2009年3月
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編集部だより

手塚 2009年3月19日 pagetop

 新宿、中野へ営業に行きました。タコシェでは早見純氏の原画展をやってるんですが、なんと!急遽サイン会をすることが決まったそうです。3月22日の15時より開催とのこと。原画の展示と販売も延長してやるそうなので、連休の最終日はぜひタコシェにいらして下さい。(水村)
タコシェ
東京都中野区中野5-52-15
中野ブロードウェイ3F
tel 03(5343)3010
営業時間 12:00〜20:00(年中無休)


手塚 2009年3月13日 pagetop

 10日夕方6時より、アックス68の特集企画で、川崎タカオさんが師匠であるスージー甘金さんにインタビュー、ということでちゅんこ部屋で。担当の染むクンが応対。刺し身盛り合わせ、焼き鳥、砂糖インゲンとジャガイモ煮、梅サラダ、ケンチン汁のにゅう麺でおもてなし。夜10時過ぎまで。
 11日夕方4時より「第11回アックスマンガ新人賞」最終選考会で、特別審査員の辰巳ヨシヒロ氏、林静一氏、南伸坊氏が来社。今年は最終候補に残った作品数も少なかったので、わりと時間はかからなかったが…。結果は「アックス68」をお楽しみに。選考会後は美味しい創作料理を出すすぐ近所の飲み屋「のう天気」へ。大先輩の昔はなしに耳を傾けたり、ハチャメチャな飲み会の話で大笑いしたりで10時半ごろまで。お疲れ様でした。
 12日午後、ハンガリー帰り(日本代表でハンガリーアニメーションのキャラクターを制作していたのだ)でつい最近二児のパパとなった杉山実氏が来社。以前、展示用にお借りしていた杉山さんの手作りロボットを返却。ついでにハンガリーでの仕事の様子をいろいろと聞く。メキシコのアーティストと一緒に、広いオフィスでキャラクター制作に専念したそうな。その数々を書き記したファイルを見せてもらったが、これが杉山ワールド全開ですごいのなんのって! 現地でも評判は上々だったらしいので、大きく評価されるといいなぁ。
 13日午後、コミティアの吉田さんがコミティアの作家さんと一緒に来社。次号アックスの企画で何度もご足労をかけてしまっている。毎度スミマセン!
 今週は他にもいろんな人が続々来社で、打ち合わせに明け暮れた一週間だった。で、15日は名古屋に行きます。ミニマガジンSCHOP主催のイベントで、古泉智浩さんとトークショーをやりますので是非お越しを! また、会場では我が社の物販もあるのですが、丸尾末広・福満しげゆき・根本敬・近藤聡乃・古泉智浩の各氏のサイン本も並びます。後藤友香氏の絵はがきもあるぞ。それぞれ数が少ないので申し訳ないのですが、お早めにお求めを!
●会場/KDハポン
名古屋市中区千代田5丁目12-7 TEL (052)251-0324
http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/
 (手塚)

 

手塚 2009年3月9日 pagetop

 9日午後2時、15日、名古屋のイベントで販売する「少女椿」のサイン本の受け取りのため丸尾末広氏宅へ。部屋におじゃましたら、大画面の液晶テレビで映画「七人の侍」を鑑賞中だった。丸尾さんの仕事部屋にはデカいテレビがおいてあって、だいたい映画が流れているのだ。ほうじ茶を飲みながら今年、来年、再来年あたりの計画を軽く決めたりした。ぐふふ。帰り、丸尾さんちの近くにある靴卸屋直売店(ものすごく安い)で靴を物色。1400円の靴を買おうとしたらサイズがなくて断念、あ〜ガックシ。
 夕方6時半、しりあがり寿氏のさるハゲ事務所へ。「報道局長・業務外日誌」のカバー及び本文イラストが仕上がったので受け取りに。業界話をしていたら、さるハゲのスタッフでもある河井克夫ちゃんが到着。「業界話ワタシも聞きたいです」と打ちあわせ部屋に。帰りしな、同スタッフのあきやまみみこ嬢も仕事部屋から挨拶に出て来てくれたのでちょっと立ち話。7時にコミックビームの岩井さんが来て食事をしに行くので一緒にどう? とお誘いを受けたけど、いただいたイラストをデザイナーの後田さんに渡さなければならないので、後ろ髪を引かれながらもおいとました。電車に乗る前に、東横のれん街で高市ぴいこと水村クンと自分の弁当を購入。私は大好きな辨松の一番安い弁当。辨松大好き!
 あ、そうだ。5月5日、ビックサイトで開催されるコミティアでの工藝舎のイベントで、しりあがり寿×島田虎之介のトークショーが決定! 時間は多分午後1時ごろ。初顔合わせなんだけど、お二人とも手塚治虫文化賞の受賞者であり、なによりシマトラがアックス新人賞で入選したときの特別審査員がしりあがりさんだったのだ。こりゃ面白くなりそう。

