活もひきこもりも広がる格差もなかった時代に、その鋭い観察力で未来を予測していた稀に見る才能には感服。だから帯の背のところに「超絶技感」と書いた。渡辺さんのマンガに触発されてこの世界に入ってきた人も多い。25日までリトルモアで開催されていた個展のイベントにも多くの方が来場され、みんなで渡辺さんの才能にあらためて触れ合ったし。それにしてもすごい先輩をもったもんだ。ガロの編集長で天才マンガ家だった渡辺さんの作品集、是非読んで下さい。 23日に行われたアックス若手作家陣の忘年会、熱気に溢れてた。35人ぐらい集まったんじゃないかな。幹事の田中六大さん、後藤友香さん、お疲れさまでした! みなさんのパワーで今後も是非アックスを盛り上げてくれ! 26日、事務所のある河田町ビルの忘年会、そして8時からは吾妻ひでお氏原作の映画「チョコレートデリンジャー」撮影のため、杉作J太郎監督を筆頭に出演者、スタッフ総勢20名ぐらいが来社され、編集部で夜中の1時過ぎまで撮影。そのため午後からおでんやらおにぎり(米8合分!)、やきそば、きんぴらごぼう、ふかし芋、ゆずりんごを作った。みんなバクバク食べてくれたので気持ち良かったな。撮影は快調に進んでいるようで、出来上がりが楽しみ。原作本は1月下旬、工藝舎より発売! あ、そうそう、アックス60では、作家の皆様の御協力をいただいた大プレゼント企画が! すでに応募ハガキも続々届いています。原画もあったりするので、ふるって御応募下さい。 で、さぼっていた間のイベント等の写真を貼付けます。が、うっかりカメラをわすれることも多く、ほんの一部です。そして相変わらず可愛い二代目ちゅんこの写真もサービスです。ぐふふ。(手塚)
11月9日にHBギャラリーで行われた南さんの個展。あまりの人の多さに、外に出て挨拶される南さん。
20日 吉祥寺・スターパインズカフェで行われた「ザ・漫画家バンド大戦」へ。花くまゆうさくさんのバンド・トカレフズ、三本美治さん、花くまゆうさくさんのバンド・余剰人員、河井克夫さんのバンド・アーバンギャルズ、逆柱いみりさんのバンド・漏電銀座、古泉智浩さんのバンド・フィーバーズ、そしてゲストとしてシバ(三橋乙揶)さんが出演。さらに紙芝居付き、という超豪華&斬新なライブ。会場には多くのマンガ家の方たちも集まり、超満員。以下写真でその模様をお伝えしま〜す。って、あれれバンドの写真は引きで撮っているんで、紙芝居の写真より小さいですね。御容赦ください。(し)
まず最初はトカレフズ(花くまゆうさく)。女の子2人のボーカル。花くま氏はギター。
フィーバーズ(古泉智浩)の激しく、そして本格的な演奏。古泉さんがすごい高さまでジャンプしていました。
花くまさんのアックスに対する愛情あるMCに感激しました。 このイベントを企画した三本さん、お疲れさまでした。
2日、お東陽片岡先生の忘年会。会場の阿佐ケ谷・夜の午睡へ。お東陽先生主演の映画『東陽片岡のルサンチマン』公開直前トークショー。ゲストはダーティー工藤監督、「鼻ミサイル」管理人Mr.スズキのお馴染みハードゲイ軍団。映画や風俗の今昔物語やタクシーの運ちゃん(殿方)に告られた話し、ダーティー監督の都市伝説的な話しやら。ためになる話しやらならない話しやらで、(客席含め)ものすごく濃密でした。この日は小橋の試合放映にがあったにも関わらず会場にいらしたお東陽先生ファン(大阪からも!)の皆さまには、忘れられぬ夜となったことで有りましょう。 9日、三本美治さん主催の「ザ・漫画家バンド大戦」前夜祭で、これまた夜の午睡へ。20日の本戦を目前に控え、三本さん、河井克夫さん、古泉智浩さん、花くまゆうさくさんのトーク。アーバンギャルズの秘蔵?おもしろライブ映像(しりあがりさんおもしろすぎ!)、フィーバーズのロックンロールなライブ映像、花くまさん制作(気持ちいい程の切りっぷりでたしか13分)の、トカレフズ&余剰人員の決戦前夜的映像はPVぽくて、もう既に一本の作品になってました。OP、笑いました。思わずして『透視せよ!タケオ』も観れてうれしかった。『夜のしずく』も機会があったら観たいです。プチ大喜利コーナーや余剰人員ミニライブやら、これでもか!と盛沢山なイベントでした。 テレ東で放映してた「大巨獣ガッパ」観れてよかった。最近、増村保造監督の「痴人の愛」を観た。増村作品は片手に収まるくらいしか観てないので、他のも観たいな、と密かに思った。って、書き込んでる時点で密かじゃない。(つぴこ)
ブックファースト・コミックランド梅田店さまより紳士の集い画像が! アナタとドラマティックに巡り会いたい。ムーディー勝山さんにも捧げたい
12月3日朝、勝又進さんがご逝去されました。享年63歳でした。2005年3月に悪性腫瘍が見つかり、その後療養中でした。4コマ作品で知られた勝又さんですが、短編作品群では独自の土俗的なテーマを打ち出し、また劇画の手法を意識的に押し進めて、他のどんな作家とも違う叙情性、文学性を獲得、劇画表現の深化に多大なる貢献をされました。療養中も、新作執筆のため各種の資料を読んだり、病院でのできごとを4コママンガに描いたり、常に意欲的だっただけに、今回の報はまことに残念です。謹んで哀悼の意を表します。 青林工藝舎・アックス編集部一同