 久々にちゅんこの写真を貼付けます。只今発情期に突入。朝夕、チーコと激しく鳴きあったりしている。で、チーコだけど、老衰も進み、うすらぼんやり開いていた片目もすでに視力を失い、両目が見えなくなってしまった。危険なのでカゴからは出さないようにしているけど、でもとりあえず元気だ。(手塚)

東陽01 リッパに成長したちゅんこ。右上の白いモノはちゅんこの一本グソです。
東陽01

今年もいよいよやってきた発情期。朝から大威張りしたり、ヒトの袖口や襟元に盛んに忍び込もうとする。巣作りが始まった証拠。

東陽01 本棚の上にあるお気に入りの段ボール箱の中。寒いのでちょっとふくら雀になってマス。

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                  <td width= 2009年3月7日 pagetop

 3日。阿佐ケ谷「アート・アニメーションのちいさな学校」で鈴木翁二さんのライブと8ミリの上映会。この日はアニメ学校の生徒へ向けた講義とライブの合体で、上映した2本の8ミリは、翁二さんが住む北海道浦河町の図書館に保存されている、町の昔の写真と60〜70年代頃のお祭りのパレードの映像記録にそれぞれ、町の写真には鈴木常吉さん、パレードの映像にはアフリカ、ペルー、ギリシャの民族音楽を合わせたものだった。どちらも既にある素材を組み合わせただけなのに、不思議とそこに物語が滲んでいるように感じた。町の写真の方は、鈴木常吉さんの詩、メロディー、声と楽器によって物語が立ち上るのは当然といえるのだけど、パレードの映像がスズキオージの世界と違和感なく溶け合っていたのは何故だろう? 最初と最後に挿入されている花火大会の映像とパレードのハレな感じが刹那的で切ないからか? それとも古いフィルムに付いた染みや褪せた色彩が、遠い記憶を思い出させるからなのか? アッタマ悪いのでうまく説明できないけど、翁二マジックともいえる表現の幅の広さに感心しきり。
 そしてライブと8ミリ上映会終了後、会場の近所にある学校の事務所で砂糖、醤油、酒をドバッと豪快にぶっかけたスキヤキを囲んで打ち上げ。スタッフや関係者でワイワイと飲んで食う。12時前にお開きとなり、外へ出ると雪がみぞれに変わっていて、翁二さんたちと喋りながら歩いていたら、駅と逆方向へ向かっている事に途中で気付き、慌てて引き返した。阿佐ケ谷の路地は迷路のようです。(高市)
※「アート・アニメーションのちいさな学校」では4月入学の新入生(全日制・三年制)の追加募集をおこなっているそうです。アニメーションの制作に興味をお持ちの方は下記のサイトをご覧下さい。
http://www.laputa-jp.com/school/

翁二
写真提供
アート・アニメーションの小さな学校

時間が押していた為、用意してた曲を歌いきれなかったそうだが、全部歌ったら終電なくなっちゃうので…。

ハム〜01

超可愛いハム写真が撮れました!
餅の様に日に日に膨らむうんこためぞう。本当にジャンガリアンか?と疑惑の声もチラホラ。

ハム〜02 ちょこんと乗せた手が可愛いでゲス!

手塚 2009年3月6日 pagetop

 ああーっ、という間に3月に入ってしまった。このところ文字本の編集が続き(現在金平茂紀氏の「報道局長・業務外日誌」という本を編集中)、いうことをきいてくれない脳味噌がぐわんぐわんと揺れまくって焦点さえも定まらぬ毎日。しかし、川上未映子さんから素晴らしい帯文をいただき、末井昭さんから解説文もいただき、対談にはシカラムジータの大熊ワタルさん、そしてしりあがり寿さんにも参加いただき、遅れ遅れになりながらも、何やら素晴らしい本にしあがりつつある今日この頃、雨が続いて腰痛が出て来た。
 3日午前、オカダシゲヒロ氏、新作をもって来社。なかなか良い出来! 夜、池袋の天狗で、某版元社長&部長と打ちあわせ。お二人ともこの業界は長いので、知らない話をたくさん聞くことが出来てすごく勉強になったし楽ししで、久し振りにお酒を飲んだ。帰るころには雪は雨に変わっていた。
 5日、夕方4時より、山川直人さん、こうの史代さん、コミティの中村さん&吉田さん来社。ちゅんこ部屋でアックス68のコミティア&アックスコラボ企画の座談会。「こっこさん」「ぴっぴら帳」に描かれている通り、鶏やセキセイインコを飼った経験をお持ちの鳥好きのこうのさんといきなり小鳥談義、ぐふふ。
 座談会は約3時間。コミティア創設メンバーの山川さん、そして、プロデビューしてから参加して、いきなりアンケートで人気NO1に輝いたこうのさんと中村さんのお話はつきない。この様子は次号アックス掲載なので、お楽しみに。
 途中、超美人の新人作家・福沢美菜子嬢、原稿直しでホワイトとペンを持参で来社。高市ぴいこが対応。カステラのラスク、という珍しいお菓子をいただいた。ありがとう!
 座談会終了後、工藝舎スタッフと一緒にスキヤキパーティ。7時過ぎにぶらりと来社されたお東陽片岡先生も加わり、みんなでパクパクバクバク! 雑談で、お東陽先生の幻の自費出版本「おゆき」を、その昔、カジノフォーリーの竹本さんと一緒に同人誌即売会に出して販売した話になり「時期は? 場所は?」と突っ込んでみたら、これがナント、コミティアに参加していたかもしれないという疑惑が発覚。「あえっ? じゃ、もしかしたらオレもコミティア出身かもしれませんね、ヘヘっ」と爆弾発言も飛び出した。この日はスキヤキの他に、大根と椎茸と鳥手羽と厚揚げの土鍋煮、ナスの田舎煮、ジャガイモの甘みそ炒め、キュウリとチーズとちくわの梅マヨネーズサラダ、デザートはリンゴのコーヒー煮(アイスクリーム&スライスアーモンド添え)そして味噌おにぎり。宴会は10時過ぎにお開き。
 6日午後2時、雨の中、シマトラと福音館の岡田氏来社。福音館より発売になったシリーズ〈ボクラノエスエフ〉フレデリックコレクション「闘技場」はカバー及び本文イラストをシマトラが手がけており、お礼かたがた、とわざわざ献本しに来て下さったのだった。マンガの大ファンで読書量もハンパじゃない岡田氏は、ちゅんこ部屋に保管してある数々の資料本に「ウワッ」と感嘆の声。また、初対面のちゅんことチーコを写メでパチパチ&「かわいい〜」の連発、ぐふふ。その後、本談義であっという間に楽しい時間が過ぎてしまった。美味しい豆大福をいただく。
 編集部屋に戻ると、元ダンボにいらした田端さんが来社されていた。某美術雑誌の編集をされており、我が社に資料を取りに来られたのであった。ものすごく久し振りにお会いした。こうして引き続き仕事でお会いできるのはすごく嬉しい。でもってこれまた美味しいチョコレートをいただく。(手塚)

東陽01 お東陽先生を真ん中に記念写真。向かって右側が山川さんとこうのさん。左が中村さんと吉田さん。
東陽01

超カッケーカバーイラストは我等がシマトラ! 本文イラストも沢山描いてます。カバーデザインは祖父江慎氏。


2009年3月3日 pagetop

1日 下北沢で行われた「紙-1フェスタ'09」へ。今回は勝敗なしのお祭りということで、「紙-1グランプリ」お馴染みのメンバーはもちろん、紙芝居初参加の川崎タカオ氏や羽生生純氏、落語家の川柳つくし氏たちが出演するという超豪華なイベント。トップバッターのプレッシャーを感じながらの大橋裕之氏の紙芝居から始まり、羽生生純、古泉智浩、田中六大、河井克夫、川崎タカオの各氏の紙芝居、休憩をはさんで花くまゆうさく、堀道広、キクチヒロノリ、田中ようた、松倉如子の各氏の紙芝居、そしてトリは川柳つくし氏。語り方もそれぞれ違って工夫されていて、音楽を使った紙芝居や、影の出演者がいたりと3時間あまりがあっという間に楽しく過ぎて行きました。主催の三本美治さんおつかれさまでした。
 ところで先週はアカデミー賞が話題になりましたね。「つみきのいえ」にて見事アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞された加藤久仁生監督、おめでとうございます。加藤監督には「アックスVol.38」のクリハラタカシさんの特集でコメントをいただいたのですが、クリハラさんとは同じ大学で、合作でアニメーション作品「ROBOTTING」などを作られたりしていたのです。「ROBOTTING」は後にクリハラさんがマンガ化していますので(「ツノ病」〈クリハラタカシ著〉収録)、よろしかったら「つみきのいえ」といっしょに是非こちらもご覧ください。(し)

古泉

自主映画を撮る勘違い男の話を紙芝居にした古泉智浩氏

田中

サンプラーを使い、一見童話のような紙芝居かと思わせておいて、ブラックな展開もする田中六大氏の紙芝居

河井

かわいいタッチでうさぎバンド物語を紙芝居にした河井克夫氏

川崎

蝶ネクタイ姿で、男の胸の内を語るしゃべりとダジャレで観客を惹きつける川崎タカオ氏

花くま

中学生魂を持つ中年男の恋のお話を紙芝居化した花くまゆうさく氏。グッときます。

堀

堀道広氏の派遣社員問題を鋭くえぐった(?)紙芝居。当日朝10時に完成したとは思えない完成度。

堀

今、問題になっているレーシック手術の被害を受け、テレビニュースにも出演した自身の写真も紙芝居に

キクチ

40枚近い完成度がメチャクチャ高い絵を描いてきたキクチヒロノリ氏

二人

司会のバサラブックス福井氏と三本美治氏










しりあがり寿掛軸
しりあがり寿氏に戴いた掛軸
魔除
効力大の魔除絵
熊手
ゴージャスな熊手!
受け付嬢
受け付嬢多数